ソウル・ホンデ(弘大)完全ガイド:路上ライブの時間とルール、延南洞と合井、どの出口から出るか
ホンデは大学の名前が街の名前になった場所で、その街は思ったより広いです。西橋洞を中心に延南洞、上水洞、合井洞まで歩いて続きます。路上ライブは自由にやっているのではなく抽選で場所をもらってやるもので、夜10時には終わります。
| ホンデはどこまで | 西橋洞を中心に延南洞・上水洞・合井洞まで歩いて続きます。 |
|---|---|
| どの出口 | 商店街は9番、延南洞は3番、川の方は合井駅です。 |
| 路上ライブの時間 | 昼から夜10時まで。10時を過ぎると規則で演奏できません。 |
| 一番多いもの | ライブハウスと劇場です。名所より舞台のほうがずっと多い街です。 |
| 博物館はあるか | ありません。区の観光リストにホンデ側の博物館は一つも載っていません。 |
| 泊まる場所 | ホテルより民泊とゲストハウスが圧倒的に多いです。 |
1. ホンデは大学の名前で、それが街の名前になりました
2. どの出口から出るかで、別のホンデが開きます
3. 数えてみると、名所より舞台のほうが多い街です
4. 路上で演奏している人は、抽選で場所をもらった人です
5. 歩きたい通りと祝祭通りは別の道です
6. サンサンマダンは一つの建物に階ごと違うものが入っています
7. 劇場とライブハウスは路地の奥にあります
8. フリーマーケットは今お休みで、土曜の市は延南洞に出ます
9. 延南洞は線路の上を歩く街です
10. 上水洞と合井はカフェが先に根づきました
11. 川の方へ越えると聖地と古い家があります
12. カフェはソウルでホンデがいちばん多いです
13. 食堂は二つの機関が互いに違う店を選びます
14. 古い店が三つ、どれも夜まで開いています
15. 泊まる場所はホテルより人の家のほうがずっと多いです
16. 買い物は百貨店が一つと市場が三つです
17. 祭りは秋に集まっています
18. 行く前に知っておくと役に立つこと

1. ホンデは大学の名前で、それが街の名前になりました
ホンデは弘益大学校の略称です。それがいつの間にか大学前の商店街全体を指すようになり、さらに歩いて行ける隣町までまとめて呼ぶようになりました。だから「ホンデで会おう」と言っても、人によって思い浮かべる場所が違います。
行政上のまとまりもあります。ソウル市と麻浦区はこの一帯を文化芸術の観光特区に指定していて、西橋洞と東橋洞を中心に上水洞と合井洞までが同じ枠に入ります。そこに駅ひとつ分の延南洞が事実上つながっています。
四つの街の顔がそれぞれ違います
西橋洞は人がいちばん多く、夜が長い街です。延南洞は線路をはがした跡にできた細長い公園に沿って静かな路地が続きます。上水洞はカフェが先に根づいた街なので昼が長く夜が早いです。合井洞は川にいちばん近く、大きな建物が多い街です。
一日使えるなら西橋洞から延南洞へ抜けるか、逆に合井から川を見て上がってくる順番が歩きやすいです。半日なら一つの街に絞ったほうが良いです。ソウル全体の回り方はソウル旅行ガイドにまとめています。
2. どの出口から出るかで、別のホンデが開きます
弘大入口駅は地下鉄2号線、京義中央線、空港鉄道が集まる駅です。三つの路線が重なるので駅そのものが長く、出口を間違えるとかなり戻ることになります。
| 出口 | 出ると何があるか |
|---|---|
| 8・9番 | 歩きたい通り、大学方向の商店街 |
| 6・7番 | タボク通りと西橋市場、森林公園の入口 |
| 3番 | 延南洞の路地と工房通り |
| 1番 | 大通り沿いのホテル |
| 4番 | 百貨店 |
街歩きが目的なら9番、延南洞が目的なら3番。この一つの判断がいちばん時間を節約します。乗り換えや交通カードはソウル地下鉄ガイドにまとめました。
隣の駅で降りたほうがいい日もあります
合井駅は2号線と6号線が交わる駅で、大きな商業施設と川側に直結します。上水駅は6号線で、カフェ通りと小さな公演場が近いです。望遠駅も6号線で、市場側に出ます。
週末の夕方の弘大入口駅の混み方を考えると、上水駅や合井駅で降りて歩いて入るほうが早いこともあります。三つの駅は歩いて行き来できる距離です。
空港から直接来られます
空港鉄道の一般列車が弘大入口駅に停まります。交通カードで仁川空港第1ターミナルから4,650ウォン、第2ターミナルから5,250ウォンです。荷物を持って都心を横断しなくて済むので、到着した日や帰国前日の宿をこの辺りにする人が多いです。
空港バスもあります。仁川空港と清凉里を結ぶ6002番が弘大入口駅に停まります。空港での乗り場は5Bと11Bです。空港から市内に入る方法は仁川空港からソウル市内へにまとめています。
地図
3. 数えてみると、名所より舞台のほうが多い街です
麻浦区が観光として紹介しているリストからホンデの分だけ抜き出すと、いちばん多いのが公演場です。名の知れた見どころより舞台のほうが倍以上あります。
もっと目を引くのは無いほうです。ホンデ側には博物館が一つもありません。区のリストで博物館の項目はそもそも空で、体験館や展示場は全部かなり離れた上岩洞に集まっています。宮殿も寺もありません。
だから予定の立て方が違います
景福宮のように「開く時間に行って見て出る」が通用しません。昼はカフェと買い物、夕方から食事と公演、夜遅くになると酒場とクラブが順番に動き出します。同じ路地が時間ごとに別の顔になります。
ですからホンデだけで一日を空けるより、昼は別の場所を見て夕方からホンデに入るほうが効率が良いです。ソウルの日程の組み方はソウル旅行日程にあります。
雨の日には弱い街です
地下街でつながる明洞や、大きな屋内施設が集まる蚕室と違って、ホンデは路地を歩く楽しさが半分を占めます。雨が降るとその半分が消えます。代わりに公演場と映画館、カフェが近い距離に固まっているので、屋内に入って粘る手はあります。雨の日の選択肢は雨の日のソウルにまとめました。

4. 路上で演奏している人は、抽選で場所をもらった人です
ホンデといえば路上ライブです。ところが自由に誰でもやっていると思われているのとは違い、実際は麻浦区が場所と時間を配る制度です。歩きたい通りにはバスキングゾーンが決められていて、そこでしか演奏できません。
そのルールがつい最近まるごと変わりました。以前は演奏者が先に登録して番号をもらい、その番号で申し込む仕組みでしたが、事前登録制が廃止され、既存の登録番号も一括で無効になりました。先着順もなくなり、申し込みはすべて抽選です。
申し込みと抽選が毎月二回まわります
翌月に使う枠を毎月10日から16日の間に申し込み、20日前後に抽選します。そこで残った枠を25日から27日にもう一度受け付け、29日前後にまた抽選します。申し込みは2時間単位で、一人が一か月に六回まで取れます。そのうち週末は二回までです。
申し込みのときに演奏ジャンルと公演計画書を必ず書きます。書いた内容と実際の公演が違えば規定違反となり、その枠は使えません。抽選結果の連絡は来ないので、麻浦区庁の文化観光ページで自分で確認します。
ゾーンごとにできる公演が違います
| 場所 | できる公演 |
|---|---|
| バスキングゾーン1・2・4 | アンプを使う公演。歌とダンス |
| バスキングゾーン3 | アンプのいらない公演。静かな歌、マジック、パントマイム、楽器 |
アンプは2台までで、台数に関係なく音量の基準が決まっています。超えると公演が取り消されることがあります。演奏者が自分で持ち込んで設置する照明は全面禁止です。
区の案内文には理由も書いてあります。歩きたい通りのすぐ隣が住宅地であり、宿泊施設でもあります。夜遅くまで音を上げられない構造です。
見る側が知っておくと得なこと
公演の予定は麻浦区庁の文化観光ページに日程表として出ます。誰がいつどの場所でやるかが事前に公開されるので、特定のチームを見たいならあてもなく歩かずに済みます。
そして夜10時を過ぎると公演はありません。「ホンデは明け方まで路上ライブが続く」という話は今のルールと合いません。10時以降に残るのは酒場とクラブで、路上の演奏ではありません。
5. 歩きたい通りと祝祭通りは別の道です
同じホンデの中に公演が開かれる通りが二つあります。名前が似ていて紛らわしいのですが、管理の仕方もできる公演も違います。
歩きたい通りはオウルマダン路の内側で、弘大入口駅の8番と9番出口からすぐつながります。先ほどのバスキングゾーンはここです。祝祭通りはサンサンマダンの前の区間で、バンドが立つ行事ゾーンとパフォーマンスゾーンに分かれています。
祝祭通りは昼12時に開いて夜10時に閉じます
運営時間が決まっています。昼12時から夜10時までで、10時以降の公演は禁止です。そしてここでは歌だけができて、ダンスはできません。ダンスの公演を見たいなら歩きたい通りのバスキングゾーンのほうへ行くことになります。
ここでできないことも決まっています
商品や企業の宣伝、物を売る行為、企業サポーターズの活動、政党や宗教の行事は受け付けません。苦情が繰り返し出た団体も除外されます。人が大勢集まる大きな行事は安全審査を別に受けます。
見る側にはこの区分がむしろ便利です。バンドの音を聞きたければサンサンマダンの前、静かなギターを聞きたければ歩きたい通りの内側へ行けばいいということになります。
6. サンサンマダンは一つの建物に階ごと違うものが入っています
オウルマダン路に立つ灰色の建物がKT&Gサンサンマダン弘大です。ホンデで道を説明するときの目印になる建物で、中身が階ごとに違います。
| 階 | 何があるか |
|---|---|
| 地下4階 | 映画館 |
| 地下2階 | ライブホール |
| 1〜2階 | デザイン雑貨の売り場 |
| 3階 | ラウンジとプロジェクト空間 |
| 4〜5階 | ギャラリー |
| 6〜7階 | 教室 |
一つの建物で展示を見て買い物をして映画を見てライブまで見られるということです。雨の日や、連れとやりたいことが割れたときに使える場所です。
階ごとに開く時間が違います
ただし階別の運営時間は公式案内で一度に確認できません。映画館とギャラリーと売り場がそれぞれ別の日程で動くので、行く前に目当ての階の予定を個別に見ておくほうが安全です。
建物の前がそのまま祝祭通りなので、公演のある日は建物に入る前から音が聞こえます。
地図
7. 劇場とライブハウスは路地の奥にあります
ホンデの公演場は大通りに大きな看板を出していません。ほとんどが路地の奥の建物の地下や上の階にあるので、住所を見ずに行くと前を通っても気づきません。
バンドが立つライブハウス
オウルマダン路にローリングホールがあり、同じ通りのサンサンマダン地下にサンサンマダン・ライブホールがあります。歩きたい通りの方にはウェストブリッジ・ライブホール、合井の方にはムシンサ・ガレージとベロジュがあります。上水駅の近くにはアライブホールがあります。
公演はたいてい夕方に始まり、チケットは前売りで出ます。当日その場で入れる日もありますが、人気のあるチームなら先に終わります。
演劇をやる小劇場
臥牛山路に小劇場サヌリムがあります。古い劇場で、古典作品を上演する企画で知られています。近くにクルマラエ小劇場、ポスト劇場、ピョルピッ小劇場が歩ける範囲に散らばっています。
合井の方に行くとイム・ヒョクピル小劇場、広興倉駅の方まで行くとCJアジトがあります。同じホンデと呼んでも実際には地下鉄で一駅二駅離れているので、チケットを取る前に場所を見てください。
言葉のいらない公演もあります
楊花路の路地にホンデ・ナンタ劇場があります。台詞のない打楽器の公演なので言葉が問題になりません。平日は夜8時に一回、土曜と日曜、祝日は午後2時と5時です。
8. フリーマーケットは今お休みで、土曜の市は延南洞に出ます
ホンデといえば、弘益子ども公園、いわゆるホンデ遊び場で毎週土曜に開かれていた芸術市場のフリーマーケットが必ず出てきます。手作りの品を売る台が公園を囲む風景が長く知られてきました。
ところが麻浦区の公式案内には今「一時中断」とだけ書かれています。いつ再開するかは書かれていません。土曜にそれを見に行って、何もない公園だけ見て帰ることが実際に起きています。
代わりに開く土曜の市があります
延南洞の東進市場で毎週土曜の午後1時から6時まで市が立ちます。手作りのアクセサリーや石けん、クッキー、自分で育てた野菜を売り、その場で料理を出す台もあります。規模はフリーマーケットより小さいですが性格は似ています。
京義線森林公園の方にはテンテン通りで開かれるマーケットがあります。弘大入口駅6番出口から公園沿いに歩くと出てきます。開く日が固定ではないので事前の確認が要ります。
遊び場そのものはそのままあります。壁画に囲まれた小さな公園で、市のない日も人が座って休み、路上ライブが立つこともあります。
地図9. 延南洞は線路の上を歩く街です
弘大入口駅3番出口を出ると空気が変わります。汽車が走っていた道をはがして作った細長い公園が街を貫いています。正式には京義線森林公園といい、延南洞の区間だけ別の呼び名で呼ぶ人もいます。
長いので端から端まで歩くとけっこうかかります。芝生と水路があり、両側にカフェと食堂が張りついています。天気がいいと芝生に座る人が多く、座る場所を探すほうが難しい日もあります。
公園の横に本の通りがあります
臥牛山路の方に京義線ブックストリートがあります。出版社の多い街という点を生かした空間で、本をテーマにした催しを曜日ごとに変えて開きます。火曜は人文、水曜は芸術、木曜は旅行、金曜は文学、土曜は子ども、日曜は公演や講演の日です。
火曜から日曜まで午前11時に開いて夜8時に閉め、月曜は休みです。月曜に行くと閉まっています。
路地に小さな店が続きます
公園から一本入るとセモ通りと工房通りがあります。セモ通りは道が三角に分かれる場所についた名前で、工房通りには自分で作って売る店が集まっています。どちらも大学前より静かです。
延南洞は歩くこと自体が目的になる街なので、目的地を決めて行くより公園沿いを歩いて気に入った路地に曲がるほうが合っています。
地図
10. 上水洞と合井はカフェが先に根づきました
麻浦区が観光として紹介している通りのひとつが上水洞のカフェ通りです。臥牛山路の路地に沿って小さなカフェが続き、大学前より静かで席が広いです。
上水駅1番出口がいちばん近いです。近くにアライブホールやアートホール・ベチャンイのような小さな公演場が混ざっているので、コーヒーを飲んでから夕方の公演を見て出る流れが自然です。
春には桜の道が開きます
唐人洞の方の土亭路に桜の道があります。川辺に近い道なので漢江の方へ続けて歩けます。ホンデの桜の名所として知られた場所ではないので人が少ないです。
合井は大きな建物と川です
合井駅の周りは性格が違います。大きな複合施設が駅と直結し、その中に売り場と公演場、映画館が入っています。路地を歩く街ではなく建物の中で済ませる街に近いです。
駅から川の方へ少し行くと漢江が出ます。汝矣島と上岩を行き来する船の船着き場もここにありますが、平日だけ運航し、週末と祝日は休みです。週末に船に乗ろうとして行くと無駄足になります。

11. 川の方へ越えると聖地と古い家があります
遊んでいると忘れますが、この街は漢江にすぐ接しています。合井駅から川の方へ下りると、さっきまでとまるで違う場所が出てきます。
切頭山殉教聖地が川沿いの丘の上にあります。朝鮮後期にカトリック信者が処刑された場所で、今は聖堂と記念館があります。ミサは毎日午前10時と午後3時ですが、月曜は午後のミサがありません。
すぐ隣に楊花津外国人宣教師墓園があります。朝鮮末期に韓国へ来てここに葬られた外国人たちの墓地です。月曜から土曜まで午前10時から午後5時まで開いています。
街の中に残る古い家と祠堂
西橋洞の路地に崔圭夏の旧宅があります。元大統領が住んでいた家で今は公開していますが、観覧が回数制なのでいつでも入れるわけではありません。午前と午後に回が分かれていて、月曜は休みです。
倉前洞と唐人洞には古い祠堂が残っていて、毎年旧暦で日を決めて町内の祭祀を行います。望遠洞の方には川を見下ろす東屋の望遠亭があります。
新村の方には金大中図書館があります。平日に開き、土曜は第一週だけ開きます。観覧終了の一時間前までに入る必要があります。
12. カフェはソウルでホンデがいちばん多いです
ソウル観光財団が地域別に整理している飲食のリストを見ると、ホンデのカフェとデザートの数が他の街を大きく引き離します。明洞や東大門は韓国料理が中心なのに、ホンデはカフェの比重が目に見えて大きいです。
長く残っている店
大学前に독수리다방(ワシ茶房)があります。合井の方には工場を直して作ったアンスラサイトがあり、パンではポールアンドポリーナとピーターパン1978、城山洞のリッチモンド菓子店が古い部類です。
餅を売る京畿餅屋や団子を出す団子家のように一つだけをやる店もリストに載っています。ウブレドは菜食のリストにも一緒に入っています。
区が別に選んだパン屋もあります
麻浦区が運営する徒歩ツアーにパン屋だけを回るコースがあり、そこで選ばれた店はまた違います。カレーパンと明太フランスを出すアオイトリ、マカロンとメレンゲクッキーのレイアンドクリーム、その日作ってその日売るブランです。
13. 食堂は二つの機関が互いに違う店を選びます
ホンデで食事する場所を公的資料で探すと面白いことが起きます。麻浦区が指定した食堂のリストとソウル観光財団が選んだリストに、同じ名前が一つもありません。
麻浦区のほうは外国語メニューと接客を基準にする観光食堂、衛生基準で見る模範飲食店と安心食堂に分かれます。財団のほうは訪問者が行きそうな店を種類別に選びます。基準が違うので結果も割れます。
区が選んだ観光食堂
中華料理店が多いです。チャンポンで知られる迎賓楼とチョマ、点心のディムチャイ、延南洞のハハと香味、燕橋がリストにあります。インド料理はサンティとシタラ、ウサブ、タイ料理ではシンプリータイがあります。
韓国料理では焼肉の高句麗とカンガンスルレ、韓定食の景福宮、韓牛のコムタンを出す合井屋が入っています。
財団が選んだほう
こちらは韓国料理の比重が高く、酒場も一緒に入っています。三거리ポチャやエヴァンス、イノシシといった名前が酒場として載り、菜食はスランチファクトリー、ハラールはデリインディアがあります。
どちらが正しいとは言いにくいです。ただ二つを並べて見ると、この狭い範囲で食べられるものの幅がはっきり見えます。韓国で何を食べるかの全体像は韓国の食べ物ガイドにあります。

14. 古い店が三つ、どれも夜まで開いています
麻浦区が長く続く店として別にまとめたリストがあります。ホンデ側は数えるほどですが、その数店がこの街の性格を見せてくれます。
ホミ画房は美術の材料を売る店です。弘益大学校が美術で知られる学校なので学生が長く出入りしてきた場所で、毎日午前9時から夜9時まで開きます。旧正月と秋夕だけ休みます。画材店が夜9時まで開く街はそうありません。
クルボッ書店は古本屋で、午前10時半から夜10時までやっています。こちらも閉める時刻が遅いです。
残る一つは先ほど出たサヌリム小劇場です。古い店のリストに劇場が入っていること自体がこの街らしいところです。
区が回るコースもあります
上水洞と合井洞、唐人里の発電所のあたりの古い店を回る徒歩コースを麻浦区が運営しています。ただしこのコースは韓国語のみで進みます。
15. 泊まる場所はホテルより人の家のほうがずっと多いです
ホンデで宿を探すとホテルよりゲストハウスと民泊が先に出てきます。印象ではなく実際にそうです。ソウル市が登録して紹介している都市民泊を地域別に見ると、ホンデがソウルでいちばん多いです。明洞や江南とは比べものになりません。
逆に同じ区域のホテルは数えるほどです。大きなチェーンが大通り沿いにいくつかあり、あとは路地の小さな宿です。
大通りのホテルは駅のすぐ前です
弘大入口駅1番出口のすぐ前にL7ホテルがあり、9番出口の方にRYSEホテルがあります。楊花路沿いにメルキュールアンバサダーとホリデイ・イン エクスプレスがあります。合井駅の方にはホテル・ザ・デザイナーズが3番出口から近いです。
空港鉄道の停まる駅の目の前という点で、到着日や帰国日の宿に選ぶ人が多いです。
民泊を選ぶときに見ること
ソウル市のリストに載った宿は登録を済ませた施設です。名前にホンデが入っていても実際の場所は延南洞や合井洞、望遠洞ということがよくあります。駅から何分かは名前ではなく地図で見てください。
そして夜に聞こえる音が場所によって大きく違います。歩きたい通りの内側は夜10時まで公演の音が聞こえ、そのあとは酒場の音が続きます。一区画外れるだけで静かです。ソウルのどの街に泊まるのが良いかはソウルの宿ガイドで比べています。
16. 買い物は百貨店が一つと市場が三つです
ホンデは商店街が広いわりに大きな商業施設は多くありません。服と化粧品の店は路地ごとにありますが、一つの建物で済ませようとすると選択肢が狭いです。
AKプラザが弘大入口駅4番出口とつながっています。毎日午前11時から夜10時まで開き、休みの日がありません。駅と直結しているので雨の日も濡れずに入れます。
合井駅の方にはメセナポリスがあります。9番と10番出口から地下で続きます。同じ場所にホームプラス合井店があり、午前10時から夜12時までで第2・第4日曜は休みです。
市場は小さく、住む人のためのものです
| 市場 | 行き方 |
|---|---|
| 西橋市場 | 弘大入口駅6番出口から少し歩いて地下へ下ります |
| 永進市場 | 望遠駅1番出口の方の路地の奥 |
| 合井市場 | 合井駅7番出口から近いです |
三つとも観光市場ではなく住んでいる人が使う市場です。見どころを期待して行くと小さく感じます。代わりに安くて静かで、夕方に総菜や果物を買って宿で食べるにはちょうどいい大きさです。市場の周りには古くからの食堂も何軒か残っていて、観光客向けの値段ではありません。
地図17. 祭りは秋に集まっています
ホンデで開かれる祭りのうちいちばん知られているのは本の祭りです。ソウル・ワウブックフェスティバルが毎年秋に開かれますが、正確な日付は毎年変わるので先に確認が要ります。駐車場通りを中心にギャラリーやブックカフェまで会場が散らばります。
音楽のほうではザンダリフェスタがあります。東橋洞一帯の公演場をまとめて行う催しです。歩きたい通りでも区が開く行事があります。
町内の祭祀も残っています
倉前洞と唐人洞に府君堂祭があり、恭愍王の祠堂でも祭祀を行います。旧暦で日を決めるので毎年新暦の日付が変わります。観光行事ではなく町の人が営む祭祀ですが、クラブの並ぶ街にこれが一緒に残っているところが面白いです。

18. 行く前に知っておくと役に立つこと
最後に現場で効くものをまとめます。
案内所が街の中にあります
麻浦観光情報センターが弘益路にあります。午前10時から夜7時まで開き、名節の前日と当日は休みます。英語と中国語と日本語で案内を受けられ、携帯の充電と情報検索用のパソコンもあります。
無料の徒歩ツアーには条件があります
麻浦区が住民のガイドと一緒に回る徒歩ツアーを運営しています。参加費は無料で二時間ほどかかります。飲み物や体験の実費だけ各自で払います。ただし条件があります。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 申し込み | 行きたい日の一週間前まで。当日の申し込みはできません |
| 人数 | 二人以上集まらないと催行しません |
| 保険 | 旅行保険は含まれません |
コースごとに進行する言語が違います。延南洞を回るコースは韓国語と英語と日本語と中国語、パン屋を回るコースは韓国語と日本語だけ、古い店を回るコースは韓国語だけです。
循環バスは今年の秋で終わります
麻浦区が走らせていた循環観光バスがこの秋を最後に運行を終えます。これに乗って街を回る計画を立てていたなら別の方法が要ります。どのみちホンデの中は歩くほうが早いです。
夜の時間割を覚えておいてください
路上の公演は夜10時に終わります。地下鉄の終電は路線ごとに違い、弘大入口駅は遅くまで人が引きません。夜遅く動く予定なら、タクシーがつかまる場所と深夜バスを先に見ておくほうが良いです。
明洞とホンデを一日で組む人も多いです。地下鉄でつながっていて性格が正反対なので、昼と夜で分けやすい組み合わせです。明洞側は明洞ガイドにまとめています。
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よくある質問
画像: Photographs via Wikimedia Commons: Ken Eckert (CC BY-SA 4.0), Adbar (CC BY-SA 3.0), RyuMinjoo (CC BY-SA 4.0), Minseong Kim (CC BY-SA 4.0), Michaela den (CC BY-SA 3.0), Brit in Seoul (CC BY-SA 4.0), U0894629 (CC BY-SA 4.0).