ソウル3泊4日モデルコース|近郊日帰りも入れた時間割プラン

現地目線で組んだ、ゆとりの3泊4日。宮殿と韓屋、明洞と南山、江南とトレンドの街ソンス、そして4日目は近郊の日帰りへ。街を何度も横断しない時間割で、詰め込まずに味わい尽くします。

最終更新: 2026年7月
まず結論

3泊4日が最適3日間のコアをゆっくり回り、4日目に近郊の日帰りを1本足す形。詰め込みすぎず、街を味わえるちょうどよい長さです。
1〜3日目Day1 宮殿と韓屋(鍾路)、Day2 明洞・南山・弘大、Day3 江南・ソンス(聖水)・漢江。エリアごとにまとめて移動を最小化します。
Day4 日帰りDMZ / 南怡島+加平 / 水原華城 / エバーランドから1つ。目的で選べます(第9章に比較表と各詳細)。
交通と足4日ならソウル観光専用の気候同行カードは5日券₩15,000が割安。経路検索はネイバー地図かカカオマップで(Googleマップは不可)。
2026の要点宮殿の統合観覧券は₩6,000(6か月有効)。北村は観光10:00〜17:00・日曜休み・違反は過料₩100,000。守門将交代式は景福宮10:00/14:00。

ソウルは3日でも要点は押さえられますが、4日あれば宮殿をもう一つ、カフェをもう一杯、日帰りをもう一本と、旅にゆとりが生まれます。この記事は現地目線で組んだソウル3泊4日のモデルコースです。1〜3日目は市内のコアをゆっくり回り、4日目は好みで選ぶ近郊の日帰り。料金(ウォン)・営業と休館・最寄り駅と路線・時間帯のコツまで具体的に書き、無駄な横断をしない動線にしました。急ぎ足で3日にまとめたい方は姉妹記事のソウル2泊3日モデルコースへ。ソウル全体の歩き方はソウル旅行ガイド、韓国全体の旅計画は韓国旅行ガイドもどうぞ。

韓服を着た人々と景福宮の守門将交代式(ソウル)
韓服なら景福宮は無料。守門将交代式は10:00と14:00にDay1の見どころです。 (Photo: Basile Morin, CC BY-SA 4.0)

1. ソウル3泊4日を一目で(4日間の全体像)

まず全体の骨格から。各日を一つのエリアに寄せて、移動より観光に時間を使う組み方です。市内のコアは1〜3日目で完結し、4日目は「もう一つ足す」贅沢な1日にあてます。

日程エリアハイライト主な路線・最寄り
Day 1鍾路(旧ソウル)景福宮+昌徳宮(後苑)、北村韓屋、仁寺洞・益善洞、広蔵市場3号線 景福宮/安国広蔵市場+清渓川
Day 2明洞・南山・弘大明洞のK-ビューティー、Nソウルタワー、南山、若者の街4号線 明洞/2号線 弘大入口弘大(または梨泰院)
Day 3江南・聖水・漢江ソウルスカイ、COEX、聖水のカフェ巡り、汝矣島の遊覧船2号線 蚕室/聖水/三成漢江の遊覧船+盤浦の噴水
Day 4近郊の日帰り(1つ選ぶ)DMZ / 南怡島+加平 / 水原華城 / エバーランド列車・バス・ツアーソウルへ戻って締めのグルメ
この4日コースの核心: 1日に詰め込まないこと。各日を一つの街に寄せれば、地下鉄で何度も市内を横断せずに済みます。4日目の日帰りは往復移動があるので、朝は早めに出発するのが正解です。まずは「なぜ4日か」から見ていきましょう。

2. なぜ4日なのか(3日との違い・日数の目安)

ソウルは3日でも要点は押さえられます。では4日目で何が変わるのか。ひと言でいうと「余白」です。宮殿をもう一つ、トレンドの街をもう一つ、そして近郊への日帰りを1本、無理なく加えられます。

日数向いている人できること
1〜2日週末・乗り継ぎ宮殿と明洞・南山の要点だけ。駆け足になりがちです。
3日初めての王道宮殿・韓屋、明洞・南山、江南・漢江の三本柱を無理なく。
4日(この記事)ゆっくり派・二度目3日のコアをゆったり+宮殿をもう一つ+トレンドの街ソンス+近郊の日帰り1本
5〜7日のんびり・再訪日帰りを2本にしたり、好きな街に丸1日。買い物やスパ、地方への足も。
おすすめは4日: 宮殿を一つ増やし、聖水のカフェで一息つき、4日目にDMZや南怡島まで足を伸ばせます。急ぎ足の3日で組みたいなら、王道をまとめたソウル2泊3日モデルコースが便利です。この記事はそこと重ならないよう、4日ならではの余白と近郊の日帰り、トレンドの街の掘り下げに力を入れています。市内3日分の細かい見どころはソウル2泊3日モデルコースも併読すると完璧です。
4日なら交通カードは5日券: ソウル観光専用の気候同行カードは1日₩5,000・2日₩8,000・3日₩10,000・5日₩15,000。4日旅行では3日券₩10,000を2枚買うより、5日券1枚(1日あたり₩3,000)のほうが割安で、地下鉄と市内バスが乗り放題になります。詳しい対象・注意は第4章で。

3. 到着・空港から市内へ(出発前の準備)

5分の準備で旅全体がスムーズになります。到着から足回りまで、最初に整えておくことをまとめます。空港の乗り物選びの詳細は仁川空港からソウルへへ。

仁川空港から市内へ

手段所要(ソウル駅まで)料金ひとこと
AREX 直通約43分₩13,000(オンライン約₩11,500)全席指定・速い・乗り換えなし
AREX 一般列車約59分約₩4,150(交通カード)弘大入口・孔徳などに停車。時間差は約15分だけで割安
空港リムジンバス60〜80分約₩17,000前後主要ホテル前まで。荷物が多い日に
タクシー60〜80分約₩70,000〜100,000深夜・大人数向け

急がなければAREX一般列車が最もコスパ良好です。直通との差は約15分だけで、交通カードでそのまま乗れます。弘大や空港鉄道沿線に泊まると、到着も出発も楽になります。

交通カード

4日間の観光なら、ソウル観光専用の気候同行カードが有力。5日券₩15,000で地下鉄と市内バスが乗り放題です。外国人は実物カードのみ(モバイル版は韓国の登録番号+国内カードが必要)で、ソウル観光プラザ・明洞の観光案内センター・1〜8号線のカスタマーセンター・駅近くのコンビニ(CU・GS25・7-11・イマート24)で買えます。チャージは地下鉄駅のキオスクのみなので注意。乗り放題を使わない日が多いなら、コンビニや駅で買えるT-money(交通カード)が標準です(カード代₩2,500〜4,000、地下鉄・バス・タクシー・コンビニに使えます)。

アプリと地図

韓国ではGoogleマップの経路検索がほぼ使えません。ネイバー地図かカカオマップ(乗り換え・道案内)、翻訳のパパゴ、タクシーのカカオTを入れておきましょう。地下鉄は路線番号制で、案内も番号中心です。漢江のチキンデリバリーを使うなら、英語UIのクーパンイーツが外国人には便利です。

泊まる場所と時期

地下鉄駅の近くに泊まるだけで移動が何時間も変わります。エリア選びは第8章とソウルの宿エリアへ。時期は春(4〜6月、桜・快適)と秋(9〜11月、紅葉は紅葉スポット)がベスト。夏(6月末〜8月)は暑く梅雨、冬は寒いぶん空いていて年末の雰囲気が楽しめます。

1枚で完結: 4日ならまず気候同行カードの5日券を検討。乗り放題が合わなければT-money 1枚でバス・地下鉄・コンビニまでタッチ決済でOKです。1日に有料の観光施設を2〜3か所見る日が続くなら、ディスカバーソウルパス(24時間₩50,000)が得になることも(第4章の比較表参照)。
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北村韓屋村の路地と瓦屋根の街並み(ソウル)
北村は無料で歩ける韓屋の街。名所の路地は10:00〜17:00・日曜休みに注意。 (Photo: Basile Morin, CC BY-SA 4.0)

4. ソウルの交通完全ガイド(パス比較・4日の使い方)

ソウルは公共交通が非常に発達していて、車は不要です。4日間の観光でどのカードを選ぶか、まず比較表で見てから、それぞれの使いどころを説明します。

選択肢料金カバーこんな人に
気候同行カード(観光権)5日₩15,000(1日₩5,000/3日₩10,000)ソウル市内の地下鉄+市内バス乗り放題4日間よく乗る人。実物カードのみ
T-moneyカード代₩2,500〜+実費(地下鉄初乗り₩1,550)地下鉄・バス・タクシー・コンビニあまり乗らない日・気軽さ重視
ディスカバーソウルパス24h₩50,000/48h₩70,000/72h₩90,00070以上の名所無料+AREX1回+公共自転車+空港バス1回1日に有料名所を2〜3か所見る人
シティツアーバスタイガー(都心・宮殿・南山)₩24,000など主要スポットを循環(約40分間隔)歩きを減らして要点を回りたい人

気候同行カード(観光権)を深掘り

ソウル市内の地下鉄と市内バスが乗り放題になる観光客向けカードです。4日間で1日に3回以上乗るなら、実費より割安になりやすいのが魅力。科学館・大公園が50%などの文化特典もあります。ただし注意点も多いので、下の警告ボックスを必ず確認してください。

ディスカバーソウルパスが得になる日

2026年に値上げされ、24時間で₩50,000。景福宮・徳寿宮・Nソウルタワー(約₩18,100)・ロッテワールド+水族館(約₩48,000)・南怡島(約₩13,000)などが対象で、1日で有料名所を2〜3か所回るなら元が取れます。T-money機能も兼ねます。逆に無料スポット中心の日には向きません。

そのほかの足

地下鉄はこのコースのほぼ全てをカバーし、案内も番号中心で分かりやすいです。地下鉄が届かない所はバスで補完し、タクシーはカカオTで呼べます。深夜に出歩くなら終電時刻の確認を。詳しい料金や使い方は気候同行カードへ。

気候同行カードの対象外に注意: 新盆唐線・広域バス・市外バス・空港バス・KTX/ITXは対象外です。空港鉄道AREXは仁川空港からの「乗車」に使えません(降車のみ)。公共自転車ソウル自転車(タルンイ)も短期券には含まれません。降車時のタグも必須(2回未タグで24時間停止)。近郊へ出る4日目は別途運賃を見込んでおきましょう。

5. Day 1:宮殿と韓屋(鍾路の1日)

初日はソウルの原点、鍾路へ。宮殿と韓屋の街並みを、3日コースより宮殿を一つ多く、ゆっくり歩きます。移動はおもに3号線で、ほとんど徒歩でつながります。

09:00
景福宮(キョンボックン) 朝いちで景福宮へ。開門直後は人が少なく、光もきれいです。大人₩3,000ですが、韓服(ハンボク)を着ていれば無料。守門将交代式は10:00と14:00(各約20分)、光化門の把守儀式は11:00・13:00。火曜休館、最寄りは景福宮駅(3号線)5番出口。夏(6〜8月)は09:00〜18:30、春秋は〜18:00。園内の国立民俗博物館・国立古宮博物館はどちらも無料です。
10:30
韓服レンタル 景福宮・北村一帯にレンタル店が多く、4時間で₩15,000〜25,000、1日で₩25,000〜32,000ほど。ヘアセットや荷物預かり込みの店が多く、着たまま5大宮殿と宗廟に無料で入れて写真も残せる一石二鳥です(昌徳宮の後苑は別途有料予約)。
11:30
昌徳宮(チャンドックン)と後苑 4日あるなら宮殿をもう一つ。昌徳宮(₩3,000)はユネスコ世界遺産(1997年登録)。庭園の後苑(秘苑)は別途₩5,000で時間指定のガイド付き予約制(約70〜90分)。英語ツアーはおよそ10:30・11:30・14:30・15:30。緑に包まれた庭は必見で、秋の紅葉が特に見事です。安国駅(3号線)3番出口。月曜休館。宮巡り好きなら4宮+宗廟の統合観覧券₩6,000(6か月有効・後苑は対象外)が便利です。
13:30
昼食と仁寺洞・益善洞 仁寺洞(インサドン)で伝統工芸やギャラリー、茶屋を散策。複合施設サムジキル(쌈지길、約10:30〜20:30)も楽しいエリアです。すぐ近くの益善洞(イクソンドン)は1920年代の韓屋を改装した路地カフェの迷宮で、写真映え抜群。安国駅・鍾路3街駅から歩けます。
15:30
北村韓屋村(プクチョン) 北村韓屋村は入場無料の韓屋の街並み。坂の路地から瓦屋根越しに南山とNソウルタワーを望む北村路11キルが名所です。安国駅(3号線)2番出口から約5分。
18:30
広蔵市場(クァンジャン) 夜はソウル屈指の食べ歩き市場へ。ピンデトク(緑豆チヂミ、約₩6,000〜8,000)、マヤク(麻薬)キンパ、ユッケ(生牛肉)が名物で、Netflixでも話題になりました。全体は〜18:00ですが、食べ歩き通りは夜まで賑わいます。現金を用意し、注文前に値段の確認を。鍾路5街駅(1号線)8番出口。締めは清渓川沿いの夜景散歩です。
順番のコツ: 韓服は朝のうちに着て、無料入場の景福宮→守門将交代(10:00)→昌徳宮・後苑→北村と一気に回すのが効率的。宮殿を二つにしても、鍾路の中で完結するので歩きで足ります。後苑ツアーは人気枠が数分で埋まるので、royal.khs.go.krで6日前の予約開始と同時に押さえるのが安心です。
北村はマナー最優先(過料あり): 北村は実際に住民が暮らす生活の場です。名所の北村路11キルなど「レッドゾーン」は観光客の立ち入りが10:00〜17:00に限定され、日曜は休み、違反は過料₩100,000(2025年3月から施行)。路地では声を落とし、私有地や玄関には立ち入らず、公道だけを歩きましょう。だからこそ午前中の訪問がおすすめです。
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6. ソウル5大宮殿 完全比較(統合券・夜間開場)

初日で宮殿を二つ回ったら、残りも押さえておきたいところ。5大宮殿と宗廟を料金・休館・見どころ・最寄りで一覧にしました。時間があれば徳寿宮や昌慶宮を足すのもおすすめです。

宮殿・史跡大人休館見どころ最寄り
景福宮₩3,000火曜最大の正宮、守門将交代(10:00/14:00)、慶会楼景福宮(3号線)
昌徳宮+後苑₩3,000(+後苑₩5,000)月曜世界遺産、後苑は予約ガイド制、紅葉の名所安国(3号線)
徳寿宮₩1,000月曜21時まで開場、守門将交代11:00/14:00、石垣の道市庁(1・2号線)
昌慶宮₩1,000月曜大温室(1909年の西洋式温室)、春塘池、夜間開場恵化(4号線)
宗廟₩1,000火曜世界遺産、平日は時間指定ガイド制(土日は自由観覧)鍾路3街(1・3・5号線)
統合観覧券₩6,000(6か月)4宮+宗廟(後苑・徳寿宮美術館は除外)各宮の窓口

統合観覧券は買うべき?

4宮+宗廟を各1回ずつ回れて₩6,000(6か月有効)。個別購入だと合計₩15,000相当なので、3か所以上行くなら明確に得です。ただし昌徳宮の後苑と徳寿宮の美術館は対象外。韓服を着るなら宮殿は全て無料なので、統合券と韓服のどちらが得かは巡る数と好みで選びましょう。

夜間開場と韓服のコツ

景福宮の夜間開場は2026年上半期は5月13日〜6月14日(19:00〜21:30、月・火休、₩3,000、韓服無料)を予定。人気で、予約はインターパークのみ・当日券なしなので早めに(この日程はインターパーク掲載と韓国メディア基準、直前に公式で再確認を)。昼の徳寿宮は21時まで開いている唯一の宮殿で、石垣の道(トルダムキル)の紅葉散歩が名物。宮殿めぐりは春(4〜5月)と秋(10月)が最も美しい季節です。

宗廟の回り方: 平日は英語ガイド(10:00・12:00・14:00・16:00)付きの時間指定制ですが、土日・祝は自由観覧で無料です。外国語ガイドで見たいなら平日、気ままに歩きたいなら週末、と使い分けましょう。
Nソウルタワーと南山から望むソウルの夜景
Nソウルタワーの夜景はDay2のクライマックス。日没前に上がるのがおすすめです。 (Photo: Matt Kieffer, CC BY-SA 2.0)

7. Day 2:明洞・南山・弘大(買い物と夜景)

2日目は都心と夜景。買い物、絶景、そして若者の街へと一日で気分が移ります。移動は4号線と2号線が中心です。

10:00
明洞(ミョンドン) K-ビューティーと屋台グルメの街。オリーブヤング(H&Bチェーン)の明洞タウン店は2026年3月開業の韓国最大級で、1,000以上のブランド、免税カウンター、多言語スタッフ、荷物預かりまで揃います。屋台はトルネードポテト(約₩4,000)、タマゴパン、タンフル、韓国ホットドッグなどが定番。屋台は夕方から本番なので、昼は買い物とカフェ中心に。明洞聖堂(1898年完成の赤レンガ教会)にも立ち寄りを。明洞駅(4号線)5〜8番出口。ここは気候同行カードの実物カードを買える観光案内センターもあります。
13:00
昼食後、南山へ 南山ケーブルカー(往復₩15,000/片道₩12,000、約3分)または明洞駅4番出口から徒歩約10分の南山オルミ(無料の斜行エレベーター、9:00〜23:00)で山上へ。
14:00
Nソウルタワー(南山) 展望台は大人約₩29,000(提携サイトの事前購入で約₩18,400)、10:00〜23:00。ソウルを360度見渡せ、恋人たちの南京錠も名物。夜景を狙うなら日没の少し前に上がって、明るい景色から暗転までを楽しむのがおすすめです。近くの南山コル韓屋村も無料で立ち寄れます。
18:30
弘大(ホンデ) 夜は若者の街へ。路上ライブ(バスキング)は歩きたい通り(オウルマダン路)で金〜日の19:00〜23:00頃が最盛。連南洞の「ヨントラルパーク」(京義線森キル)はトレンドのカフェ・バーが密集します。弘大入口駅(2号線・AREX・京義中央線)8・9番出口。
オプション: 落ち着いた夜が好みなら弘大の代わりに梨泰院・経理団キル・解放村へ。多国籍グルメとバー、クラフトビールが並びます(梨泰院駅6号線)。近くの漢南洞には現代美術のリウム美術館、龍山には国立中央博物館(国立中央博物館、入場無料)もあり、雨の日の避難先にも。
チケットは事前に: Nソウルタワーは当日窓口より事前購入のほうが安く、行列も避けられます。ケーブルカーは夜になると混むので、上りは明るいうち、下りは夜景を見てからが快適。無料の南山オルミを使えばさらに節約できます。
梨泰院を歩く方へ: 2022年10月のハロウィン雑踏事故の追悼の地です。街は完全に営業を再開していますが、ハロウィン時期(10月下旬)は特に混雑対策が敷かれます。狭い坂道の路地では譲り合い、追悼の場として敬意を持って歩きましょう。

8. Day 3:江南・聖水・漢江(展望とトレンド)

3日目は現代のソウル。超高層の展望、いま話題のトレンドタウン聖水(ソンス)、そして夜は漢江へ。この日は聖水を主役に据えるのが、4日コースならではのポイントです。移動はほぼ2号線。

10:00
ロッテワールドタワー ソウルスカイ 大人₩31,000(子ども₩27,000)、蚕室(チャムシル)駅(2・8号線)直結。118〜123階の展望台からソウルを一望できます。朝いちは光がやわらかく、人も少なめです。
12:00
ロッテワールド/石村湖 テーマパーク派はロッテワールド(アドベンチャー、1日券は変動で約₩62,000)へ。屋内外があり雨でも遊べます。春は石村湖の桜が見事で、湖畔の散歩だけでも気持ちいいエリアです。時間で調整を。
13:30
三成・COEX(選択) 三成駅(2号線)のCOEXへ。星空図書館(ピョルマダン図書館)は無料で、高さ約13mの本棚が並ぶ写真映えスポット(10:30〜22:00)。COEX水族館(大人約₩33,000、10:00〜20:00)や、裏手の奉恩寺(無料、794年創建)も。
15:00
聖水(ソンス)でカフェ巡り 赤レンガの旧工場地帯をリノベした、いまソウルで最もトレンディな街。大林倉庫(テリムチャンゴ)の巨大なカフェギャラリー、コンセプトストアのLCDC Seoul、ディオール聖水、期間限定ポップアップが密集します。カフェオニオン聖水や自然島の塩パンも人気。SM所属アーティストの公式ショップKWANGYA@SEOUL(10:30〜20:00)もここです。聖水駅(2号線)3番出口。写真映えする空間が多く、ゆっくり歩きたいエリアです。
19:00
汝矣島(ヨイド)の漢江 夜は漢江へ。汝矣島漢江公園からの遊覧船(イーランド、昼の漢江ツアー約₩19,900、夜のムーンライトディナークルーズは₩129,000〜)、デリバリーのチメク(チキン+ビール)、盤浦大橋の月光レインボー噴水(無料、シーズン3/16〜10/31、夜19:30・20:00・20:30・21:00頃に各15〜20分)など、ソウルの夜の定番が揃います。
聖水を活かす: 聖水は「見る」より「過ごす」街。展望とテーマパークで午前を使い切らず、午後は聖水にたっぷり時間を残すと、4日コースらしいゆとりが出ます。ポップアップは常に入れ替わるので、計画しすぎず歩いて発見するのが本来の楽しみ方。人気カフェは待つので平日か早めの時間が狙い目です。

閉業した施設に注意: かつての「SMTOWN COEXアティウム」は閉業しています。K-POPグッズは聖水のKWANGYA@SEOULへ。無料で楽しむなら鍾閣近くのHiKRグラウンド(KTO運営、屋内・無料、火〜日)も好バランスです。汝矣島の旧アクアプラネット63も2024年に閉館しました。
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9. Day 4:ソウル最高の日帰り(4案の比較と詳細)

4日目はソウルを離れて近郊の日帰りへ。定番は4つ、性格がまるで違います。まず一覧で全体像を見て、それぞれの詳細を下で説明します。どれか一つを推すのではなく、目的で公平に選べるのがこの1日の醍醐味です。往復の移動があるので、朝は早めに出発しましょう。

行き先テーマこんな人に行き方(片道目安)費用の目安
DMZ分断・歴史・安保近現代史に関心ツアー必須(個人接近は制限)半日₩50,000〜80,000/1日₩110,000〜160,000
南怡島+加平自然・感傷・ドラマカップル・家族・写真約1〜1.5時間(ITX/地下鉄)南怡島入場₩19,000+交通
水原華城世界遺産・城歩き歴史・建築・節約約1時間(1号線・バス)城壁は無料+行宮₩2,000+御車₩6,000
エバーランドテーマパーク・パンダ家族・絶叫好き約1〜1.5時間(龍仁)入場 ゲート₩59,000(オンライン約₩39,000)

DMZ(非武装地帯)

南北の境界に触れる歴史の日帰り。第3トンネル(北が掘った南侵トンネル、地下を徒歩、内部撮影禁止)、都羅(トラ)展望台(開城・機井洞の村を望む)、臨津閣(イムジンガク)平和ヌリ公園(無料、自由の橋・平和の鐘)などが見どころ。個人での接近は軍の統制で制限されツアー参加が必須、パスポート原本が要ります。半日(第3トンネル+都羅展望台+臨津閣)〜1日で組め、明洞・弘大・東大門でピックアップされます。⚠️JSA(共同警備区域・板門店)の民間ツアーは近年ほぼ中断しており、2026年も常時運行ではありません。予約時に運営会社へ必ず確認を。詳しくはDMZへ。

南怡島(ナミソム)+加平(カピョン)

ソウルから約1〜1.5時間。南怡島はメタセコイア並木で知られる川中の島で、入場は₩19,000(割引₩16,000、往復の渡し船込み)。ドラマ「冬のソナタ」の舞台としても有名です。行き方はITX-青春(龍山/清凉里→加平 約45〜60分)か京春線の地下鉄。加平駅から加平シティツアーバス(₩8,000)で、プチフランス(₩16,000)、江村レールパークのレールバイク、朝の静かなアチムゴヨ樹木園(₩11,000、冬は五色星光庭園のイルミ)へ周遊できます。自然と感傷的な風景が好きな人に。詳しくは南怡島へ。

水原華城(スウォンファソン)

ソウルから約1時間(1号線 ソウル駅→水原駅 約60〜70分、KTXなら約30分)。ユネスコ世界遺産(1997年)の城郭で、全長約5.7km。城壁の観覧は無料(有料化は廃止済み。一部の古い情報の₩1,000は誤り)。華城行宮のみ₩2,000、華城御車(観光トロリー)は₩6,000(旧₩4,000から値上げ、多言語オーディオガイド付き、月休)。連武台での国弓体験(₩3,000/10射)も。城壁を一周する散歩や御車での周遊が楽しめ、人が少なく節約向き。世界遺産をじっくり歩きたい人向けです。

エバーランド(龍仁)

韓国最大級のテーマパーク。入場はゲート大人₩59,000ですが、オンライン/Klookで約₩39,000とかなり安くなります(季節変動あり、公式アプリで確認を)。名物の木製コースターは「モニモ・ラッシュ」(2026年4月にTエクスプレスから改名)。⚠️パンダのフーバオは2024年に中国へ帰還して現在はいません。今は両親と双子(ルイバオ・フイバオ)、2026年6月生まれの赤ちゃんがおり、双子も繁殖年齢で近く中国へ移る可能性があります(パンダ観覧は最新情報を確認)。サファリのズートピア、季節のフェスティバル(春チューリップ・秋ハロウィン・冬イルミ)も充実。行き方は江南駅からバス5002(約55〜65分)+無料シャトル、または地下鉄+龍仁エバーライン。1日たっぷり遊ぶ想定で。詳しくはエバーランドへ。

選び方の目安: 歴史ならDMZ、自然と写真なら南怡島+加平、世界遺産と街歩きなら水原華城、子ども連れや絶叫好きならエバーランド。どれもソウル旅の締めにきれいに収まります。DMZとエバーランドはツアーやオンライン券の事前予約が安心。近郊は気候同行カードの対象外なので、交通費は別途見込んでおきましょう。
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10. ショッピング・K-ビューティー・税金還付

ソウルの買い物は、化粧品から伝統工芸、24時間のファッション街まで幅広いです。動線に組み込みやすいエリアと、旅行者の税金還付(タックスリファンド)をまとめます。

エリア強み看板スポット最寄り
明洞K-ビューティー・屋台・免税オリーブヤング明洞タウン(旗艦)明洞(4号線)
聖水トレンドのカフェ・ポップアップ大林倉庫・LCDC Seoul聖水(2号線)
東大門(DDP)建築+24時間ファッションDDP(ザハ・ハディド)・LEDバラ庭園東大門歴史文化公園(2・4・5号線)
江南・カロスキル高級・コスメ旗艦カロスキル・COEX新沙(3号線)・三成(2号線)
南大門市場土産・子供服・食べ歩き伝統市場の路地会賢(4号線)

K-ビューティーはオリーブヤングで一括

韓国最大のH&Bチェーンで、数百のブランドが1店に揃うため個別のブランド店を回らずに済みます。明洞タウンの旗艦店には店内免税カウンターがあり、江南・弘大の旗艦店にも即時還付カウンターが。日焼け止め(ビューティー・オブ・ジョソン、ラウンドラボ)や、よく1+1になるメディヒール・トリデンなどが人気です。

税金還付(タックスリファンド)の要点

付加価値税(VAT)は10%で、手数料を引いた実質還付は約5〜8%。1回の購入₩15,000以上が対象です。方法は2つ。即時還付は、店のレジでパスポート(実物)を見せてその場で差し引く方式(1件₩100万未満・滞在中の累計₩500万まで)。空港還付は、₩100万以上や店で即時還付されなかった分を、出国前に税関確認のうえ還付カウンターや無人キオスク(仁川はゲート28/253付近、金浦は2階)で受け取る方式です。2026年から美容・医療施術のVAT還付は終了し、物販のみが対象になりました。

免税店と税金還付の違い: 免税店は最初から税抜きで買える代わりにパスポートと出国便情報が要り、多くは空港受け取り。税金還付は普通の店で全額払ってから10%を取り戻す方式です。高級輸入コスメや酒は免税店が有利なことも。ロッテ免税(明洞本店・ワールドタワー)や新羅免税が代表です。
明洞の屋台グルメと夜の賑わい(ソウル)
明洞の屋台は夕方から本番。K-ビューティーのオリーブヤング旗艦店も近くです。 (Photo: Sgroey, CC BY-SA 4.0)

11. K-POP・K-カルチャー聖地(2026最新)

ファンなら外せない聖地めぐり。ただし施設の入れ替わりが激しいので、2026年時点で実在するスポットに絞って紹介します。Day3の聖水と合わせると効率的です。

  • KWANGYA@SEOUL(聖水): SMエンターテインメント公式ショップ。aespa・NCT・EXOなどのグッズ、AR・フォトゾーン、税金還付キオスクも。10:30〜20:00、聖水駅(2号線)。いま最も充実したオープン聖地です。
  • HiKRグラウンド(鍾閣・乙支路入口付近): KTO運営の無料・屋内・全天候のK-POP空間でコスパ最強。K-POP MVステージやフォトゾーン、火〜日(月休)。雨の日にも。
  • ラインフレンズ旗艦店: 明洞(10:00〜23:00)・梨泰院・カロスキル。カカオフレンズは弘大(ライアンカフェ)・江南に。
  • K-スターロード(狎鴎亭〜清潭): 無料で歩ける約1kmの通りで、アイドルをモチーフにした「江南ドル」のクマ人形が並びます。COEXのK-popスクエア(大型メディアウォール)も。
  • 1MILLIONダンススタジオ(聖水): 観光客向けドロップインクラス(約₩28,000、英語で予約可)。初級のStep by 1Mから。
  • 弘大バスキング: 金〜日の19:00〜23:00頃(22時以降は騒音配慮)、アイドルのカバーやダンスが見られます。弘大入口駅8・9番出口。
閉館した聖地に注意: HYBE INSIGHT(博物館)は2023年に閉館、SMTOWN COEXアティウムも閉業しており、どちらも2026年時点で常設再開はありません。古い記事の情報に注意してください。YG(合井)・JYP(聖水/江東)は建物の外観のみで、公開の見学やツアーはありません。

12. 漢江を200%楽しむ(遊覧船・チメク・噴水)

漢江(ハンガン)はソウルの憩いの中心。Day3の夜に組み込むのが定番ですが、時間があれば昼のピクニックや自転車も気持ちいいです。楽しみ方を整理します。

  • 遊覧船(イーランド): 汝矣島発が主要ハブ。昼の漢江ツアー(約40分)は大人₩19,900、サンセットディナーは₩89,000〜、夜のムーンライトミュージックディナー(盤浦噴水ビュー+ジャズ)は₩129,000〜159,000。夜クルーズから水上で見る盤浦噴水がハイライトです。
  • 盤浦大橋 月光レインボー噴水: 無料で、ギネス認定の世界最長の橋の噴水。シーズンは3/16〜10/31、夜の回は19:30・20:00・20:30・21:00(夏は21:30も)、各約15〜20分。見どころは盤浦漢江公園(橋の下)やセビッ島。高速ターミナル駅(3・7・9号線)から徒歩15〜20分。
  • チメク(チキン+ビール)デリバリー: 公園の指定デリバリーゾーンで受け取れます。アプリは英語UIのクーパンイーツが外国人に最適。汝矣島や뚝島(トゥクソム)公園で。
  • 公共自転車タルンイ: 1日券₩5,000など。外国人はTmoney GOアプリ(英語対応・韓国番号不要)が便利です。川沿いのサイクリングは爽快。
  • 公園の選び方: 汝矣島(5号線 汝矣ナル、桜・花火・ピクニックの中心)、盤浦(高速ターミナル、夜景・噴水)、뚝島(7号線 뚝島遊園地、聖水に近く空いている)、蘭芝(キャンプ・BBQ)。
夏の夜がおすすめ: 8月の暑い日は日中の観光を控えめにし、夕方から漢江へ。ピクニックマットとチメクで川風に当たるのが、地元流の夏の過ごし方です。漢江の夏季屋外プール(汝矣島・뚝島など)は6/19〜8/30に開きます(大人₩5,000)。

13. どこに泊まるか(エリア別)

4日間の満足度を最も左右するのが宿の位置です。地下鉄駅の近くを基本に、旅の性格でエリアを選びましょう。4日なら基本は1か所に連泊し、荷物移動のロスをなくすのがおすすめです。

エリアこんな人に理由
明洞・鍾路初訪問・中心重視宮殿・買い物・グルメの中心。観光の起点にしやすく、Day1・Day2に近い。
弘大若者・夜遊び・空港近い活気ある街。空港鉄道AREXが近く、到着・出発が楽。
江南高級・買い物洗練された街でショッピングに強い。ソウルスカイやCOEXにも近い。
東大門買い物・深夜派深夜まで開くファッション街。DDPの夜間ライトも近い。
梨泰院・漢南多国籍グルメ・アート国際色豊かな飲食とバー、リウム美術館など。

迷ったら、初めてなら明洞・鍾路が最も便利です(Day1の宮殿群とDay2の南山に近い)。空港との往復を重視するなら弘大、買い物中心なら江南も好相性。エリア別の詳しい比較と具体的な宿はソウルの宿エリアへ。

連泊で身軽に: 3泊を同じ宿にまとめると、毎朝スーツケースを動かす手間がありません。地下鉄駅から徒歩5分以内、複数路線が使える駅の近くを選ぶと、4日間どのエリアへも出やすくなります。
ロッテワールドタワーと漢江のスカイライン(ソウル)
Day3はソウルスカイの展望から。夜は汝矣島の漢江で遊覧船と噴水を。 (Photo: Ox1997cow, CC BY-SA 3.0)

14. ソウルでの移動(路線・バス・タクシー)

ソウルの足回りは世界屈指の便利さ。このコースで本当に必要なものだけまとめます。

  • 地下鉄: 路線番号制で、このコースのほぼ全ての場所をカバー。案内表示も番号中心で分かりやすいです。初乗り₩1,550、乗り換えは30分以内(夜間60分)無料・割引。要所は2号線(環状・弘大/江南/聖水/蚕室)、3号線(景福宮/安国/新沙)、4号線(明洞)、1号線(鍾路・水原方面)。
  • 交通カード: 4日なら気候同行カード5日券₩15,000が有力(市内の地下鉄+バス乗り放題)。乗り放題が合わなければT-moneyを駅・コンビニで買ってチャージし、毎回タッチ。
  • 地図アプリ: Googleマップの経路検索はほぼ使えないので、ネイバー地図かカカオマップで。翻訳はパパゴ。
  • バス・タクシー: 地下鉄が届かない所はバスで補完(車体の色で系統が分かれます)。タクシーはカカオTで呼べます。深夜に出歩くなら終電時刻の確認を。
Googleマップは経路に使えません: 韓国では地図データの制約でGoogleマップの徒歩・乗換案内が機能しません。ネイバー地図かカカオマップを必ず入れておきましょう。どちらを使うか迷ったらNAVER地図とKakaoマップで比較しています。また気候同行カード(気候同行カード)は新盆唐線・広域バス・空港バスが対象外で、AREXは仁川空港からの乗車に使えません。近郊へ行く4日目は別途運賃を見込んでください。

15. ソウルで何を食べるか(グルメ地図)

食は旅の半分。動線に無理なく組み込めるよう、その日のエリア近くで狙えるものを中心にまとめました。

料理どんなものどこで
サムギョプサル・韓牛焼肉の定番。豚バラと上質な韓国牛市内各所・弘大・江南
チキン(+ビール=チメク)ヤンニョム/フライド。漢江デリバリーも汝矣島の漢江・弘大
ビビンバ野菜たっぷりの混ぜご飯仁寺洞・市内各所
冷麺(ネンミョン)コシのある冷たい麺。夏に人気市内各所・乙支路の老舗
トッポッキ・屋台屋台グルメの王道明洞・広蔵市場
広蔵市場グルメピンデトク・マヤクキンパ・ユッケ広蔵市場(鍾路5街/乙支路4街)
カフェ・かき氷(ピンス)聖水のカフェ、夏はピンス(かき氷)聖水・益善洞・江南
韓定食・お茶伝統の一汁多菜・伝統茶仁寺洞・北村

広蔵市場の食べ歩き、明洞の屋台、乙支路の老舗はどれも外せません。益善洞や聖水のカフェ、漢江のチメクも旅の記憶に残ります。料理の詳しい解説は韓国旅行ガイド(韓国グルメガイド)へ。人気店は待つので、行く前に地図アプリで営業時間と定休日の確認を(広蔵市場は月曜に休む店が多めです)。

現金も少し: 屋台や市場、東大門の卸売フロアは現金が必要な場面があります。カード社会ですが、少額の現金を持っておくと食べ歩きがスムーズです。市場では注文前に値段を確認しましょう。

16. 月別の天気と2026イベントカレンダー

ソウルは四季がはっきりしています。まず月別の気温と服装、続いて2026年の主なイベントを日付つきでまとめます。旅の時期選びの参考に。

最高/最低(℃)特徴と服装評価
1〜22〜4 / -6〜-4厳冬。厚手のダウン・手袋。乾燥・時々雪閑散・年末年始の余韻
311 / 1初春。コート・薄手ダウン。木蓮良い
418 / 7桜(初〜中旬)。軽いジャケット★最適
523 / 12快晴・新緑・祭り多数。長袖+薄い上着★最適
627 / 17初夏、下旬から梅雨。半袖・傘良い
729 / 22梅雨・最多雨。半袖・雨具、室内中心暑く雨
831 / 23最も暑く湿気。半袖・日傘、漢江の夜猛暑
927 / 17初秋、澄んでくる。長袖+薄い上着★良い
1020 / 9紅葉(下旬〜11月初)、最も爽快★最適
1112 / 2晩秋、紅葉の盛り初め。コート・マフラー良い
124 / -4初冬、イルミ。ダウン・手袋寒いが年末気分

2026年の主なイベント(確定分)

  • 桜: 汝矣島の春花祭り(輪中路)4/3〜4/7、石村湖の桜祭り(ロッテワールド隣)4/3〜4/11。いずれも無料(開花は年により前後します)。
  • 燃灯会(釈迦生誕): 提灯展示5/8〜25、提灯行列5/16(土)19:00〜21:30(東大門→鍾路→曹渓寺)。無料、ユネスコ無形文化遺産。
  • 漢江の屋外プール: 6/19〜8/30(汝矣島・뚝島など)、大人₩5,000。
  • ソウル世界花火大会: 10/3(土)、汝矣島漢江公園、本番19:00〜21:00、無料(約100万人・交通規制あり、公共交通推奨)。

年例(2026日程は未発表・要確認)

  • 盤浦大橋の月光レインボー噴水:シーズン3/16〜10/31(第12章)。
  • ソウルランタンフェスティバル(清渓川):近年は12月〜1月初旬の開催に。2026年版は12月中旬頃の見込み(公式で要確認)。
  • 年末:光化門クリスマスマーケット、ロッテタワーのイルミ(11月末〜1月初)、普信閣の除夜の鐘(12/31 23:00〜)。

紅葉狙いなら10月下旬〜11月初旬がベスト。詳しくは紅葉スポットも参考にしてください。

広蔵市場の食べ歩きグルメ(ピンデトク・マヤクキンパ)
広蔵市場の食べ歩きはDay1の締めにぴったり。現金を用意して。 (Photo: U.S. Army/Bo Park, public domain)

17. タイプ別のアレンジ(家族・カップル・雨の日ほか)

骨格は同じで、強弱だけ変えれば旅の色が変わります。同行者や好みに合わせて調整してください。

  • 家族連れ: Day3をロッテワールドやソウルスカイ中心にし、Day4はエバーランドへ。宮殿では韓服体験、漢江公園でのんびりも子どもに好評です。地下鉄はベビーカーでも移動しやすく、無料の見どころも多いので家族旅に向きます。
  • カップル: 韓服で宮殿、Nソウルタワーの夜景、聖水や益善洞のカフェ、漢江のムーンライトクルーズ。ロマンチックな要素を各日に一つずつ散りばめると印象的です。Day4は南怡島がおすすめ。
  • グルメ重視: 広蔵市場、乙支路の老舗、弘大や江南の焼肉、聖水のカフェを軸に。市場の食べ歩きツアーや、漢江のチメクデリバリーも。
  • K-POPファン: Day3の聖水でKWANGYA@SEOULと1MILLION、鍾閣のHiKRグラウンド(無料)、弘大バスキング、K-スターロードをつなぐと満足度が高いです。
  • 雨の日: 屋外を国立中央博物館(国立中央博物館・無料)、COEXの星空図書館・水族館、DDP、百貨店(ザ・現代ソウルなど)、屋内市場に差し替え。宮殿は雨の風情も格別です。
  • 節約重視: 韓服で宮殿無料、水原華城の城壁無料、HiKRグラウンドや星空図書館・盤浦噴水などの無料スポットを組み合わせ、AREX一般列車と気候同行カードで交通費を抑えます。
詰め込みすぎない: 4日あるからこそ、1日2〜3か所で十分。カフェで一息、夜景をゆっくり眺める余白を残すのが、この4日コースの本領です。

18. 予算:3泊4日の総費用例(内訳つき)

まず1人1日あたりの目安(航空券別・中級)を示し、続いて4日間の総額例をアルヌリ・中級・ラグジュアリーの3段階でまとめます。

項目1日あたりの目安(中級)
宿泊(客室・2人シェア想定)約₩50,000〜100,000/人
食事(3食+間食)約₩30,000〜60,000
交通(地下鉄+バス)約₩5,000〜8,000(気候同行カードならより割安)
観光・入場約₩10,000〜40,000
4日間の費用例(1人・航空券別)節約中級ゆったり
宿泊(3泊)約₩90,000約₩240,000約₩600,000
食事(4日分)約₩100,000約₩180,000約₩320,000
交通(気候同行カード5日券)₩15,000₩15,000₩30,000(タクシー併用)
観光・入場(1〜3日目)約₩30,000約₩70,000約₩120,000
Day4 日帰り(交通+入場)約₩30,000(水原)約₩60,000(南怡島)約₩150,000(DMZ1日)
合計(航空券別・目安)約₩265,000約₩565,000約₩1,220,000
節約のコツ: 宮殿は韓服レンタルで無料に、水原華城の城壁も無料。HiKRグラウンド・星空図書館・盤浦噴水・北村・清渓川など無料の見どころが豊富です。オリーブヤングなどでの買い物は₩15,000以上で税金還付を忘れずに。空港はAREX一般列車、市内は気候同行カードで交通費を抑えられます。

19. 実践のヒント・出発前チェックリスト・まとめ

4日間のソウル旅を気持ちよく進めるための、最後のまとめです。

実践のヒント

  • エリアでまとめる。 各日を一つの街に寄せれば、市内を何度も横断せずに済みます。これがこのコースの核心です。
  • 写真スポットは朝いちで。 景福宮や北村は早い時間ほど静かで、光もきれいです。北村の名所は10:00〜17:00・日曜休みに注意。
  • 火曜と月曜の休館に注意。 景福宮・宗廟は火曜、昌徳宮・徳寿宮・昌慶宮は月曜が休みです。日程を組むときに確認を。
  • Day4は早出。 日帰りは往復移動があるぶん、朝早く出発すると余裕が生まれます。DMZ・エバーランドは事前予約を。
  • 予約が要るもの。 昌徳宮の後苑(6日前〜)、DMZツアー(3〜5日前)、景福宮の夜間開場(インターパーク)は早めに。

出発前チェックリスト

  • ☐ 交通カード(気候同行カード5日券 or T-money)の入手プランを決める
  • ☐ SIM/eSIM または現地Wi-Fiの手配(地図・翻訳・配達アプリに必須)
  • ☐ アプリ:ネイバー地図/カカオマップ、パパゴ(翻訳)、カカオT(タクシー)、クーパンイーツ(配達)
  • ☐ パスポート(税金還付・DMZ・免税店で必要)、少額の現金
  • ☐ 予約:後苑ツアー・DMZ・(必要なら)夜間開場・人気カフェ
  • ☐ 天気と服装を月別表で確認(冬は防寒、夏は雨具・日差し対策)
全部つなげる: ソウルの宿エリアで地下鉄近くの宿を決め、到着したら仁川空港からソウルへ気候同行カードを整え、時期は紅葉スポットも参考に。街の全体像はソウル旅行ガイド、韓国全体の旅計画は韓国旅行ガイドへ。3日で組みたい場合や市内の細かい見どころはソウル2泊3日モデルコースもどうぞ。それでは、良い旅を。

ソウル3泊4日コース よくある質問

Q. ソウルは4日間で十分ですか、多すぎますか?
3泊4日は宮殿と韓屋、明洞・南山、江南・聖水・漢江の市内コアをゆっくり回り、さらに近郊の日帰りを1本足せる理想的な長さです。多すぎることはなく、詰め込みすぎない余白が持てます。急ぎたいなら3日でも要点は押さえられます。
Q. ソウル3泊4日のベストコースは?
Day1は宮殿と韓屋(景福宮+昌徳宮の後苑、北村、益善洞、広蔵市場)、Day2は明洞・南山・弘大、Day3は江南・聖水・漢江、Day4は近郊の日帰り(DMZ/南怡島+加平/水原華城/エバーランドから1つ)。各日を一つのエリアに寄せると横断が減ります。
Q. Day4の日帰りはどこが一番ですか?
目的で変わります。歴史ならDMZ、自然と写真なら南怡島+加平、世界遺産と街歩きなら水原華城、家族や絶叫好きならエバーランド。第9章の比較表で行き方・費用・所要を見比べて選ぶのが確実です。
Q. DMZと南怡島、どちらを選ぶべき?
分断の歴史に触れたいならDMZ(ツアー必須・パスポート原本、半日₩50,000〜、1日₩110,000〜)。メタセコイア並木や加平の自然でゆったり過ごしたいなら南怡島(片道約1〜1.5時間、入場₩19,000)。真逆の体験なので、旅の気分で選んでください。
Q. DMZのJSA(板門店)には行けますか?
JSA(共同警備区域)の民間ツアーは近年ほぼ中断しており、2026年も常時運行ではありません。一般のDMZツアー(第3トンネル・都羅展望台・臨津閣)は毎日運行しています。JSAを含む商品は、予約前に運営会社へ運行状況を必ず確認してください。
Q. 気候同行カードの5日券はお得ですか?
4日旅行なら有力です。5日券は₩15,000で、3日券₩10,000を2枚買うより割安。ソウル市内の地下鉄と市内バスが乗り放題になります。外国人は実物カードのみで、明洞の観光案内センターなどで購入できます。新盆唐線・広域バス・空港バスは対象外で、AREXは仁川空港からの乗車に使えません。
Q. 宮殿の統合観覧券はいくらですか?
₩6,000で6か月間有効、4宮(景福宮・昌徳宮・昌慶宮・徳寿宮)+宗廟を各1回ずつ回れます。個別購入より割安ですが、昌徳宮の後苑と徳寿宮の美術館は対象外です。韓服を着れば宮殿はすべて無料になるので、巡る数と好みで選びましょう。
Q. 昌徳宮の後苑(秘苑)は予約が必要ですか?
はい。後苑は本殿の₩3,000とは別に₩5,000で、時間指定のガイド付き予約制です(約70〜90分)。予約はroyal.khs.go.krで6日前の10:00に開始し、人気枠は数分で埋まります。庭園は緑豊かで、宮殿をもう一つ加える4日コースにぴったりです。
Q. 聖水(ソンス)はなぜ行くのですか?
赤レンガの旧工場をリノベした、いまソウルで最もトレンディな街だからです。大林倉庫のカフェギャラリー、コンセプトストア、期間限定ポップアップ、SM公式のKWANGYA@SEOULが密集し、写真映えする空間が多数。Day3の午後にたっぷり時間を取るのがおすすめです。
Q. 北村韓屋村を訪ねるときの注意点は?
北村は住民が暮らす生活の場で、名所の北村路11キルなどは観光客の立ち入りが10:00〜17:00に限定され、日曜は休み、違反は過料₩100,000です(2025年3月施行)。午前中に静かに歩き、私有地や玄関には入らず公道だけを歩きましょう。
Q. ソウル3泊4日の総費用はどれくらい?
中級で航空券別、1人あたりの目安は約₩565,000。内訳は宿泊3泊(2人シェア想定)約₩240,000、食事約₩180,000、交通は気候同行カード5日券₩15,000、市内観光約₩70,000、Day4の日帰り約₩60,000です。節約なら約₩265,000、ゆったりなら約₩1,220,000が目安。宮殿は韓服で無料など節約の手もあります。
Q. ソウルの春と秋、いつが良い?
どちらも快適です。春(4〜6月)は桜(4月初〜中旬)と過ごしやすい気候、秋(9〜11月)は紅葉(10月下旬〜11月初)が美しい季節。夏は暑く梅雨、冬は寒いぶん空いていて年末の雰囲気があります。紅葉狙いなら秋の情報もチェックを。
Q. 子ども連れの4日間はどう組む?
Day3をソウルスカイやロッテワールド中心にし、Day4はエバーランドへ。宮殿では韓服体験、漢江公園でのんびりも好評です。地下鉄はベビーカーでも移動しやすく、無料の見どころも多いので家族旅に向きます。エバーランドのパンダは最新の在園状況を事前に確認しましょう。
Q. 宿は弘大と江南、どちらが良い?
空港鉄道AREXが近く活気ある街が好みなら弘大、洗練された雰囲気と買い物なら江南。初訪問で観光の中心に置きたいなら明洞・鍾路が最も便利です。4日間は1か所に連泊し、地下鉄駅の近くを選ぶのが基本です。
Q. 空港との往復のコツは?
仁川空港からはAREX直通(ソウル駅まで約43分、₩13,000、オンラインで約₩11,500)が速く、急がなければ一般列車が約₩4,150で時間差は約15分だけ。到着・出発が楽な弘大や、空港鉄道沿線に泊まると往復の負担が減ります。Day4の日帰りと出発日が重ならないよう日程を組みましょう。
Q. 税金還付(タックスリファンド)はどうやりますか?
1回₩15,000以上の買い物が対象で、VAT10%のうち手数料を引いた約5〜8%が戻ります。店のレジでパスポート(実物)を見せる即時還付が最も手軽(1件₩100万未満)。₩100万以上や未処理分は、出国前に空港の税関確認+還付カウンター/無人キオスクで受け取ります。2026年から美容・医療施術は対象外になりました。
Q. Googleマップはソウルで使えますか?
経路検索(徒歩・乗換案内)はほぼ機能しません。ネイバー地図かカカオマップを必ず入れておきましょう。翻訳はパパゴ、タクシーはカカオT、漢江のチキン配達は英語UIのクーパンイーツが便利です。地下鉄は路線番号で案内されるので分かりやすいです。
Q. 水原華城の入場料はいくらですか?
城壁(全長約5.7km)の観覧は無料です(有料化は廃止済み)。華城行宮のみ₩2,000、観光トロリーの華城御車は₩6,000(多言語オーディオガイド付き、月休)、連武台の国弓体験は₩3,000/10射。ソウルから1号線で約1時間、KTXなら約30分。世界遺産をじっくり歩ける節約向きの日帰りです。
Q. エバーランドのパンダやTエクスプレスは今もありますか?
人気だったフーバオは2024年に中国へ帰還し、現在はいません。両親と双子、2026年6月生まれの赤ちゃんがいますが、双子も近く中国へ移る可能性があるので最新情報を確認してください。木製コースターのTエクスプレスは2026年4月に「モニモ・ラッシュ」へ改名されました。オンライン券なら入場が大幅に安くなります。
Q. 雨の日や猛暑のときはどう回りますか?
屋外の予定を、国立中央博物館(無料)、COEXの星空図書館・水族館、DDP、百貨店(ザ・現代ソウルなど)、屋内市場、HiKRグラウンドなどに差し替えます。宮殿は雨の風情も格別。夏は日中の観光を控えめにして、夕方から漢江やナイトショッピングに回すと快適です。

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