束草(ソクチョ)旅行ガイド:雪岳山の入山時刻・ケーブルカー料金・襄陽サーフィン
束草は海から雪岳山の入口まで車で二十分なので、一日に何を入れるかが先に決まります。公式コース14本と入山時刻、権金城ケーブルカーの料金と割引規定、宿の三地域、襄陽のサーフビーチ十四か所を整理しました。
| 行き方 | 束草に鉄道駅はありません。東ソウルから市外バスが1日34便、高速バスが14便で、所要は二時間ほどです。 |
|---|---|
| 入山時刻 | 大青峰方面は夏季で午前3時から正午までに入る必要があります。過ぎて入ると過料20万ウォンです。 |
| 短いコース | 小公園から出る蔚山岩・飛龍瀑布・飛仙台は、明るいうちなら時刻の制限がありません。 |
| ケーブルカー | 権金城まで往復16,000ウォン。予約はなく、歩いて下りる道もありません。 |
| 寺の拝観料 | 新興寺・百潭寺・洛山寺は文化財観覧料が廃止され、無料になりました。 |
| 宿の場所 | 海を見るなら束草海辺、移動重視なら市外バスターミナル周辺、未明の登山なら雪岳洞です。 |
1. 国立公園の事務所が束草市内にあります
2. 束草に鉄道はありません
3. 市内はバス二系統でほぼ足ります
4. 雪岳山では時刻が行ける範囲を決めます
5. 小公園から半日で往復できるコース四本
6. ケーブルカーは往復券しかありません
7. 新興寺の文化財観覧料は廃止されました
8. 大青峰へ上がる道は四本です
9. 避難小屋を予約すると通制時刻が延びます
10. 百潭寺へはシャトルバスで入ります
11. 五色とフルリムゴルは規則が違います
12. 野営場とコインロッカーの料金
13. 束草の海辺は四か所を分けて考えます
14. アバイ村は避難民がつくった町です
15. 束草観光水産市場は鶏カンジョンの通りです
16. 雨の日に入れる館が十か所あります
17. 市内に潟湖が二つあります
18. 温泉が市内にあります
19. 襄陽は寺と海を併せ持つ郡です
20. 襄陽のサーフビーチは十四か所で等級が付いています
21. 宿は三つの地域に分かれます
22. 海辺と山の中は同じ日に別の天気です
23. 一日にいくらかかるか
24. 一泊二日と二泊三日の組み方
束草は国立公園と東海が車で二十分の距離にある町です。便利そうに見えて、一日に両方を入れようとすると途端に難しくなります。韓国旅行ガイドの江原道編で、同じ海岸沿いの江陵とは組み立て方が違います。

1. 国立公園の事務所が束草市内にあります
雪岳山国立公園事務所の住所は江原特別自治道束草市雪岳山路833です。公園の管理本部が市内にあります。束草は人口8万人台の小さな市ですが、西側の境界がそのまま雪岳山につながっています。海辺から公園入口の小公園地図まで車で二十分かかりません。
公園の総面積は400.027平方キロメートルで、麟蹄郡・高城郡・襄陽郡・束草市の四つにまたがります。韓国では山を三つの側に分けて呼びます。名前を知っておくと移動距離の見当がつきます。
| 呼び方 | どちら側 | 主な場所 |
|---|---|---|
| 外雪岳 | 束草市、襄陽郡の一部、高城郡 | 小公園、蔚山岩、権金城、飛仙台、千仏洞渓谷 |
| 内雪岳 | 麟蹄郡 | 百潭寺、水簾洞、五歳庵、鳳頂庵 |
| 南雪岳 | 寒渓嶺から五色方面 | 五色薬水、鋳銭谷、フルリムゴル、龍沼瀑布 |
束草に泊まって日帰りで行けるのは、そのほとんどが外雪岳です。内雪岳と南雪岳は山の反対側にあたり、車で一時間前後かかります。百潭寺やフルリムゴルの写真は広く出回っていますが、市内から気軽に午後だけで行ける場所ではありません。
指定が三つ重なっています
雪岳山は1965年に天然記念物、1970年に韓国で五番目の国立公園、1982年にユネスコ生物圏保存地域に指定されました。国立公園公団はこの山を韓国で岩の景観がもっとも優れた国立公園と説明しています。根拠は恐竜稜線・龍牙長城・蔚山岩に集まった岩塊です。大きな稜線は三本で、大青峰から北西の馬等嶺・弥矢嶺へ延びる雪岳山脈、西の大勝嶺へ向かう西北主稜、北東の華彩峰・七星峰へ向かう華彩稜線です。
束草市が数える観光名所は104か所
束草市の観光サイトは名所を四つに分けています。自然観光31、体験・施設45、文化遺産22、祭り6です。このうち施設に含まれる九つは総合運動場やテニスコートといった市民体育施設なので、旅行者には関係がありません。実際に見て回る対象は95か所ほどと考えてください。
地形の重なりも押さえておくと動きやすくなります。海岸線に沿って砂浜と港が南北に並び、その内側の2〜3キロに市外バスターミナルと中央市場、二つの潟湖があります。そこから西へ二十分ほどで小公園に着き、その先が国立公園です。三つの層をまたぐたびに時間がかかるので、一日に二層までにしておくと無理がありません。
何日必要か。短いコース一本と市内半日で一泊二日が埋まります。大青峰を入れるか襄陽まで下るなら二泊三日が要ります。
2. 束草に鉄道はありません
束草に鉄道駅はありません。ソウルから来る手段は高速バスと市外バス、そして自動車だけです。江陵までKTXイウムが通っているので東海岸全体がつながっていると思われがちですが、束草は別です。
| 区間 | 便数 | 始発・最終 | 所要 |
|---|---|---|---|
| 東ソウル → 束草市外バスターミナル | 1日34便 | 06:05 · 21:00 | 約2時間10分 |
| 東ソウル → 束草高速バスターミナル | 1日14便 | 07:00 · 20:00 | 約2時間30分 |
おおむね30分間隔です。束草にはターミナルが二つあり、場所が離れています。市外バスターミナルは青草湖側の市街地寄り、高速バスターミナルは束草海辺の近くです。宿を決める前に、自分の切符がどちらに着くのかを確認しておかないと荷物を持って歩くことになります。
鉄道は工事中で、開通は当初の発表より遅れています
春川から束草までの東西高速化鉄道が工事中です。路線93.7キロ、事業費2兆4,000億ウォンで、華川・楊口・麟蹄・百潭・束草の五駅ができます。着工式では2027年開通と発表されましたが、工区ごとの発注が遅れ、竣工見込みは2029年上半期にずれています。検索して出てくる記事の多くはまだ2027年のままです。
襄陽国際空港は車で40分
この海岸の空港は拠点航空会社が法定管理に入って一時期路線が止まっていました。その後パラタ航空として済州線が1日2便で復活し、上海線の運輸権も取得して就航を準備しています。済州から江原道へ回る場合はソウル経由より速い経路です。
3. 市内はバス二系統でほぼ足ります
市内から山へ入る公共交通は一つです。市内バス7番と7-1番が市外バスターミナルを出て、旧消防署、高速バスターミナル、雪岳山入口、雪岳山国立公園探訪案内所、ケンジントンホテルを通り、雪岳山駐車場が終点です。市内のどこに泊まってもこの一本で小公園まで行けます。
カッペは片道500ウォンの渡し船です
束草港の水路を渡るカッペ地図は観光施設というより交通機関です。大人片道500ウォン、小学生300ウォン、手押し車と自転車も各500ウォンです。
| 時期 | 運航時間 |
|---|---|
| 5月から10月 | 05:00〜23:00 |
| 11月から4月 | 05:30〜22:30 |
朝五時から夜十一時までという時間は、住民が通勤に使っているから成り立っています。天候が悪いと止まるので、最終便を当てにするなら電話で確認してください。
市内バスはソウルと同じ交通カードが使えます。タクシーは両ターミナル周辺と市場の近くで拾えます。距離が短いので、7番バスがまだ動いていない早朝に小公園へ向かうならタクシーが現実的な選択です。
4. 雪岳山では時刻が行ける範囲を決めます
国立公園公団が登山道ごとに入山開始時刻と通制開始時刻を定めています。入山時刻制と呼ばれる制度で、実際に管理員が立って通します。時間を過ぎて無断で入ると自然公園法により過料が科されます。1回目20万ウォン、2回目30万ウォン、3回目50万ウォンです。
時刻は冬季(11月から翌3月)と夏季(4月から10月)で異なります。大青峰へ向かう区間だけをまとめると次のとおりです。
| 通制地点 | 方向 | 冬季 | 夏季 |
|---|---|---|---|
| 南雪岳探訪支援センター | 五色 → 大青峰 | 04:00〜11:00 | 03:00〜12:00 |
| 寒渓嶺探訪支援センター | 寒渓嶺 → 寒渓嶺三叉路 | 04:00〜10:00 | 03:00〜12:00 |
| 百潭探訪支援センター | 百潭 → 水簾洞 → 小青 | 04:00〜13:00 | 03:00〜14:00 |
| 飛仙台探訪支援センター | 飛仙台 → 陽瀑 | 04:00〜12:00 | 03:00〜14:00 |
| 飛仙台探訪支援センター | 飛仙台 → 馬等嶺 | 04:00〜10:00 | 03:00〜11:00 |
夏季の欄をもう一度見てください。正午を過ぎると大青峰方面の入口はほぼ閉まります。午前中の遅い時間に束草へ着いて五色へ回るという計画は成立しません。大青峰を入れる日程は、前夜に山の近くに泊まっていることが前提になります。
海側と短いコースにはこの制限がありません
一方、雪岳洞小公園の入口から出る蔚山岩、土旺城瀑布展望台、飛仙台、権金城は条件が一つだけです。日没後から翌日の日の出2時間前までは入れません。日中は時刻を気にせずに歩けます。
この対比が束草での一日の決め方そのものです。出発が遅れた日は短いコースと市内、大青峰が目的なら寝る場所を山側に移す。午前十一時に決められる話ではありません。
薬水と龍沼瀑布の探訪支援センター、そして雪岳洞小公園の入口はいずれも「日没後から日の出2時間前まで」という同じ規則です。つまり五色の鋳銭谷を歩くだけなら、大青峰へ向かう厳しい時刻表は関係ありません。同じ五色という地名でも、どこへ向かうかで規則が変わります。
気象特報が出れば時刻に関係なく閉まります。豪雨・大雪・台風の特報、春と秋の山火事注意期間、春の落石危険期は別に通制されます。出発前に雪岳山国立公園事務所(033-801-0900)の告知を確認してください。
5. 小公園から半日で往復できるコース四本
雪岳山の公式探訪コースは全部で14本です。そのうち束草に泊まって半日で往復できるのは小公園発の四本です。
| コース | 距離・所要 | 道の様子 |
|---|---|---|
| 蔚山岩 | 片道3.8km · 2時間 | 揺れ岩まで2.8kmが緩やか、そこから蔚山岩まで1.0kmが鉄製階段 |
| 飛龍瀑布 (土旺瀑展望台) | 片道2.8km · 1時間30分 | 飛龍瀑布まで2.4km、展望台まで0.4kmがデッキ階段 |
| 金剛窟 | 片道3.6km · 2時間 | 飛仙台まで3.0kmが緩やか、その先が傾斜のある階段 |
| 陽瀑 | 片道6.5km · 3時間10分 | 飛仙台を過ぎて千仏洞渓谷を陽瀑避難小屋まで |
車椅子とベビーカーで入れる区間があります
これは国立公園公団が公式に書いている情報で、あまり知られていません。飛龍瀑布コースの2.4kmのうち、小公園から約1.2km区間はベビーカーや車椅子でも進めます。金剛窟コースも飛仙台自然観察路があり、三分の一地点までは車椅子で行けます。階段が難しい方と一緒なら、ケーブルカーだけでなくこの二区間が答えになります。
四本のうちどれを選ぶかは、その日にケーブルカーを組み合わせるかどうかで決まります。蔚山岩地図は往復で四時間ほどかかるため、同じ日に権金城まで乗るとほぼ一日になります。飛龍瀑布は往復三時間ほどなので、午後にケーブルカーを足す余裕が残ります。金剛窟と陽瀑は千仏洞渓谷の入口を共有していて、飛仙台までは同じ道です。
金剛窟は午後二時で締まります
飛仙台から金剛窟へ上がる道は原点回帰なのに入山時刻制の対象で、冬季も夏季も午後二時までしか入れません。最後の区間が急な階段だからです。金剛窟は弥勒峰の中腹にある自然洞窟で、元暁大師がここで修行したと伝えられています。
6. ケーブルカーは往復券しかありません
片道券が存在しません。歩いて下りる登山道がないからです。上がった人は必ずケーブルカーで下りてきます。小公園から権金城地図まで片道5分、往復10分、距離は約1,200メートル、権金城は標高およそ700メートルです。
| 区分 | 往復料金 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 16,000ウォン |
| 小人(37か月〜小学生) | 12,000ウォン |
| 幼児(36か月未満) | 無料 |
| 国家有功者・重度障害 大人 | 13,000ウォン |
| 重度障害 小人 | 9,500ウォン |
| 敬老(満65歳以上) | 14,000ウォン |
| 束草市民 大人 | 8,000ウォン |
日本から行く場合は16,000ウォンです
運営会社が明記しているのに案内記事ではよく落ちる点です。割引料金は韓国国内の方の本人に限って適用されます。カードの写しや写真は認められず、割引の重複もなく、団体割引そのものがありません。外国からの旅行者にとって大人往復は16,000ウォンで、申請できるものは何もないと考えて構いません。
もう一つ、韓国の家族と一緒に行く場合に関わる規定があります。敬老割引には非適用期間があり、夏の繁忙期と秋の繁忙期がそこに入ります。秋の非適用期間は紅葉の時期をまるごと含みます。障害・国家有功者と束草市民の割引は通年です。
権金城の頂上には烽火台があり、安楽庵という庵も残っています。上の乗り場の1階と2階には売店とコーヒーショップがあります。トイレはありますが水を流さない泡式なので、公式サイトは小公園で済ませてから上がるよう案内しています。
予約という仕組みがありません
風と雲の影響が大きい施設なので、事前予約を受けず当日窓口販売だけです。客が少なければ10分から15分間隔、多ければ5分間隔で運行します。払い戻しは搭乗10分前まで全額、それ以降は20パーセント差し引きです。時間の再指定にも20パーセントの手数料がかかります。
公式FAQにもう一行あります。最終便で上がると権金城で見られる時間は20分ほどです。運行時間は季節と天候で毎日変わり、公式サイトの最初の画面にその日の時刻が出ます。
ベビーカーは乗せられません。乗り場の建物外側右手に無料の保管所があります。車椅子はエレベーターで2階乗り場まで上がって乗車できます。ケーブルカー専用駐車場はなく、新興寺の有料駐車場を使います。
7. 新興寺の文化財観覧料は廃止されました
以前は雪岳山の小公園に入るだけで、国立公園の入場料とは別に新興寺の文化財観覧料を払う必要がありました。寺に行かず登山するだけでも取られるため長く議論になっていた料金です。文化財保護法の改正で全国65か所の寺院の観覧料が一括で免除され、新興寺もそこに含まれます。江原道では百潭寺、洛山寺、亀龍寺、清平寺、月精寺が同時に無料になりました。
ところが古い表記が残っています。雪岳ケーブルカーの公式サイトでさえ、アクセス案内に文化財区域入場料の問い合わせ電話番号をそのまま載せています。いま小公園で実際に払うのは駐車料金だけです。
新興寺で見るもの
新興寺地図は小公園入口から歩いて数分なので、蔚山岩や飛仙台へ向かう途中で自然に通ります。束草市が文化遺産として登録しているだけで四つあります。極楽宝殿、銅鐘、木造阿弥陀如来三尊坐像、普済楼です。寺の前に立つ青銅大仏は飛仙台方面の登山道の入口にあたり、写真で見覚えのある方も多いはずです。
寺に泊まるテンプルステイも運営していて、束草市の体験項目にも載っています。バスが着く前の時間帯に公園の中にいられる数少ない方法です。
新興寺の前を通る道はそのまま飛仙台と陽瀑へ続き、右に折れれば揺れ岩と蔚山岩に向かいます。つまり小公園から出る四本のコースのうち三本が新興寺の前を通ります。時間に余裕がなくても境内を数分見て通るという歩き方ができます。

8. 大青峰へ上がる道は四本です
大青峰地図は標高1,708メートルで雪岳山の最高峰です。公式コースが四本ありますが、かかる労力はまったく違います。
| コース | 距離 | 所要 | 起点 |
|---|---|---|---|
| 五色 | 5km | 4時間 | 南雪岳探訪支援センター(襄陽) |
| 百潭 | 12.9km | 丸一日 | 百潭寺(麟蹄) |
| 寒渓嶺 | 19.3km | 約12時間 | 寒渓嶺探訪支援センター(麟蹄) |
| 雪岳洞 | 千仏洞渓谷経由 | 丸一日 | 小公園(束草) |
五色がもっとも短く、もっとも急です。5キロを4時間、そのほとんどが登り続ける道です。寒渓嶺の19.3キロは実質的に縦走で、寒渓嶺三叉路と大青峰を越えて希雲閣へ下り、小公園まで抜けて十二時間ほどかかります。
五色は襄陽郡、百潭と寒渓嶺は麟蹄郡が起点で、束草市内からはいずれも移動が必要です。市内に泊まったまま登れるのは雪岳洞から千仏洞渓谷を上がる道だけですが、これも丸一日かかります。所要時間だけでなく、起点までの移動時間を足して計画してください。
恐竜稜線は別に数えます
写真でよく見る恐竜稜線は、14本の公式コースのうちの一本として独立しています。半日で歩ける道ではなく、初めての人が入る稜線でもありません。
日帰りで大青峰に登るなら五色から夏季で午前3時から正午までに入山する必要があります。ソウルの始発バスでは時刻に間に合いません。前夜に五色か寒渓嶺の近くに泊まるか、避難小屋を予約してください。

9. 避難小屋を予約すると通制時刻が延びます
雪岳山には予約して泊まれる避難小屋が四つあります。小青、希雲閣、陽瀑、水簾洞です。仕切りのある独立型で平日20,000ウォン、週末と集中需要期間30,000ウォン、二人用を含みます。予約は国立公園公団の予約システムで行います。
予約者には時間が上乗せされます
あまり知られていない規定です。避難小屋を予約した人は入山通制時刻が延長されます。どの探訪支援センターから入るかで延長幅が違います。
| どこから入るか | どの小屋の予約者 | 延長 |
|---|---|---|
| 飛仙台探訪支援センター | 希雲閣 | 1時間 |
| 陽瀑 | 2時間 | |
| 南雪岳・寒渓嶺探訪支援センター | 小青・希雲閣 | 1時間 |
| 百潭探訪支援センター | 小青 | 1時間 |
| 水簾洞 | 2時間 |
ただし入室時刻を守る必要があります。冬季は15時から18時まで、夏季は15時から19時までです。延長された時間をそのまま山で使ってしまうと小屋に入れません。
取り消しの違約金
予約施設は取り消す時期で戻る金額が変わります。使用予定日の3日前までは全額、2日前は10パーセント、1日前は20パーセント、当日または未使用は30パーセントを差し引きます。気象特報で使用が中断された場合は違約金を科しません。

10. 百潭寺へはシャトルバスで入ります
百潭寺地図へ向かう道は狭く、一般車両が入れません。龍垈村から百潭寺までの6.5キロを村営のシャトルバスが走ります。片道は大人2,500ウォン、満18歳以下1,200ウォンです。運行は繁忙期が08:00から18:00まで、閑散期が09:00から17:00までです。
歩いて上がることもできます。6.5キロで一時間半ほどですが、車道と歩道が分かれていないためバスが通るたびに脇へ寄ることになります。国立公園公団も案内文に不便だと書いています。
百潭寺という名前
大青峰から百潭寺まで淵が百あるという話から百潭寺と呼ばれます。詩人で独立運動家の韓龍雲がここで『沈黙』を書きました。寺の横に萬海記念館があります。
シャトルバスの運行は龍垈郷土企業が担当していて、問い合わせ先は033-462-3009です。運行時間は変わることがあるため、下山の最終便を当てにする日は先に確認しておくほうが安全です。
水簾洞は長いが平坦です
百潭分所から水簾洞避難小屋まで11.2キロ、三時間です。距離だけ見ると身構えますが、始点から終点まで水の流れに沿った平坦な道で、国立公園公団は老若男女が歩ける散策路として紹介しています。永矢庵を過ぎて続く九曲潭渓谷には龍牙瀑布、龍孫瀑布、双龍瀑布と万水潭、双龍潭を含む九つの潭があります。落石の注意喚起が出ている区間なので道から外れないでください。
11. 五色とフルリムゴルは規則が違います
南雪岳は襄陽郡西面五色里一帯です。五色薬水地図と鋳銭谷、フルリムゴルがここに集まっていて、五色分所が通年09:00から18:00まで開いています。
龍沼瀑布コースは一時間の平坦路です
薬水探訪支援センターから龍沼瀑布探訪支援センターまで3.2キロ、一時間です。国立公園公団は傾斜が緩く木製デッキが多いため、子どもから高齢の方まで歩けるコースとして案内しています。鋳銭谷という名前は、昔ここで盗賊が銭を鋳造したという話から来ています。仙女湯と金剛門一帯が紅葉で知られる場所です。
この区間の時刻規則は海側と同じです。日没後から翌日の日の出2時間前までだけ閉まり、日中は自由に歩けます。
五色薬水は炭酸を含む鉱泉で、地名の由来にもなっています。分所のすぐ近くにあるため、龍沼瀑布コースを歩く前後に立ち寄れます。周辺には温泉宿もあり、大青峰へ未明に入山する日程ではこの一帯に前泊するという選び方ができます。
フルリムゴルは予約が要ります
フルリムゴルから龍沼瀑布へ向かう区間は探訪予約制で、一方通行です。予約なしでは入れません。しかも運営時刻が時期で変わります。
| 時期 | 予約制の運営時刻 |
|---|---|
| 秋の繁忙期 | 08:00〜15:00 |
| その他の予約制期間 | 09:00〜14:00 |
さらに西の南橋里と長寿台
麟蹄側の西北主稜の下にも公式コースが二本あります。南橋里コースは南橋里から十二仙女湯渓谷の桃湯を経て大勝嶺を越え長寿台まで11.3キロ、六時間半です。国立公園公団は景観の優れたコースとしながら、険しい道だと併記しています。大勝瀑布コースは寒渓山城分所発の短い往復で、夏季は午後四時まで入れるため大青峰方面より余裕があります。
コンベ嶺はさらに厳しい規定です
麟蹄側の点鳳山にあるコンベ嶺は条件がもっと厳しく、入山が09:00から11:00までの二時間だけ、14時からは頂上から下山を始める決まりです。冬季も夏季も同じ時刻です。

12. 野営場とコインロッカーの料金
雪岳洞に国立公園の野営場があります。料金は平日と週末・繁忙期で分かれ、繁忙期の定義が二つあります。7月1日から8月31日まで、そして10月1日から11月15日までです。週末は金曜と土曜、祝日の前日を指します。
| 施設 | 平日 | 週末・繁忙期 |
|---|---|---|
| 自動車野営場 1泊1区画 | 20,000ウォン | 30,000ウォン |
| キャンピングカー専用サイト 1泊1区画 | 30,000ウォン | 35,000ウォン |
| カラバン 1泊 | 75,000ウォン | 100,000ウォン |
自動車野営場には電気・汚水・上水道が基本で付きます。キャンピングカー用サイトは電気利用料が別で、平日3,000ウォン、週末と集中需要期間4,000ウォンです。カラバンは4人1台分の駐車料が無料です。
予約は国立公園公団の予約システムで行い、避難小屋と同じ画面から申し込みます。繁忙期の週末は早く埋まるため、キャンプを前提にした日程なら宿より先に押さえるほうが確実です。
山から下りたあとに使うもの
コインシャワーが1回6分で1,000ウォン、3分追加ごとに500ウォンです。物品保管箱は小型(5キロ未満)が当日1回2,000ウォン、中型(5〜20キロ)が2,500ウォン、大型が3,500ウォンです。朝のバスで着いて荷物を持ったまま山に上がる代わりに、ここへ預ける方法があります。
減免の規定もあります。国家報勲の傷痍1〜3級と障害の程度が重い方は施設使用料が全額免除、その他の報勲対象者と障害の程度が重くない方、義死傷者は半額です。
13. 束草の海辺は四か所を分けて考えます
束草市が自然観光に分類した31か所のうち、海と海岸の景観タグが付くものが七つあります。旅行者が実際に行く海辺は四つです。
| 海辺 | 場所 | 性格 |
|---|---|---|
| 束草海辺 | 高速バスターミナルの隣 | 砂浜が広く、宿と食堂が並びます |
| 灯台海辺 | 霊琴亭の北 | 灯台展望台とつながります |
| 外翁峙海辺 | 束草海辺の南 | 海香りの道の起点です |
| 青湖海水浴場 | アバイ村側 | カッペを渡ると出ます |
海開きの期間が決まっています
束草海水浴場地図は7月初めから8月下旬までの52日間運営します。そのうち23日間は夜間開場で、夜九時まで水に入れます。期間外は安全要員がいないので、泳ぐことが目的なら日程を先に確認してください。
霊琴亭には亭が二つあります
霊琴亭地図は束草灯台の下の岩場です。波が岩に当たる音が琴の音に似ているという由来です。ここに亭が二つあり、一つは岩の上の展望亭、もう一つは日の出亭です。束草市は文化遺産の項目にも霊琴亭を載せていて、花郎と宝徳の物語が別に登録されています。
海香りの道は歩くための道です
外翁峙から始まる海香りの道は海岸に沿って敷かれたデッキの道です。長く軍事地域として閉ざされていた区間が開かれた場所で、束草海辺の南端から続きます。傾斜がほとんどなく、山に上がらない日の午後に向いています。
クルーズで着いた日の歩き方も用意されています
束草港には客船が入るため、束草市が寄港客向けにウォーキングツアーマップを用意しています。市内をAからHまでの八区域に分けたもので、A アバイ村と青湖海辺、B 束草観光水産市場、C 永郎湖と虎岩、D 東明洞聖堂、E 灯台展望台と霊琴亭、F 束草海水浴場と海香りの道、G 青草湖とエキスポタワー、H 青草亭と石峰陶磁器美術館という並びです。
船で来る人のための地図ですが、滞在が半日しかない日の順路としてそのまま使えます。八区域はどれも市内にあり、7番バスと徒歩で回れる範囲です。山に上がらないと決めた日に、この並びを二つ三つつなげると午後が埋まります。
市内を歩く道が十二本あります
束草市は市内を歩いて回る道を十二本にまとめ、キルジャリと呼んでいます。永郎湖、長沙と永郎海辺、収復、アバイ村、束草海辺、青垈山、青草湖、青草川、雪岳ヌリ、大浦万歳運動、海香り、海パラン道の順です。一日を余裕をもって使うときに、このうち二つ三つをつなげて歩く方法があります。海パラン道45コースが束草を通ります。
14. アバイ村は避難民がつくった町です
束草港の水路を挟んだ向かいにあるアバイ村は、朝鮮戦争(6・25)のときに咸鏡道から南へ下りてきた避難民が集まって定着した集落です。束草市がこの村を文化遺産の項目に入れている理由がそこにあります。アバイは咸鏡道の言葉で年配の男性を指します。
村に入る方法がカッペです。鉄の綱を手で引いて渡る無動力の船で、乗客が自分で鉤を握って引きます。水路の幅が短く数分で渡ります。
村で食べるもの
料理は咸鏡道から来たものです。アバイスンデは豚の大腸にもち米と野菜を詰めて蒸したもの、イカスンデはイカの胴に具を詰めて焼いたものです。どちらもこの地域以外では珍しい料理です。刺身入りの冷麺であるフェネンミョンも同じ系譜から出ています。
カッペの乗り場は市場から歩いて行ける距離にあります。市場で鶏カンジョンを買ってから渡り、村で食事をして戻るという半日の組み方が一般的です。渡し場の周辺は映像作品の舞台としても知られていて、案内板が立っています。
村の路地には壁画が描かれていて、束草市がアバイ村壁画通りを別に観光名所として登録しています。市がまとめた十二本の歩く道のうち四番目がアバイ村の道です。村とは別に束草市が運営する失郷民文化村があり、失郷民文化祭りは束草市の公式な祭り六つのうちの一つです。


15. 束草観光水産市場は鶏カンジョンの通りです
束草観光水産市場地図は市内の中心にあります。もとの名前が中央市場なので、二つの名前が混じって使われます。この市場が知られるようになったのは鶏カンジョンの通りのためで、店が十軒以上並んでいます。
束草の鶏カンジョンの特徴は水飴と青陽唐辛子でつくるソースです。しっかり揚げてからこのソースで和えるので、冷めてもべたつきません。ソウルまで持ち帰って食べられる理由がここにあります。週末と休日は行列ができます。
| 何を | どこで |
|---|---|
| 鶏カンジョン | 束草観光水産市場の鶏カンジョン通り |
| アバイスンデ・イカスンデ | アバイ村 |
| 刺身・ムルフェ | 大浦港、東明港 |
| 焼き魚・メウンタン | 束草海辺と市場周辺 |
| マッククス | 市内各所 |
持ち帰るものとしては、鶏カンジョンのほかに干したスケトウダラやイカの加工品、明太子があります。市場の乾物の区画にまとまっているので、帰りのバスの時刻に合わせて最後に寄るという順番が動きやすくなります。冷蔵が要るものは保冷剤を頼めます。
束草市は大浦港、東明港、雪岳港、束草港、外翁峙港、長沙港を観光名所として登録しています。このうち大浦港が刺身と揚げ物でもっとも知られていて展望台もあります。東明港は市内から近く灯台展望台につながります。長沙港は夏に素手でイカをつかむ行事が開かれる場所です。

16. 雨の日に入れる館が十か所あります
束草市が観光名所に分類した体験・施設45のうち、博物館と美術館のタグが付くものが十か所です。山が閉まる日に使える場所です。
- 国立山岳博物館。山をテーマにした国立の博物館で、雪岳山の麓にあります。
- 束草市立博物館。束草の歴史と失郷民が定着した過程を見せます。
- 失郷民文化村。咸鏡道から来た人々の暮らしを再現しています。
- 渤海歴史館。渤海をテーマにした展示館です。
- 石峰陶磁器美術館。青草湖の隣です。
- ミュージアムXとテディベアファーム、ハッピーアウルハウス。子ども連れ向きの展示施設です。
- 国立登山学校。登山教育の施設で体験プログラムも運営します。
- 雪岳ウォーターピア。屋内外の温泉ウォーターパークです。
束草市の公式な祭りは六つで、永郎湖の桜祭り、束草サマーフェスティバル、新年の初日の出行事、失郷民文化祭り、束草菊花展、雪岳文化祭です。海辺の町にしては一年を通して散らばっているのが特徴です。
この十か所は市内に散らばっていますが、国立山岳博物館は小公園へ向かう道の途中にあります。山が閉まった日に7番バスで途中下車するという使い方ができる位置です。
エキスポタワー
青草湖の隣に立つエキスポタワーは束草の目印になる建物です。展望台に上がると青草湖と市街地、晴れた日には雪岳山の稜線まで見えます。隣にエキスポ芝生広場があり、夕方に散歩する人が多い場所です。

17. 市内に潟湖が二つあります
束草の地図を見ると市街地の真ん中に湖が二つあります。永郎湖と青草湖です。どちらも海だった場所が砂で塞がれてできた湖で、この地形を潟湖と呼びます。一つの市の中に潟湖が二つある例は多くありません。
永郎湖
永郎湖は一周する道が整備されていて、束草市の十二本の歩く道のうち一番目です。湖の縁に虎岩があり、ここから市街地と日の出を眺めます。朝鮮時代の学者である宋時烈が岩に文字を刻んだ場所も束草市の文化遺産に載っています。最近は裸足で歩く黄土の道と湿地生態公園が名所の一覧に加わりました。自転車で回る人も多い場所です。
潟湖という地形は水が入れ替わりにくく、渡り鳥が集まりやすい環境をつくります。永郎湖の周囲に湿地生態公園が整えられているのはそのためです。一周は歩いて一時間半ほど、自転車なら三十分ほどです。
青草湖
青草湖は束草港とつながっていて船が出入りします。湖の縁に青草湖湖水公園と遊園地があり、ここにも裸足で歩く道があります。水辺に立つ亭が青草亭で束草市の文化遺産に入っています。青草湖からヨットに乗る商品もあります。束草マリーナヨットクラブとコマリンマリーナヨット公園がレジャースポーツとして登録されています。
18. 温泉が市内にあります
束草市の自然観光31か所のうち温泉タグが付くものが三つです。尺山温泉場、尺山温泉休養村、尺山足湯公園です。三つとも雪岳山へ向かう道の途中に集まっています。
山から下りた日の夕方に使う場所です。市内から遠くなく、7番系統のバス路線の近くなので寄りにくい場所ではありません。足湯公園は足だけ浸ける施設なので短い時間で済みます。
尺山温泉は炭酸水素ナトリウム泉として知られていて、湯上がりの肌の感触が柔らかいと言われます。日帰り入浴のできる施設が複数あるため、宿に温泉が付いていなくても困りません。
雪岳ウォーターピアは同じ温泉水をはるかに大きな規模で使う施設で、屋内外を通年で運営します。子ども連れで山に上がれない日の代案になります。温泉が市内と小公園の間の道沿いにあるので、遠回りをせずに一日の流れに入ります。韓国の温泉地としては珍しい配置です。
19. 襄陽は寺と海を併せ持つ郡です
束草の南に接する襄陽郡は襄陽10景を公式に定めています。十か所のうち三つが雪岳山です。襄陽は海側の郡として知られていますが、大青峰と五色嶺、五色鋳銭谷は襄陽郡の中にあります。
| 景 | 場所 |
|---|---|
| 第1景 | 襄陽南大川 |
| 第2景 | 雪岳山 大青峰 |
| 第3景 | 五色嶺(寒渓嶺) |
| 第4景 | 五色鋳銭谷 |
| 第5景 | 河趙台 |
| 第6景 | 竹島亭 |
| 第7景 | 南涯港 |
| 第8景 | 洛山寺 義湘台 |
| 第9景 | 烏山里 先史遺跡博物館 |
| 第10景 | 襄陽サーフビーチロード |
洛山寺は無料です
洛山寺地図は新羅の文武王のときに義湘大師が建てた寺で、関東八景の一つです。文化財観覧料が廃止され、いまは無料で入れます。崖の上の八角亭である義湘台が日の出の名所として知られ、崖下の洞窟の上に建つ庵の紅蓮庵は床の穴から波が出入りするのが見えます。この寺は大きな山火事で焼失したあと再建されました。
洛山寺は洛山海水浴場のすぐ北にあり、海辺と寺を同じ午後に組み合わせられます。境内は海に向かって開けていて、義湘台までは平坦な道が続きます。日の出を見るために早朝に来る人が多い場所ですが、日中でも東海を見下ろす眺めは変わりません。
南大川は鮭がのぼる川です
襄陽南大川は五台山と雪岳山、点鳳山から下りた水が合わさって東海へ出る川です。上流が1級水を保つほど澄んでいて天然記念物の渡り鳥が立ち寄ります。下流に鮭生態公園と南大川生態観察路があり、中流の河川敷には松茸彫刻公園があります。秋にこの公園にコスモスが広く咲きます。
20. 襄陽のサーフビーチは十四か所で等級が付いています
襄陽郡がサーフィン専用の地図を公式に運営しています。ここに載っている海辺が十四か所です。
勿峙、雪岳、鼎巌、洛山、東湖、河趙台、其士門、竹島、ケッマウル、仁邱、東山、地境里、南涯1里、南涯3里です。
地図に載っている情報
- レベル表示。初級、初中級、中級、上級、プロの五段階で海辺を分けています。
- 安全等級。関心、注意、警戒、危険の四段階です。
- 観測情報。水温、気温、風、波高をリアルタイムで表示します。
- 危険指数。離岸流、うねり、越波を別に表示し、CCTVもつながっています。
- マリンレジャーの種類。サーフィンのほかカヤックとカヌー、カイトサーフィン、SUPができる海辺を区別します。
波がよいと知られた海辺と、初心者に向く海辺は同じではありません。初めてなら初級表示の海辺から見てください。離岸流の警報が出た日は等級に関係なく入らないでください。
竹島と仁邱が中心です
十景の第6景である竹島亭がある竹島海辺と、隣の仁邱海辺一帯にサーフショップと宿がもっとも集まっています。レッスンと装備レンタルを合わせた商品が一般的です。束草から車で四十分ほどかかり、バスの便が少ないので、一日を使う予定として組むほうが無理がありません。

21. 宿は三つの地域に分かれます
束草は町が小さいので、どこに泊まっても大きく困ることはありません。ただし何をしに来たかで合う場所が違います。
| 地域 | 向いている人 | 代わりに諦めること |
|---|---|---|
| 束草海辺・外翁峙 | 海の眺めを求める場合。高速バスターミナルが近いです | 価格が最も高く、夏と紅葉期に先に埋まります |
| 市外バスターミナル・中央市場 | バスで動く場合。7番の起点で市場が歩けます | 海が見えません |
| 雪岳洞 | 未明に入山する場合。小公園まで歩けます | 夕食の選択肢が少なく、市内へはバスです |
大青峰を入れる日程なら雪岳洞以外の選択肢はありません。夏季で午前三時から入山できますが、市内からその時刻に山へ向かう公共交通がないからです。
もう一つ見落とされがちな選択肢があります。市外バスターミナルの近くに泊まると小公園までバス一本、市場までバス一本で、三つの地域のうちどの季節でも最も安く済みます。短いコースと市内が目的なら、この選び方がいちばん効きます。
雪岳洞にはケンジントンホテルなど国立公園の入口に近い宿が並びます。7番バスの終点が雪岳山駐車場なので、市内との行き来はバス一本で足ります。ただし本数は市内区間ほど多くありません。
価格は時期で大きく動きます。夏の繁忙期と紅葉期には同じ部屋の価格が二倍まで上がります。国立公園の繁忙期である10月1日から11月15日までがホテルの繁忙期と重なるため、野営場の料金まで同時に上がります。日程を先に決めてから部屋を見る順序が無難です。
22. 海辺と山の中は同じ日に別の天気です
何を着ていくかを決めるには数字を一組見れば足ります。気象庁の平年値で束草の年間寒波日数は0.8日、山の反対側の麟蹄は22.2日です。二十八倍の差があります。
| 項目 | 束草(海岸) | 麟蹄(内雪岳) |
|---|---|---|
| 1月の平均気温 | 0.1℃ | -4.7℃ |
| 1月の最低気温 | -3.8℃ | -10.4℃ |
| 年間寒波日数 | 0.8日 | 22.2日 |
| 年間熱帯夜日数 | 6.4日 | 0.7日 |
| 日較差10℃以上の日 | 85.7日 | 235.8日 |
| 年降水量 | 1,407.2mm | 1,204.6mm |
麟蹄は一年の三分の二が日較差10度を超える日です。束草は四分の一に届きません。海が気温を抑えるからです。市内で半袖で歩ける日でも、山に入れば上着が要ります。
月ごとに見ると
束草で雨がもっとも多い月は8月で298.0mm、次が7月の265.6mmです。もっとも乾く月は12月で40.1mm、雨の日は4.7日しかありません。10月は降水量87.9mm、降水日7.0日で夏の三分の一にも届かず、日照時間も189.8時間まで戻ります。熱帯夜は7月に3.6日、8月に2.6日と夏の二か月に集中しています。
年降水量そのものは束草1,407.2mmと麟蹄1,204.6mmで大きな差がありません。違うのは降り方と気温の振れ幅です。海側は夏に集中して降り、内陸側は一年を通して気温が大きく上下します。同じ日程の中でこの二つを行き来するという前提で服を選んでください。
江陵とどちらが涼しいか
同じ東海岸でも束草と江陵では数字が少し違います。江陵の1月平均は0.9℃で束草より0.8度高く、8月平均は25.0℃で束草より0.9度高くなります。年降水量は江陵1,444.9mm、束草1,407.2mmとほぼ同じです。大きく違うのは風で、江陵の1月の平均風速は3.4m/s、束草は2.6m/sです。冬に海辺を歩く時間が長い日程なら、この差が体感に出ます。
| 項目 | 束草 | 江陵 |
|---|---|---|
| 1月の平均気温 | 0.1℃ | 0.9℃ |
| 8月の平均気温 | 24.1℃ | 25.0℃ |
| 年降水量 | 1,407.2mm | 1,444.9mm |
| 年間の平均風速 | 2.3m/s | 2.8m/s |
紅葉は上から始まります
国立公園公団がコース説明に直接書いている時期があります。蔚山岩コース、陽瀑コース、百潭寺コースのいずれも10月中旬から11月上旬までを紅葉に適した時期として案内しています。頂上のほうから色づいて下りてきます。この時期が国立公園の繁忙期とケーブルカーの割引非適用期間に重なるため、同じ道を歩いてもその日の支出が変わります。
23. 一日にいくらかかるか
束草で一日を過ごすときに固定で出る金額です。大人一人あたりです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 雪岳山の入場 | 無料 | 国立公園の入場料は廃止されました |
| 新興寺・洛山寺・百潭寺 | 無料 | 文化財観覧料が廃止されました |
| 権金城ケーブルカー往復 | 16,000ウォン | 外国からの旅行者に割引はありません |
| カッペ片道 | 500ウォン | 往復なら1,000ウォンです |
| 百潭寺シャトル片道 | 2,500ウォン | 往復なら5,000ウォンです |
| 物品保管箱 小型 | 2,000ウォン | 当日1回です |
| コインシャワー6分 | 1,000ウォン | 3分追加で500ウォンです |
| 避難小屋1泊 | 20,000〜30,000ウォン | 平日と週末で違います |
この表で目を引くのは最初の行です。雪岳山を歩くのに費用がかかりません。小公園まで市内バスで行って蔚山岩を往復すれば、その日の支出はバス代と食事代だけです。ケーブルカーは任意の追加費用です。
大きく動くのは宿泊費のほうで、紅葉期の週末にもっとも動きます。食事は中間です。市場の一食や港のムルフェは高くありませんが、大浦港で人数分の刺身をそろえると別の金額になります。
もう一つ固定で出るのが往復のバス代です。鉄道がないぶん座席数が決まっているので、直前に取ると選択肢がなくなります。金額そのものより、押さえられるかどうかが問題になる項目です。
24. 一泊二日と二泊三日の組み方
一泊二日:海と短い山
| いつ | 何を |
|---|---|
| 1日目 午前 | 東ソウルからバス、昼ごろ束草着 |
| 1日目 午後 | 7番バスで小公園、蔚山岩または飛龍瀑布を往復 |
| 1日目 夕方 | 市内へ戻って尺山温泉、市場で夕食 |
| 2日目 午前 | カッペでアバイ村、霊琴亭と灯台展望台 |
| 2日目 午後 | 束草海辺か海香りの道を歩いて出発 |
二泊三日:大青峰を入れる場合
| いつ | 何を |
|---|---|
| 1日目 | 束草着、市内とアバイ村、雪岳洞へ移動して宿泊 |
| 2日目 未明 | 雪岳洞または五色から大青峰方面へ入山。時刻を必ず確認 |
| 2日目 夕方 | 下山後に温泉、市内泊 |
| 3日目 | 襄陽へ下って洛山寺とサーフビーチ、または権金城ケーブルカー |
二泊三日:山を入れない場合
登山を入れない日程も十分に埋まります。1日目は市内とアバイ村、2日目は権金城ケーブルカーと新興寺、午後は永郎湖と青草湖、3日目は襄陽へ下って洛山寺と竹島海辺という組み方です。この日程には入山時刻の制限がかかる区間がありません。
雨や強風で山が閉まった日の差し替え
山側が通制された日は、市内だけで一日が組めます。国立山岳博物館で一時間、束草市立博物館か失郷民文化村で一時間、市場で昼食、午後は雪岳ウォーターピアか尺山温泉という並びです。いずれも7番系統のバスと徒歩で届く範囲にあり、追加の移動費がほとんどかかりません。
逆に晴天が続く日程なら、初日に短いコース、二日目に権金城と海辺、三日目に襄陽という配分が無理のない使い方になります。天気予報を見て順番を入れ替えられるよう、宿は市内に取っておくという考え方もあります。
バスの席を先に押さえてください。束草は鉄道がないので座席数が決まっています。紅葉期の週末はソウルへ戻る便から先に売り切れます。帰る時刻を決めてから、山を決める順序が安全です。
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束草・雪岳山 よくある質問
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