江陵(カンヌン)旅行ガイド 鏡浦・安木・注文津・正東津のどこに泊まるか
江陵の海岸線は南北およそ40kmあります。どの浜に宿を取るかで、一日に回れる範囲が変わります。
| 行き方 | KTXイウムでソウル駅から約1時間50分、一般室27,600ウォンです。 |
|---|---|
| どこに泊まるか | 海が見えるのは鏡浦と安木、移動が楽なのは江陵駅周辺、安いのは注文津と玉渓です。 |
| 市内バス | どこまで乗っても交通カードで1,530ウォン、60分以内に2回まで無料で乗り継げます。 |
| いちばん得な券 | 3,000ウォンの烏竹軒の入場券で、ハスラアートワールドが7,000ウォン、鏡浦水族館が6,000ウォン下がります。 |
| 海沿いの遊歩道 | 海扇道は片道3.01km、大人5,000ウォンです。波浪注意報が出ると入れません。 |
| いつ行くか | 8月がいちばん暑くて雨も多い月です。12月は一年で最も乾いています。 |
1. 小さな街に長い海岸線がついています
2. 仁川に着いてから江陵までの道のり
3. 着いてからの移動はバスが中心です
4. まず海沿いの拠点を五つから選びます
5. 鏡浦は浜と湖が並んでいます
6. 安木のコーヒー通りは自動販売機から始まりました
7. 江陵でコーヒーを飲む三つの場所
8. 注文津はいまも動いている漁港です
9. 正東津は早朝に行く町です
10. 海扇道は片道3kmの断崖の道です
11. 海でできること
12. 市街に残る古い家
13. 烏竹軒の券一枚で一日をまとめます
14. 海から西へ上がると高地です
15. 江陵で食べるもの
16. 年に二度、街が混みます
17. 月ごとの数字で見る江陵
18. 宿は場所によって価格帯が分かれます
19. 一泊二日の費用
20. 一泊二日と二泊三日の組み方
江陵まではソウルから2時間ですが、着いてからどこへ向かうかのほうが難しい街です。韓国旅行ガイドの江原道編です。

1. 小さな街に長い海岸線がついています
江陵は韓国東海岸のほぼ中ほど、江原特別自治道にあります。市街地は海から2kmから3kmほど内陸に入ったところにまとまっていて、人口は20万人あまりです。街そのものは大きくありません。ところが市域の海岸線は、北の注文津(チュムンジン)から南の玉渓(オッケ)まで40km近く続きます。
この長さが旅程を決めます。北の端から南の端まで車で1時間、市内バスなら乗り継ぎを入れて1時間半です。注文津の市場で刺身を買って、その日のうちに正東津で日の出を見るという組み立てはできません。両者は30kmほど離れていて、あいだに市街地がはさまっています。
海、市街、山の三層になっています
上から見ると江陵は三つの帯に分かれます。海側の帯にビーチと漁港が南北に並び、そこから2kmから3km内陸に入った帯に江陵駅と中央市場、烏竹軒(オジュクホン)と船橋荘(ソンギョジャン)があります。さらに西へ30分から40分上がると、大関嶺(テグァルリョン)や安反德(アンバンデギ)の高地です。帯をまたぐたびに時間がかかるので、一日で二つの帯をきちんと見ようとすると、どちらも中途半端になります。
江陵市と平昌郡は別です
大関嶺と聞いて思い浮かぶ羊牧場は江陵市にはありません。三養ラウンドヒルも大関嶺羊牧場も平昌郡大関嶺面にあります。江陵から車で40分から45分です。江陵市に属する高地は王山面の安反德と、城山面の大関嶺博物館です。日本語のページでも二つをまとめて「江陵の大関嶺」と書いているものが多く、実際に動くと移動時間で違いが出ます。
一日に何か所回れますか
車があれば海沿いを3か所、なければ2か所が現実的です。ここに市街地(烏竹軒と中央市場)を半日足すと一日が埋まります。二泊すれば北か南のどちらかをきちんと、三泊すれば山側まで入れられます。
ソウルからの日帰りには向きません。往復で列車に4時間乗ることになり、見どころは40kmの海岸に散っています。一日しかない場合は拠点を一つに絞って、市内を横断しないほうが満足度が高くなります。
2. 仁川に着いてから江陵までの道のり
日本から江陵へ直接飛ぶ便はありません。仁川国際空港に入り、ソウル市内へ移動してから KTX に乗るのが標準です。韓国の交通ガイドに空港からの出方をまとめてありますが、江陵行きに絞ると次のようになります。 同じ東海岸でも束草には鉄道駅がなく、バスだけで入ります。
空港からソウル駅か清涼里駅へ
仁川空港からソウル駅までは空港鉄道の直通列車で約43分、一般列車で約1時間です。江陵線の KTX はソウル駅と清涼里駅の両方から出ています。清涼里はソウルの東側にあるので、空港からは遠くなりますが江陵までは短くなります。所要と運賃を足すとほぼ同じなので、宿の場所で選んで構いません。
KTXイウムの運賃
| 江陵から | 一般室 | 特室 |
|---|---|---|
| ソウル | 27,600ウォン | 33,100ウォン |
| 清涼里 | 26,000ウォン | 31,200ウォン |
| 上鳳 | 25,600ウォン | 30,700ウォン |
| 楊平 | 21,000ウォン | 25,200ウォン |
| 西原州 | 17,000ウォン | 20,400ウォン |
| 萬鍾 | 16,300ウォン | 19,600ウォン |
| 横城 | 13,700ウォン | 16,700ウォン |
| 屯內 | 10,800ウォン | 13,800ウォン |
| 平昌・珍富(五台山) | 8,400ウォン | 11,400ウォン |
ソウル駅から江陵まで約1時間50分から2時間、清涼里からは1時間40分前後です。平昌と珍富が同じ運賃なのは二駅が近いためで、珍富は五台山と月精寺への入口になります。江陵まで27,600ウォン、珍富まで8,400ウォンですから、帰り道に珍富で一泊するという組み方も費用があまり変わりません。
正東津へは KTX が行きません
江陵駅から正東津、墨湖、東海の方向へ向かう KTX はありません。その区間は在来線です。正東津まで鉄道で行くなら清涼里発のムグンファ号に乗るか、江陵まで KTX で来てから市内バス112番に乗り換えます。海に最も近い駅として知られる正東津駅を目当てに KTX を予約して、江陵駅で気づく人が少なくありません。
高速バスと車
ソウルの高速バスターミナルと東ソウルターミナルから高速バスが出ていて、2時間半から3時間かかります。運賃は列車より安く、早朝と深夜の便がある点が列車と違います。車なら嶺東高速道路で3時間前後ですが、金曜の夕方と日曜の午後は大関嶺の区間が渋滞します。
週末の座席は先に埋まります。江陵線は一日20本前後で、ソウルと江陵を往復する需要が大半です。金曜午後と日曜午後は特に早く売り切れます。日程が決まった時点で押さえておいてください。
3. 着いてからの移動はバスが中心です
江陵の市内バスは、どこまで乗っても運賃が同じです。交通カードで大人1,530ウォン、青少年1,230ウォン、子ども770ウォン。現金だと大人1,700ウォン、青少年1,360ウォン、子ども850ウォンと少し高くなります。注文津まで40分乗っても、市内で二停留所乗っても同額なので、遠くへ行くほど得になります。
乗り継ぎは60分以内に2回まで
降りてから60分以内なら2回まで無料で乗り継げます。降りるときにカードをタッチしないと乗り継ぎが記録されません。同じ番号の路線どうしは、起点が違っても乗り継ぎ扱いになりません。
江原道で主流の交通カードはイズルですが、ティーマネーもレイルプラスもそのまま使えます。韓国の主要クレジットカードは後払いの交通カードとして使えます。ソウルで買ったティーマネーがあれば、そのまま持ってきてください。
帰りに江陵駅へ戻るときは乗り継ぎが要ります
江陵駅に停まる路線の多くは片方向だけです。郊外の起点から江陵駅を経由して市街へ入る便は多いのですが、市街から江陵駅へ向かう方向で停まる路線は202番、223-1番、225-1番、314-1番と314-2番くらいです。列車の時刻に合わせて駅へ戻るときは、乗り継ぎを見込んでおいてください。
市街の乗り継ぎ拠点は新映劇場、教保生命、韓国銀行、龍崗洞西部市場です。ほとんどの路線がこのどれかを通ります。
タクシーとレンタカー
江陵はタクシーを拾いにくい街ではありませんが、夏の繁忙期と祭りの期間は事情が変わります。一日に海沿いを二か所以上回るならレンタカーが楽です。営業所は江陵駅の周辺に集まっています。運転しないのであれば、半日のタクシーツアーを一日だけ入れると、バスでつながらない場所をまとめられます。
バスのアプリを先に入れておいてください。江陵はバス情報システムで到着時刻を出しています。郊外路線は1時間以上あくことがあるので、時刻を知らずに停留所で待つと長くなります。韓国で使えるアプリは韓国旅行の必須アプリにまとめてあります。

4. まず海沿いの拠点を五つから選びます
江陵で最初に決めることは、どの浜のそばに泊まるかです。宿の位置が決まると、その日に行ける場所がほぼ決まります。北から南まで五つの区域があり、それぞれ用途が違います。
| 区域 | 江陵駅から | 性質 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 注文津 | バス40分 | 漁港と水産市場、ドラマの撮影地 | 刺身、朝の市場 |
| 鏡浦 | バス20分 | いちばん広い浜、湖と楼閣、宿が集中 | 初めての人、家族連れ |
| 安木・江門 | バス20分 | コーヒー通りとカフェ、短い浜 | コーヒー、静かな散歩 |
| 正東津 | バス40分 | 日の出、海扇道、海際の駅 | 早朝、歩くこと |
| 玉渓・金津 | 車で50分 | サーフィン、人の少ない浜 | サーフィン |
五つのうち鏡浦と安木は近く、一日でまとめられます。海沿いの道で5kmほど、バスで15分です。残りの三つはたがいに遠く、同じ日に二つ入れると移動だけで2時間を超えます。
初めてなら鏡浦
江陵が初めてなら、鏡浦に泊まって安木へ歩くかバスで往復する組み合わせが無難です。宿の数と価格帯がいちばん広く、市街へのバスも頻繁で、鏡浦湖の遊歩道と烏竹軒が近いので半日ずつに割りやすくなります。
二度目なら南北のどちらか
鏡浦を見たことがあるなら、次は端です。注文津は漁港と市場が動いていて朝の景色が違い、正東津は日の出と海扇道が並んでいるので早朝から午前が充実します。どちらも宿代は鏡浦より下がります。
車がなければ南端は外します
玉渓と金津はサーフィンをしに行く場所です。市内バスでも行けますが時間がかかり本数も少なめです。サーフィンが目的でなければ入れなくて構いません。
5. 鏡浦は浜と湖が並んでいます
鏡浦海水浴場地図は江陵でいちばん広い浜です。砂浜が長く、後ろに松林が続くので、人が多い日でも場所が取れます。浜のすぐ後ろに宿と食堂が並んでいて、車がなくても一日過ごせます。
海水浴場が開くのは夏の二か月だけです
鏡浦は江陵で最初に開く海水浴場で、7月初めに開いて8月下旬に閉じます。開設期間中は朝6時から深夜まで浜に入れますが、泳げるのは午前9時から午後6時までです。監視員がいる時間だけと決まっているためです。注文津や安木を含む残り17か所は7月半ばに一斉に開き、同じ日に閉じます。
近年の開場初日には鏡浦だけで9万人を超えたという集計があります。夏の盛りに静かな海を期待して行く場所ではありません。逆に9月から翌年6月までは浜が空いているので、歩くならその時期のほうが向いています。
鏡浦湖と鏡浦台
浜のすぐ内側に鏡浦湖地図があります。周囲4kmほどの潟湖で、遊歩道は平坦なので一周1時間ほどです。自転車を借りて回る人も多くいます。湖の北側の丘に立つ鏡浦台は朝鮮時代の楼閣で、床に上がると湖と海を同時に見渡せます。春には湖畔が桜並木になります。
子ども連れなら
鏡浦の一帯には屋内施設がいくつか集まっています。鏡浦水族館が浜から近く、湖のそばには参声蓄音機・エジソン科学博物館があります。夏は一年で最も曇りが多い時期で、冬は風が強いので、屋内の選択肢を一つ持っておくと日程が崩れません。鏡浦水族館の大人料金は20,000ウォンですが、あとで触れる方法で14,000ウォンになります。

6. 安木のコーヒー通りは自動販売機から始まりました
安木ビーチ地図は浜よりコーヒーで知られています。江陵港の隣にある短い砂浜で、その前の道沿いにカフェが並んでいます。端から端まで歩いて20分ほどです。
自動販売機50台がカフェ通りになりました
安木のコーヒーは40年ほど前、海辺の自動販売機から始まりました。海を見ながら紙コップのコーヒーを飲む人が増えて自販機が50台まで増え、そうして名前が知られたあと、1998年に安木ビーチへ最初の焙煎コーヒー専門店が入りました。いま並んでいるカフェの大半はそのあとにできたものです。自販機もまだ残っていて、昔のやり方で飲むこともできます。
パク・イチュとテラロサ
江陵がコーヒーの街と呼ばれるようになったのには、二人の存在が大きく関わっています。パク・イチュ氏は1980年代以降に韓国へハンドドリップを広めた第一世代のバリスタで、その教えを受けた人たちが市内のあちこちで店を開きました。ただし本人の店であるボヘミアンは安木にはありません。別の場所にあるため、安木で探して見つからない人が多くいます。
テラロサは江陵から全国へ広がった焙煎所です。江陵の工場兼店舗は市街から離れた邱井面にあり、安木とは方向が違います。両方を見るなら日を分ける必要があります。
コーヒー博物館もあります
江門洞にあるコーヒーカッパー・コーヒー博物館は大人5,000ウォンです。烏竹軒の入場券を見せると4,000ウォンになります。抽出器具と生豆の展示があり焙煎を見られるので、雨の日に1時間を埋めるのに向いています。
駐車は先に考えておいてください。安木のカフェ通りは一本の道にカフェが集まっているので、週末の昼は路上に空きがほとんどありません。江陵港側の公営駐車場に停めて歩いたほうが早くなります。

7. 江陵でコーヒーを飲む三つの場所
江陵のカフェは安木だけではありません。海の前で飲むとき、焙煎所で飲むとき、祭りの期間に飲むときで、それぞれ内容が変わります。
海を見ながら飲む
安木から江門、沙川津へ続く海沿いの道に、窓が海に向いたカフェが並んでいます。写真は撮りやすく回転も速いので、週末の昼は窓際を待つことになります。価格は市街のカフェより1,000ウォンから2,000ウォンほど高めです。
焙煎所で飲む
江陵には自家焙煎の店が多く、市街と邱井面、沙川面に散っています。二軒以上回るなら車が要ります。海の眺めはありませんが豆を選んで飲めて、そのまま買って帰れます。コーヒーそのものが目的なら、安木よりこちらのほうが満足度が高くなります。
祭りの期間に飲む
江陵コーヒーフェスティバルは10月下旬の5日間に開かれます。以前は安木のコーヒー通りだけの行事でしたが、近年は江陵アリーナ一帯と会場を分け、注文津、中央市場、烏竹軒、玉渓まで連携しています。豆の販売、器具の展示、体験ゾーン、マーケット、路上演奏がまとめて立つので、この期間なら店を回らなくても地元の焙煎所を一か所で飲み比べられます。
そのかわり宿代が上がり、安木一帯の駐車が難しくなります。静かな海を見に行くつもりなら、この週は避けたほうが無難です。
豆を買うなら焙煎日を見てください。江陵の焙煎所は袋に焙煎日を書いています。焙煎から2週間以内がいちばんおいしい状態です。
8. 注文津はいまも動いている漁港です
注文津港地図は江陵の北端にある漁港です。いまも船が出入りし、明け方に競りが立ちます。朝に行く意味はそこにあります。
水産市場は午前がいちばんです
注文津水産市場は港のすぐ隣です。魚をさばいてもらってその場で食べることも、持ち帰ることもできます。干物と塩辛の路地は別になっています。午前は品数が多く、午後になるほど減ります。
値段は先に聞いてから始めてください。市場で魚を買ったあと、食べる場所の膳代を別に払う形が一般的で、その金額が店によって違います。先に確認しておくと後で驚きません。
ドラマに出た防砂堤
注文津で写真を撮る場所は永津ビーチの防砂堤地図です。永津ビーチと注文津ビーチのあいだで海に突き出た短い構造物で、ドラマ「トッケビ」で二人の主人公が初めて出会う場面をここで撮りました。韓国語では「注文津の防砂堤」と呼ばれますが、行政区域としては永津側です。
江陵市はこの防砂堤と注文津のバス停、蘇突防波堤を訪問の年の推薦地に挙げています。三か所は歩いてつながらないので、車かバスで移動してください。
蘇突アドゥルバウィ公園
注文津の北の端、蘇突地区に、波に削られた岩が集まった小さな公園があります。入場料はなく、散策路が短いので30分あれば回れます。港と市場を見たあとの余りの時間に足すのに向いています。

9. 正東津は早朝に行く町です
正東津駅地図は海にいちばん近い駅として知られています。ホームから砂浜まで歩いて1分もかかりません。江陵南部の江東面にあり、江陵駅から市内バス112番で行けます。
この町は日の出のための場所です
正東津の「正東」は、漢陽(いまのソウル)から見て真東にあるという意味です。元日は立錐の余地もありませんが、平日の朝は人が少なく、静かに日が上がるのを見られます。冬の日の出は7時半を過ぎるので、真夜中に起きる必要はありません。真夏は5時20分前後とかなり早くなります。
砂時計公園と時間博物館
駅の隣に砂時計公園があります。ドラマ「砂時計」の放送後に作られた公園で、一年に一度回す大きな砂時計が置かれています。入場料はありません。
隣の正東津時間博物館は、鉄道の客車をつないで作った展示館です。大人9,000ウォンで、烏竹軒の入場券があれば8,000ウォンです。時計と時間をめぐる展示なので、子ども連れでも見られます。
丘の上の船の形をした建物
正東津の丘に、客船の形をしたリゾートが建っています。遠くからでも目につき、その一帯から海を見下ろす写真を撮る人が多くいます。宿泊しなくても、岬側の彫刻公園には有料で入れます。
正東津に一泊するのも手です。夜明け前に江陵市街から正東津へ向かう公共交通がありません。日の出を見るつもりなら、前日に正東津へ泊まるか車を使うことになります。

10. 海扇道は片道3kmの断崖の道です
正東深谷海扇道(パダブチェギル)は、正東津と深谷港のあいだの断崖沿いに作られた3.01kmの遊歩道です。天然記念物第437号に指定された海岸段丘の上を歩きます。200万年から250万年前の地殻変動で隆起した地形で、こうした海岸段丘を歩いて見られる場所は韓国でここだけです。長いあいだ軍の警戒巡察路としてだけ使われていました。
料金と時間
| 区分 | 一般 | 青少年・軍人 | 高齢者・子ども |
|---|---|---|---|
| 個人 | 5,000ウォン | 4,000ウォン | 3,000ウォン |
| 団体(30人以上) | 4,500ウォン | 3,500ウォン | 2,500ウォン |
| 減免 | 3,000ウォン | 2,500ウォン | 1,500ウォン |
入場時間は時期で変わります。4月から10月は午前9時から午後5時30分までで、券売は午後4時30分に終わります。11月から3月は午後4時30分までで、券売は3時30分終了です。券売はどちらの時期も閉場の1時間前に締め切られるので、午後遅くに着くと入れません。
ここでの子どもは7歳から12歳、青少年は13歳から18歳または中高生を指します。障害のある方、国家有功者、ひとり親家庭、基礎生活受給者は無料です。
減免の対象には江陵市民のほか、江陵市の交流都市の住民が入ります。ソウルの江西区と瑞草区、大田の西区、大邱の北区、京畿道の富川市と坡州市、慶尚北道の安東市、釜山の海雲台区、忠清南道の保寧市です。該当する地域に住民登録があれば身分証を持参してください。市内の大学生も学生証で減免を受けられます。
入る前に知っておくこと
遊歩道の中にトイレがありません。3kmを1時間ほどかけて歩くあいだ一か所もないため、運営側も入る前に券売所前で済ませるよう案内しています。床が鉄板の区間があるので、滑ったりヒールが挟まったりしないよう、革靴は避けるようにと公式が書いています。
遊歩道沿いに軍の施設があります。軍事施設の撮影とインターネットへの掲載は法律で禁じられています。該当する区間には表示が出ているので、そこではカメラを下ろしてください。ペットは入れず、自転車も入れません。
波浪注意報が出ると入れません。波浪注意報や波浪警報が出ると安全のため入場が止まります。冬は風が強くなるので、この時期は空振りになる確率が上がります。出発前に公式サイトでその日の開放状況を確認してください。
片道なので帰り方を決めておきます
正東券売所と深谷券売所が両端にあります。片側から入って反対側へ出ると、出発した場所へ戻る必要があります。車を停めた場合は特にそうです。バスなら江陵駅の向かいから112番に乗って砂時計公園駐車場で降り、正東券売所まで800m歩きます。深谷側は112番で江東無料駐車場まで行き、958番のマシルバスに乗り換えて深谷停留所で降り、450m歩きます。
正東券売所の横に駐車場はありません。周辺の無料駐車場に停めて最大25分歩くことになります。大型バスは正東券売所へ入ることも転回することもできません。

11. 海でできること
江陵の海は夏の二か月だけの場所ではありません。サーフィンは春から晩秋まで、漁村体験は時期を問わず動いています。
サーフィンは金津と沙川
江陵でサーフィンの講習がいちばん多いのは、南の玉渓面にある金津ビーチ地図です。サーフショップが集まっていて、講習にボードとウェットスーツが含まれる構成が一般的です。初めてなら北側の沙川ビーチも無難で、波が穏やかで市街から近くなります。
講習は2時間から2時間半ほどで、そのあとに自由に乗る時間が付きます。真夏はウェットスーツなしでも入れますが、春と秋には必要です。東海は水温が上がるのが遅く、6月でもまだ冷たく感じます。
漁村体験と船
沙川津里の漁村体験村では、網を上げる作業を体験したり船釣りに出たりできます。江門と沙川の一帯にはヨット、水上バイク、スキューバの事業者もあります。子ども連れなら海水浴よりこちらのほうが向く日があります。
水の上を渡るジップライン
南港津洞のアラナビは川の上を渡るジップラインです。600mの区間が20,000ウォンで、烏竹軒の入場券があれば16,000ウォンになります。短い時間で終わりますが、子どもには人気があります。
東海には離岸流が出ます。海水浴場の開設期間は監視員がいますが、それ以外の時期にはいません。旗と場内放送を確認し、人のいない浜で一人で深く入らないようにしてください。
12. 市街に残る古い家
江陵の市街には朝鮮時代の建物がいくつも残っています。たがいに近いので半日でまとめられ、いずれも海側ではなく2kmから3km内陸にあります。
烏竹軒
烏竹軒地図は、画家の申師任堂が暮らし、儒学者の栗谷李珥が生まれた家です。二人はいまも韓国の紙幣に描かれていて、そのため敷地内に貨幣展示館と市立博物館が併設されています。入場券一枚で三か所を見られます。大人3,000ウォン、青少年と軍人2,000ウォン、子ども1,000ウォン。満65歳以上、満6歳以下、江陵市民は無料です。
観覧時間は午前9時から午後6時までですが、入場は午後5時までです。閉場と入場締切に1時間の差があるので、遅く行くと入れません。休館日はなく、元日と旧正月、秋夕の当日だけ屋内展示室を閉じて烏竹軒自体は開けています。駐車は無料で、満車のときは江陵農楽伝授館前に停められます。
毎月最終週の水曜は「文化のある日」で観覧料が半額です。ほかの割引とは併用できません。
ペットを連れての入場はできません。視覚障害者の補助犬だけが例外です。ローラーの付いた靴、キックボード、自転車も持ち込めないので、子ども連れの場合は車に置いてから入ってください。
船橋荘
船橋荘地図は300年続く両班の屋敷で、国家民俗文化財第5号です。母屋、舎랑채、別堂、池のほとりの活来亭がそのまま残っています。大人5,000ウォン、割引対象3,000ウォン、子ども2,000ウォン。割引は青少年、満65歳以上、軍人、警察、障害のある方、国家有功者が対象で、江陵市民は無料です。
観覧は夏が午後6時まで、冬が午後5時までです。韓屋ステイを運営していて、宿泊客は入場料を払いません。毎週水曜の午後1時には活来亭の隣の悦話堂で小さな音楽会が開かれます。
文化観光解説士が午前9時から午後4時まで毎正時に案内を始めます。昼は休みで、一回30分から40分です。自分で歩くと15分で終わってしまう場所なので、解説を聞いたほうが内容が濃くなります。
船橋荘でドローンを飛ばすことはできません。私有地であり多数の人が利用する施設でもあるため、許可のない空撮は警察に告発すると公式に明記されています。全区域が禁煙で、ペットも入れません。
中央市場と月花通り
江陵中央市場は江陵駅から歩いて行ける距離にあります。ヤンニョムチキンや練り物のコロッケ、いなり寿司で知られるようになりましたが、もとは魚と野菜を売る町の市場です。
市場の脇へ続く月花通りは、廃線になった鉄道の跡を歩道にしたものです。5月から10月まで、毎週金曜と土曜の夕方6時から夜11時までナイトマーケットが立ちます。食べ物の屋台と手作り市を合わせて40店ほどで、近年は英語のメニューも置かれました。ここで夕食をとり、月花橋の夜景を見て市場の路地へ入る流れが自然です。

13. 烏竹軒の券一枚で一日をまとめます
烏竹軒の券売所で売っているパッケージ観覧券は、日本語のページにはまず出てきません。烏竹軒を見たあと、その日の入場券を券売所で見せると、江陵市内の観光施設の入場券を割引価格で発券してくれます。3,000ウォンの券が一日分の割引券になります。
| 施設 | 通常(大人) | 烏竹軒の券あり | 差額 |
|---|---|---|---|
| ハスラアートワールド | 17,000ウォン | 10,000ウォン | 7,000ウォン |
| 鏡浦水族館 | 20,000ウォン | 14,000ウォン | 6,000ウォン |
| ランニングマン&ミューズ江陵店 | 22,000ウォン | 17,000ウォン | 5,000ウォン |
| アラナビ(600m) | 20,000ウォン | 16,000ウォン | 4,000ウォン |
| 江陵刺繍博物館 | 6,000ウォン | 3,000ウォン | 3,000ウォン |
| 歓喜カップ博物館・張吉煥美術館 | 10,000ウォン | 8,000ウォン | 2,000ウォン |
| 正東津時間博物館 | 9,000ウォン | 8,000ウォン | 1,000ウォン |
| コーヒーカッパー・コーヒー博物館 | 5,000ウォン | 4,000ウォン | 1,000ウォン |
| チャヨナ・ノルジャ | 12,000ウォン | 11,000ウォン | 1,000ウォン |
| 大関嶺博物館 | 1,000ウォン | 無料 | 1,000ウォン |
発王山モナパークのケーブルカーは20%の割引率で適用されます。逆方向にも使えます。ランニングマンの入場券や発王山ケーブルカーの券を持って烏竹軒へ行くと、3,000ウォンが2,000ウォンになります。
条件が三つあります
一つめ、烏竹軒・市立博物館の券売所でしか買えません。各施設の現地窓口ではこの価格で売っていません。二つめ、その日の烏竹軒の観覧券を必ず見せる必要があります。三つめ、当日のみ有効で、翌日の払い戻しはできません。ですから烏竹軒を午前に見て、午後の予定をその場で決める順番になります。
満65歳以上の無料は烏竹軒・市立博物館と大関嶺博物館だけに適用され、パッケージで発券するほかの施設には適用されません。
距離を見て選んでください
烏竹軒から鏡浦水族館まで3.2km、コーヒーカッパーと刺繍博物館まで5km、アラナビまで9km、大関嶺博物館まで12.6km、ハスラアートワールドまで18km、正東津時間博物館まで21kmです。発王山ケーブルカーは43kmなので別の日の予定になります。
二か所使うだけで元が取れます。ハスラアートワールドと鏡浦水族館の二つで13,000ウォン下がります。烏竹軒の入場料3,000ウォンを引いても残ります。二人で行けばその分だけ倍になります。

14. 海から西へ上がると高地です
江陵から西へ30分から45分上がると、標高800mを超える高地が続きます。夏でも市街より5度以上涼しく、冬は雪がはるかに多く積もります。
安反德は江陵市です
安反德地図は王山面にある高冷地の畑です。標高1,100m前後に、サッカー場300面ほどの広さで白菜畑が広がっています。入場料も駐車料もありません。集落の入口とモンエ展望台に無料駐車場があります。
白菜がいちばん見応えのあるのは出荷前の8月初めから中旬で、人もその時期に最も多くなります。夜は星を見に来る人が多く、天の川は5月から7月の新月のころに見えます。日の出の撮影地としても知られています。
集落には雲遊村という宿があり、星を見る目的で前泊する人が使っています。夜明け前に市街から上がってくるより安全で、標高が高いぶん夏でも夜は冷えるので上着を用意してください。
三養ラウンドヒルと羊牧場は平昌郡です
大関嶺の牧場として知られる二か所は江陵市ではありません。三養ラウンドヒルも大関嶺羊牧場も平昌郡大関嶺面にあり、江陵から車で40分から45分、公共交通では行きにくい場所です。
三養ラウンドヒルの入場料は大人12,000ウォン、小人10,000ウォン、満65歳以上と障害のある方、国家有功者は9,000ウォンです。江原道民は30%割引になります。5月から10月は午前9時に開いて券売が午後5時、閉場が午後6時。11月から4月は券売が4時30分、閉場が5時30分です。
検索すると三養ラウンドヒルの入場料を9,000ウォン前後と書いた記事が多く出ます。それは優待料金で、一般の大人は12,000ウォンです。
大関嶺博物館は烏竹軒の券で無料です
城山面にある大関嶺博物館は江陵市立博物館の分館です。大人1,000ウォンですが、烏竹軒の観覧券があれば無料になります。烏竹軒から12.6km、車で16分なので、山側へ上がる途中に寄りやすい場所です。
冬と早朝の運転に注意してください。安反德へ上がる道は狭い山道で、冬は凍結します。星や日の出を見に夜明け前に上がるならチェーンを用意し、雪のあとは諦めたほうが安全です。
15. 江陵で食べるもの
江陵の食は半分が海から、半分が背後の山から来ています。
草堂スンドゥブ
草堂洞に豆腐の店が20軒近く集まっています。江陵のスンドゥブはにがりの代わりに海水で固めます。そのためほかの地域の豆腐よりわずかに塩気があり、口当たりが柔らかくなります。いまの形の店の集まりは1990年代以降に増えたものです。
草堂という名が朝鮮中期の文人、許曄の号から来たという説が広く知られています。ただし韓国民族文化大百科事典は、その説に文献上の根拠がないと記しています。豆腐に海水や塩水をにがりとして使う方法自体は、文宗実録にすでに出てきます。由来を断定して書いている記事は、そのまま受け取らなくて構いません。
スンドゥブは澄んだ汁で出るものと、チャンポンの汁をかけたものに分かれます。チャンポン式は比較的新しいやり方ですが、いまでは草堂で行列ができる一品になりました。
ムルフェと刺身
注文津、江門、沙川の一帯でムルフェを出します。江原道のムルフェはコチュジャンの合わせだれに薄氷を浮かべて刺身を入れる形が一般的で、夏に特によく食べられます。刺身は注文津水産市場でさばいてもらう方法と、店で膳として受け取る方法があり、市場のほうが安いかわりに膳代を別に払います。
ジャガイモのすいとんとそば
すりおろしたジャガイモを団子にして汁に入れるカムジャオンシミは江原道内陸の料理ですが、江陵市街にも出す店が何軒かあります。そばのマッククスも同じく市街で食べられます。海のものが続いたときの逃げ道になります。
市場の食べ物
ヤンニョムチキン、練り物のコロッケ、ねじりドーナツなどが中央市場に集まっています。夕方は月花通りのナイトマーケットが別に立つので、市場の中と外をつなげて回れます。韓国全体の料理は韓国の食べ物まとめにあります。
16. 年に二度、街が混みます
江陵には行事が多いのですが、宿代が目に見えて上がる時期は二つです。初夏の端午祭と秋のコーヒーフェスティバルです。
江陵端午祭
江陵端午祭はユネスコ無形文化遺産であり、韓国の国家無形遺産でもあります。旧暦5月5日の端午を中心に数日にわたって開かれるため、新暦の日付は年によって変わります。おおむね5月末から6月のあいだです。
大関嶺の山神を迎える儀礼から始まり、官奴仮面劇、神統大吉道行列、城主グッといった順序が続きます。南大川の河川敷に露店が並び、相撲やブランコの競技も行われます。伝統行事であると同時に大きな市でもあるので、見て回るだけで一日が過ぎます。
江陵コーヒーフェスティバル
コーヒーフェスティバルは10月下旬の5日間です。安木のコーヒー通りと江陵アリーナ一帯に会場を分け、注文津、中央市場、烏竹軒、玉渓まで連携します。豆の店、器具の展示、体験ゾーン、マーケット、路上演奏が一緒に立ちます。
初日の出
正東津と鏡浦は元日に人が集まります。宿は数か月前に埋まり、道路も混みます。元日にこだわらないのであれば、1月最初の平日に行くほうがはるかに楽です。江陵の1月の寒波日数は平年値で0.4日なので、夜明け前に立っていても耐えられます。
夏の行事
鏡浦では夏に浜辺の行事が続きます。路上演奏の全国大会、ビール関連の行事、鏡浦の夏祭りなどが開設期間に集まっています。江陵市は訪問の年を進めていて、春の桜から冬の初日の出まで年間を通した行事を組んでいるので、行く時期に何が開かれるかは市の観光ページで確認するのが確実です。
17. 月ごとの数字で見る江陵
江陵気象観測所の30年平年値を並べると、この街がいつどういう顔をしているかが数字で見えます。
| 月 | 平均 | 最高 | 最低 | 降水量 | 降水日 | 日照 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1月 | 0.9度 | 5.3度 | -2.7度 | 47.9mm | 6.2日 | 190.2時間 |
| 2月 | 2.7度 | 7.1度 | -1.3度 | 48.0mm | 5.7日 | 182.2時間 |
| 3月 | 7.0度 | 11.7度 | 2.6度 | 65.1mm | 8.8日 | 199.3時間 |
| 4月 | 13.1度 | 17.9度 | 8.2度 | 81.9mm | 8.9日 | 209.6時間 |
| 5月 | 17.9度 | 22.7度 | 13.3度 | 79.2mm | 9.1日 | 218.7時間 |
| 6月 | 21.3度 | 25.4度 | 17.5度 | 118.5mm | 10.8日 | 176.9時間 |
| 7月 | 24.7度 | 28.1度 | 21.6度 | 250.2mm | 16.0日 | 148.9時間 |
| 8月 | 25.0度 | 28.6度 | 21.9度 | 292.9mm | 16.4日 | 151.3時間 |
| 9月 | 20.5度 | 24.6度 | 17.0度 | 229.3mm | 11.8日 | 162.1時間 |
| 10月 | 15.6度 | 20.3度 | 11.5度 | 113.9mm | 7.8日 | 192.5時間 |
| 11月 | 9.5度 | 14.0度 | 5.6度 | 81.1mm | 7.3日 | 175.2時間 |
| 12月 | 3.3度 | 7.7度 | -0.5度 | 36.9mm | 4.6日 | 189.7時間 |
冬がいちばん乾いています
江陵というと大雪を思い浮かべる人が多いのですが、数字は逆を指しています。12月の降水量は36.9mmで一年で最も少なく、雨や雪が降る日も4.6日しかありません。1月と2月も48mm前後です。東海岸に大雪が降る日はありますが、それが続くわけではありません。冬の日照も190時間前後で春と変わりません。
夏がいちばん曇っています
日照時間が最も長いのは5月で218.7時間、最も短いのは7月で148.9時間です。夏の休暇の時期が、一年で最も日が少ない時期です。降水量も8月が292.9mmで最多、降水日が16.4日なので二日に一度は降る計算になります。夏の海を目当てに行く場合でも、屋内の予定を一つ用意しておいてください。
寒さより風です
寒波日数は1月0.4日、2月0.2日で、ほかの月は0日です。江陵の冬は内陸ほど寒くありません。かわりに風が強く、平均風速は1月3.4m/s、12月3.3m/sで、夏の1.9m/sよりかなり高くなります。海扇道が波浪特報で閉まる時期がここと重なります。冬に海沿いを歩くなら、体感温度は気温より低く見積もってください。
春と秋の服装
日較差が10度以上になる日は4月が14.0日で最多です。昼は17.9度まで上がるのに明け方は8.2度まで下がります。4月と10月に行くなら羽織るものを一枚多く持ってください。韓国全体の時期選びは韓国旅行はいつ行くかにまとめてあります。
18. 宿は場所によって価格帯が分かれます
江陵の宿はどの海沿いにあるかで価格帯がはっきり分かれます。同じ等級でも、海が見えるかどうかで差が大きくなります。
| 地域 | 価格帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| 鏡浦・安木の海側 | 高い | ホテルとリゾートが集まり、夏の上げ幅が最も大きい |
| 江陵駅・市街 | 中 | 列車もバスも便利で、食事の選択肢が広い |
| 正東津 | 中 | 日の出を見るならここしかない |
| 注文津 | 中の下 | 市場と港が近く、夜が静か |
| 玉渓・金津 | 安い | サーフショップが宿を兼ねている |
| 船橋荘の韓屋ステイ | 中の上 | 300年の屋敷に泊まり、入場料が免除 |
夏の繁忙期とコーヒーフェスティバルの期間は、同じ部屋が普段の倍まで上がります。逆に11月と12月、3月がいちばん安い時期です。冬は乾いていて寒波もほとんどないことを考えると、この時期は価格に対する満足度が高くなります。
車がなければ江陵駅の周辺
公共交通だけで動くなら江陵駅か市街に泊まるほうが楽です。海沿いのどこへでもバスがあり、帰りも市街を経由すれば済みます。海の眺めはありませんが、移動に使う時間が大きく減ります。
車があるなら海側
運転するなら鏡浦か安木の海側の宿が価格に見合います。朝にコーヒーを持って浜を歩き、夕方に同じ窓から日没を見る使い方ができます。週末の夜の駐車だけは先に確認しておいてください。
韓屋に泊まる方法もあります。船橋荘の韓屋ステイは300年の屋敷の実際の部屋に泊まる形です。宿泊客は観覧料を払わないので、朝に人のいない中庭を見られます。部屋数が少なく早く埋まります。
19. 一泊二日の費用
ソウルから一泊二日で行く場合の費用を項目別に並べました。一人あたりで、宿は二人一室を割った金額です。
| 項目 | 抑えるとき | 標準 | ゆとりを持つとき |
|---|---|---|---|
| ソウル往復 | 高速バス 約40,000ウォン | KTX 55,200ウォン | KTX特室 66,200ウォン |
| 宿泊(1泊・1人) | 40,000ウォン | 70,000ウォン | 150,000ウォン以上 |
| 現地の移動 | バス 6,000ウォン | バスとタクシー 20,000ウォン | レンタカー 70,000ウォン |
| 食事4回 | 40,000ウォン | 70,000ウォン | 120,000ウォン |
| 入場料 | 0ウォン | 10,000ウォン | 30,000ウォン |
| 合計 | 約15万ウォン | 約23万ウォン | 40万ウォン以上 |
どこが減らせるか
いちばん大きく減らせるのは宿です。海の眺めを諦めて江陵駅の周辺か注文津にすると、繁忙期でも半分近くまで下がります。次が移動で、高速バスは KTX より1万ウォン以上安いかわりに1時間多くかかります。
入場料はもともと高くありません
江陵は無料で見られる場所が多い街です。鏡浦の浜と湖、安木のコーヒー通り、安反德、砂時計公園、蘇突アドゥルバウィ公園はすべて無料です。券を買うのは烏竹軒3,000ウォン、船橋荘5,000ウォン、海扇道5,000ウォンほどで、三つ全部見ても13,000ウォンです。ここに先ほどのパッケージ券を足せば、屋内施設まで入れても負担は小さく収まります。
夏とそれ以外の差
同じ日程でも7月末から8月中旬は宿代だけで倍近くになります。日を動かせるなら6月か9月にずらすだけで5万ウォン以上変わります。
20. 一泊二日と二泊三日の組み方
拠点が決まれば順番は組みやすくなります。下は車を使わず公共交通だけで動く前提です。
一泊二日 鏡浦と安木、そして市街
1 ソウルから午前の KTX に乗って江陵駅で降ります。荷物は宿か駅のコインロッカーへ。
2 バスで烏竹軒へ。午前に見て、券売所でパッケージ券を発券します。
3 3.2km離れた鏡浦の方へ移動して昼食にします。草堂スンドゥブがこの近くです。
4 鏡浦湖の遊歩道を一周し、鏡浦台に上がります。1時間半ほどかかります。
5 鏡浦から安木まで海沿いを移動します。バスで15分です。
6 安木のコーヒー通りで日没を待ちます。窓際は早く埋まるので先に席を取ります。
7 夕食は中央市場か月花通りのナイトマーケットで。金曜と土曜の夕方なら屋台が立ちます。
8 翌朝は宿の近くの浜を歩いてから市街へ入ります。
9 船橋荘で文化観光解説を聞きます。毎正時に始まるので時間を合わせます。
10 中央市場でヤンニョムチキンを買って江陵駅へ。市街から駅方向は路線が少ないので乗り継ぎを見込みます。
二泊三日 ここに南北のどちらかを足します
11 二日目の朝、112番で正東津へ下ります。日が昇ったあとでも構いません。
12 海扇道を歩きます。3.01kmで1時間、トイレは入る前に済ませます。
13 砂時計公園と時間博物館を見て昼食にします。
14 午後は市街へ戻り、ハスラアートワールドか鏡浦水族館のどちらかを見ます。パッケージ券はここで使います。
15 三日目は北です。注文津水産市場で朝の市場を見て、刺身を買います。
16 永津ビーチの防砂堤で写真を撮り、蘇突を短く回ってから江陵駅へ戻ります。
車があると順番が変わります
運転するなら一日に南北のどちらかずつを入れられます。初日に正東津と海扇道、二日目に注文津と安反德という具合です。安反德は夜明けか夕方でないと見応えがないので、その日の最初か最後に置いてください。
ソウルの日程とつなげるならソウル旅行ガイドを、秋の紅葉も見るならソウル近郊の紅葉スポットを合わせてご覧ください。
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江陵旅行のよくある質問
画像: Photographs via Wikimedia Commons: Mobius6 (CC BY-SA 4.0), Christophe95 (CC BY-SA 4.0), Altostratus (CC BY-SA 4.0), Choi Kwang-mo (CC0), Calvin500 (CC BY-SA 3.0).