1月の韓国旅行ガイド:天気と服装、氷上釣り祭り・スキー・冬の味覚から入国の注意点まで

ソウルは東京よりずっと寒い月です。地域ごとの天気と服装、氷上釣り祭りやスキー、冬の味覚、入国前の確認まで、2泊3日から3泊4日の旅に必要なことをまとめました。

最終更新:2026年9月
1月の韓国、先に答えを

どれくらい寒い?一年でいちばん寒い月で、ソウルは東京よりずっと寒く、夜はほぼ毎晩水が凍ります。
何を着ていけばいい?ソウルや江原道なら厚手のダウンに帽子・手袋・マフラーと滑りにくい靴、釜山や済州島なら厚めのコート1枚で過ごせる日が多くなります。
雪は見られる?ソウルの街に雪が積もる日は限られるので、雪景色が目当てなら江原道の山あいのスキー場や、徳裕山・漢拏山など山のほうが候補になります。
1月ならではの楽しみは?凍った川での氷上釣り祭り、1月に上級コースを順に開くスキー場、いちごやブリなどの冬の味覚が1月の主な楽しみです。
混んでいる?直近の2年は韓国を訪れる外国人も日本からの旅行者も1月がいちばん少なかった一方、旧正月が1月に入る年は韓国の人の移動が増えます。
入国で気をつけることは?K-ETAの一時免除は12月31日までと発表されているので、1月に入国するなら出発前に公式サイトで最新の案内を確認してください。
凍った川の上で、数百人が氷の穴ごとに座って釣りをしている華川ヤマメ祭りの全景。奥に雪をかぶった山
華川ヤマメ祭りの氷上釣り。写真: Republic of Korea (Korea.net), CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

1. 韓国の1月はどんな月か:ひと目でわかるまとめ

ソウルから済州島まで、この記事で取り上げた地域では、どこも1月が一年でいちばん寒い月です。一方で旅行者は少なく、冬にしか開かれない祭りや、冬が旬の食べものがそろう時期でもあります。

1月の韓国を短くまとめると

  • ソウルは東京よりずっと寒く、空気もとても乾いています。
  • この記事で取り上げた都市の多くで雪の日が一年でいちばん多い月ですが、街に雪が積もったまま残る日は多くありません。
  • 直近の2年は、韓国を訪れる外国人も日本からの旅行者も、1月が一年でいちばん少ない月でした。
  • 江原道の凍った川で、氷上釣り祭りが開かれます。
  • 上級者向けや山頂付近のコースを1月に順に開くスキー場が多くあります。
  • いちごがいちばん多く出回る時期で、ブリやズワイガニなど冬の魚介も旬です。
  • 百貨店の新年セールの時期でもあります。

2泊3日・3泊4日の組み立て方

短い旅なら、ソウルに泊まって1日を郊外の冬のイベントにあてる組み方が無理のない形です。江原道の氷上釣り祭りやスキー場、南怡島は、どれもソウルから日帰りで行けます。ほかの日は市内の博物館やスケート場、市場の屋台など、天気が悪くても予定を入れ替えやすい場所を中心にすると動きやすくなります。

寒さが心配なら、釜山や済州島の南側を行き先に選ぶ方法もあります。地域ごとの気温の違いは、次の節の表で比べられます。

1月以外の月とも比べてから決めたい場合は、韓国旅行のベストシーズンに月ごとの特徴をまとめています。

ソウルの宿は地下鉄の駅の近くに

1月のソウルは、夜に外を長く歩くと体がすっかり冷えてしまいます。宿は地下鉄の駅から近いところを選ぶと、凍った道や雪の道を歩く距離を短くできます。鍾路3街や弘大入口のように複数の路線が通る駅の周辺なら、郊外へ向かうツアーの集合場所へも地下鉄で移動しやすくなります。

🏨 1月のソウルは日が短く、夜はかなり冷え込むので、凍った道を歩く距離が短くて済む地下鉄駅の近くに宿を取ると楽です。鍾路3街のように複数の路線が通る駅の周辺なら、雪の日でも移動しやすくなります。Trip.comで見る →Agodaで見る →Klookで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。

2. 地域ごとの寒さと天気

下の表は、韓国気象庁の平年値をもとに、1月の昼と夜のおおよその気温を地域ごとにまとめたものです。大邱の値は、移転前の観測地点(現在も自動観測を続けている場所)のものなので、目安です。

地域昼 / 夜(平年のおおよその気温)ひとことで言うと
ソウル・仁川昼 2°C / 夜 -5°Cひと月のほとんどの夜に水が凍る寒さ。空気が乾いていて、風が吹くと体感がぐっと下がる
江原道の山あい(平昌・大関嶺)昼 -2°C / 夜 -12°C平年でも昼の最高気温が氷点下。スキー場が集まる地域で、厳しい冷え込みの日が多い
江陵・束草(東海岸)昼 5°C / 夜 -3°Cソウルより暖かく、空気がとても乾いている
慶州昼 6°C / 夜 -5°C昼はソウルより暖かいが、夜はソウルと同じくらい冷える。雨の日が少なく、晴れる日が多い
大邱昼 6°C / 夜 -3°C雨の日が少なく、晴れる日が多い
全州昼 5°C / 夜 -4°C曇りの日が多く、雪の日はソウルより少し多い
釜山・麗水(南海岸)昼 7〜8°C / 夜 0°C前後この記事で取り上げた本土の都市でいちばん暖かく、晴れる日が多い。夜は水が凍る日も多い
済州市(島の北側)昼 9°C / 夜 4°C暖かいが、一年でいちばん日照が少ない月。雨や雪の日が多い
西帰浦(島の南側)昼 11°C / 夜 4°C北側の2倍以上日が差す。この記事で取り上げた都市のなかでいちばん穏やか
寒波注意報の目安(韓国気象庁)朝の最低 -12°C 以下が2日以上続く見込みのときなど出たら屋外で過ごす時間を短めに

東京と比べると

ソウルの1月は、東京の1月より昼も夜もずっと寒くなります。東京の真冬に着るウールのコートだけでは足りない日が多く、夜に外を歩くと、耳や指先が冷えて痛くなるほどです。12月よりもう一段冷え込み、2月に入ると少しだけゆるみます。

江原道の山あいはソウルよりさらに寒く、平昌や大関嶺のスキー場もこの地域にあります。反対に、南へ下るほど寒さはやわらぎます。

乾燥と風

この記事で取り上げた地域の多くで、1月は一年のうちで雨がいちばん少ないか、2番目に少ない月です。晴れる日が多い反面、空気がとても乾くので、肌や唇、のどが荒れやすくなります。

江陵と麗水では1月が一年でいちばん風の強い月で、済州市も12月と並んで風がいちばん強い時期です。気温がそれほど低くない日でも、風が吹くと体で感じる寒さはずっと厳しくなります。海沿いの町を歩く日は、首元までふさげる上着があると助かります。

強い冷え込みが続くと予想されると、韓国気象庁は寒波注意報を出します(基準は表のいちばん下の行)。毎日の予報は韓国気象庁の天気予報サイトで、表のもとになった平年値は韓国気象庁の気候平年値のページで確認できます。

3. 雪はどこで見られるか

ソウル、仁川、大邱、全州、釜山、済州市では、雪の降る日が一年でいちばん多いのが1月です。それでもソウルで雪が降るのはひと月に1週間ほどで、降った雪が何日も残るとは限りません。

都市で雪に出会えるか

大雪が降れば、下の写真のタプコル公園のように古宮や公園の松が白くなります。ただ、そうした日を旅行の日程に合わせて選ぶことはできません。

釜山は、雪の日が一年でいちばん多い1月でも、雪が降るのはひと月に1日ほどしかありません。済州島は、北側の済州市でもソウルと同じくらい雪の日があります。

雪景色が目当てなら山へ

雪の景色を見たいなら、行き先は山になります。人工雪も含めて冬のあいだ雪のある江原道の山あいのスキー場、ゴンドラで上がれる徳裕山、冬は上のほうが雪に覆われていることが多い漢拏山、雪山歩きで知られる太白山が候補です。行き方や予約の決まりは、スキー場と山歩きの節で紹介します。

済州島では、漢拏山の中腹を通る1100道路のあたりが、車で雪を見に行ける場所です。ただし雪や凍結で通行止めになりやすい道なので、運転するときの注意は済州島の節にまとめました。

ソウルで大雪が降ったら、雪が残っているうちに古宮や公園へ行ってみてください。雪の予報は、韓国気象庁の天気予報で数日前から確かめられます。

大雪のあとのソウル・タプコル公園。雪を厚くかぶった松と八角亭、奥にビル、曇り空
大雪が降った日のソウル・タプコル公園。写真: Mark & Emma Hambleton & Dolan, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

4. 凍った川の氷上釣り祭り

江原道では12月の終わりから1月の第2週にかけて、凍った川の上で釣りをする冬の祭りが順に始まり、氷が十分に厚ければ第2週にはほとんどの祭りが開いています。氷に小さな穴を開け、短い竿でヤマメやマスを釣る仕組みで、釣った魚は会場の焼き場で焼いて食べられます。素手で魚をつかまえるプログラムや、雪そり、氷の上を滑るそりも同じ会場にそろっています。

開幕は氷の厚さしだい

氷上釣りは、氷の厚さが20cmほどになってから行うのが安全の目安とされています。暖かい冬には、開幕が延びたり、中止になったりします。華川ヤマメ祭りでも、開幕を2度延ばして1月下旬にようやく始まった年がありました。

麟蹄(インジェ)のワカサギ祭りは、昭陽江(ソヤンガン)ダムの水位の関係で、ここ数年続けて開かれていません。そのため、この記事ではおすすめしていません。

1月の初めに行けば必ず開いている、というわけではありません。開幕日は氷の状態で変わるので、出発前に各祭りの公式サイトで開いているかどうかを確認してください。

華川ヤマメ祭り

会場は江原道華川郡を流れる華川川(ファチョンチョン)地図です。前回は1月10日から2月1日まで開かれました。1月上旬から中旬の土曜日に始まり、3週間あまり続きます。

外国人専用の氷上釣り場が別にあり、祭りの期間中は毎日9時から18時まで使えます。一度に1,300人が入れる広さで、外国人向けの休憩所、ムスリム向けの礼拝室、焼き場もあります。外国のパスポートを見せると優待料金になり、料金の一部は地域の商品券で戻ってきます。

一般の現地受付の釣り場について、公式案内には「週末は午前中に受付が締め切られることが多い」と書かれています。持ち帰れるのは1人3匹までで、生き餌、ストーブ、テントは持ち込めません。素手でヤマメをつかむプログラムでは半袖と半ズボンが配られ、冷たい水に入って3分以内につかまえます。参加できるのは14歳以上です。

ほかに、中国・ハルビンの氷祭りの彫刻家たちがつくった作品を並べた屋内の氷の彫刻広場や、夜に明かりがともる通りもあります。公式サイトには英語版と中国語(繁体字)版があります。

ソウルからは、東ソウル総合ターミナルから華川行きの市外バスで約3時間です。清涼里(チョンニャンニ)駅からITX-青春で春川(チュンチョン)まで行き(約1時間)、春川のバスターミナルで華川行きのバスに乗り継ぐ方法もあります。外国人向けのシャトルは、民間の旅行会社の予約制で運行されています。乗り換えが心配なら、往復の交通と入場、氷上釣りがセットになったソウル発の日帰りツアーを使うのがいちばん手軽です。

平昌マス祭りと洪川江コンコン祭り

平昌マス祭りは、平昌郡珍富面(チンブミョン)の五台川(オデチョン)地図で開かれ、12月の終わりから1月の最初の週に始まる年が多い祭りです。最近の回では、元日に始まる予定だった開幕を1月9日に延ばしたことがあります。五台川の氷が釣りに必要な厚さに届かなかったためで、主催者によると、開幕そのものを延期したのはこのときが初めてでした。

ソウル駅からKTXで珍富(五台山)駅まで約1時間40分です。テントの中で釣るプログラムはオンライン予約制で、外国人は電話(+82-33-336-4000)で問い合わせるよう公式サイトに案内があります(平昌マス祭り公式サイト)。

洪川江(ホンチョンガン)コンコン祭りは、前回は1月9日から25日までの開催でした。高麗人参を食べさせて育てたマスを素手でつかむプログラムがあり、外国のパスポートを見せると優待料金になります(洪川江コンコン祭り公式サイト)。

祭り場所前回の期間特徴
華川ヤマメ祭り江原道華川郡・華川川1月10日〜2月1日外国人専用の氷上釣り場、屋内の氷の彫刻広場
平昌マス祭り江原道平昌郡・五台川1月9日〜2月9日12月末に始まる年が多い。ソウル駅からKTXで行ける。テント内の釣りは予約制
洪川江コンコン祭り江原道洪川郡・洪川江1月9日〜1月25日高麗人参で育てたマスの手づかみ。外国のパスポートで優待料金
🎟️ 華川ヤマメ祭りへはソウルからバスで片道3時間ほどかかり、週末は現地受付の釣り場が午前中に締め切られることもあります。往復の交通と入場、氷上釣りをまとめたソウル発の日帰りツアーを比べて、開幕を確かめてから予約してください。Klookで見る →KKdayで見る →Trip.comで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。
氷の上に置かれた氷上釣り用の短い竿2本と緑のたも網
平昌マス祭りの氷上釣りの道具。写真: Republic of Korea (Korea.net), CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

5. 凍った川を歩く道、雪の彫刻、南怡島

江原道鉄原(チョルウォン)の漢灘江(ハンタンガン)では、冬になると、凍った川の上と、川に浮かべた浮き橋「ムルウィッキル(水の上の道)」をつないで歩くコースが開かれます。凍っている区間は氷の上を、凍っていない区間は浮き橋の上を歩きます。

鉄原・漢灘江の氷上トレッキング

コースは泰封大橋(テボンデギョ)を出発し、直湯瀑布(チクタンポッポ)、承日橋(スンイルギョ)、孤石亭(コソクチョン)地図を通って、蓴潭渓谷(スンダムケゴク)まで約8.5kmです。

氷上トレッキングの祭りは、前回は1月17日から25日までの9日間だけでした。期間が短いので、日程が合うかどうかを鉄原郡の観光案内で先に確かめてください。

大関嶺と太白山の雪祭り

大きな雪の彫刻が並ぶ大関嶺(テグァルリョン)雪花祭りと太白山(テベクサン)雪祭りは、どちらも1月の終わりから2月にかけて始まる祭りです。太白山雪祭りは、前回は1月31日から2月8日まで開かれました。大関嶺雪花祭りは、1月の終わりに始まる年も、2月中旬に開かれる年もあります。

1月の終わりに江原道へ行けば、年によってはこうした雪の彫刻を見られます。1月の前半にはまだ始まっていません。日程は毎回、大関嶺雪花祭りと太白山雪祭りの公式サイトで発表されます。

南怡島

春川の南怡島(ナミソム)地図は、ソウルから日帰りで行ける川の中の島で、ドラマ『冬のソナタ』のロケ地としても知られています。前のシーズンは12月から2月まで島全体で冬の祭りが開かれ、1月中旬からは、島に入った人なら無料で使える雪そり場が10時から17時まで開いていました。

メタセコイアの並木道が白くなるのは、雪が降ったあとだけです。雪のない日は、葉の落ちた冬の並木道になります。冬の催しの内容は南怡島の公式サイトに載っています。行き方や島での回り方は南怡島日帰りガイドで紹介しています。

🎟️ 前のシーズンの南怡島では、1月中旬から、島に入った人なら無料で使える雪そり場が開いていました。ソウル発の日帰りツアーや入場券をここで比べられます。Klookで見る →KKdayで見る →Trip.comで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。
大関嶺雪花祭りの雪でつくった大きなクマの彫刻と氷の洞窟、見物する人たち、青空
大関嶺雪花祭りの雪の彫刻。写真: Republic of Korea (Korea.net), CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

6. スキー場と1月に開く上級コース

韓国で営業しているスキー場の多くは江原道にあり、ほかに京畿道南部の昆池岩(コンジアム)とチサン、全北特別自治道の茂朱(ムジュ)、慶尚南道の梁山(ヤンサン)にもあります。

1月に順に開く上級コース

前のシーズンは、1月に入ってから上級者向けや山頂付近のコースを順に開いたスキー場が多くありました。旌善(チョンソン)のハイワンは、最後の上級コースを1月の第3週に開く計画を出していました。平昌のモナ龍平(ヨンピョン)は、1月8日から山頂のレインボーコースを順に開けています。

茂朱徳裕山リゾートでは、長さが6kmを超えるシルクロードコースが1月17日に、ソルチョン地区の上部にある最上級コースが1月31日に開きました。1月に入ってすぐ、どのスキー場もすべてのコースを開けているわけではありません。上級コースが目当てなら、1月の中旬以降のほうが選べるコースは増えます。

ソウルから近いスキー場

京畿道広州市の昆池岩リゾートは、公式案内に「江南から40分」とあります。利川市のチサン、ITX-青春で行ける春川市のエリシアン江村(カンチョン)、洪川郡のビバルディパーク地図も、ソウルから日帰りしやすい場所です。

ビバルディパークには外国人向けのシャトルバスがあり、弘大入口駅、東大門歴史文化公園駅、建大入口駅を回る便と、総合運動場駅から出る便があります。外国人専用の料金で、サービス手数料を含む有料のシャトルです。前日の16時までに取り消せば全額が返金されます。予約はビバルディパークの外国人向けシャトル予約サイトからできます。

シーズンの終わりは早めです。ソウルに近いビバルディパーク、チサン、昆池岩は、前のシーズンは3月の第1週に営業を終えています。3月下旬の春休みに滑るつもりなら、ソウル近郊のスキー場はもう閉まっていると考えておいたほうが安全です。

平昌・旌善の大きなリゾート

規模の大きなリゾートは、平昌のモナ龍平、フェニックス、アルペンシア地図と、旌善のハイワンです。平昌のこれらのリゾートは、平昌冬季オリンピックの競技会場にもなりました。ゲレンデの状況は、モナ龍平の公式サイトのように、各リゾートのサイトで確認できます。

ソウル発の外国人向け日帰りツアーには、スキー用品やウェアのレンタルを組み合わせた商品が多くあります。日本から道具を持っていかなくても滑れるので、短い旅程にも組み込みやすい方法です。スキー場ごとの特徴は韓国のスキー場ガイドで比べています。

🎟️ 1月は上級コースを順に開くスキー場が多い時期で、ソウル発の日帰りスキーツアーにはウェアや板のレンタル、初心者向けのレッスンを組み合わせた商品が多くあります。レンタルに含まれる物やレッスンの言語を予約前に確かめてください。Klookで見る →KKdayで見る →Trip.comで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。
上空から見た平昌アルペンシアのスキー場。白いゲレンデが何本も並び、リゾートの建物と遠くに雪をかぶった山
上空から見た平昌・アルペンシアのスキー場。写真: Republic of Korea (Korea.net), CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

7. 霧氷の山歩きとゴンドラ

全北特別自治道の茂朱(ムジュ)にある徳裕山(トギュサン)は、茂朱徳裕山リゾートのゴンドラで、標高1,520mの雪天峰(ソルチョンボン)地図まで上がれる山です。そこから山頂の香積峰(ヒャンジョクボン、1,614m)までは、歩いて20分ほどです。

茂朱・徳裕山のゴンドラ

徳裕山は、木の枝に白い霧氷がつく山として知られています。ただし霧氷ができるのは、気温と湿度の条件がそろった日だけです。

10月から2月までの週末と祝日は、ゴンドラが事前予約制になります。予約は乗る日の2週間前の17時から受け付けが始まり、平日は現地で乗車券を買えます。冬の平日の上りは9時から16時までで、週末の運行時間は公式サイトで確かめてください。国立公園の登山道の予約は冬にはいらず、必要なのはゴンドラの予約だけです(茂朱徳裕山リゾートのゴンドラ案内)。

済州・漢拏山

漢拏山(ハルラサン)の山頂へ向かう城板岳(ソンパナク)コースと観音寺(クァンウムサ)コースは、山頂に近い区間だけが予約制です。城板岳コースはチンダルレバッ待避所から先、観音寺コースは三角峰(サムガクボン)から先が対象になります。予約は、毎月最初の平日の9時に翌月分の受け付けが始まります。

冬(10月〜3月)は、城板岳の登山口地図、チンダルレバッ、三角峰で11時30分から山頂方向への入山が止められ、山頂からは13時30分までに下山を始めます。公式サイトのなかには12時と書かれた表もあるので、時刻は現地で確かめてください。予約なしで登れる御里牧(オリモク)と霊室(ヨンシル)のコース(ウィッセオルム方面)は、登山口が12時に閉まります。

漢拏山は、大雪注意報や大雪警報が出ると入山が全面的に止められます。冬はアイゼンと防寒装備が欠かせません。最新の規制は漢拏山国立公園の公式サイトで確認してください。

太白山と雪岳山

江原道の太白山は、冬の入山時間が4時から15時までです。前の節で紹介した雪祭りの時期に合わせて登る計画も立てられます。

束草(ソクチョ)の雪岳山(ソラクサン)では、1月は山火事予防のための登山道の規制がありません。秋の規制は12月中旬に終わり、春の規制は3月に始まります。冬は入山できる時間が決まっていて、五色(オセク)から大青峰(テチョンボン)へ向かう道は4時から11時までです。各国立公園の入山時間は韓国国立公園公団のページにまとまっています。コースの選び方は雪岳山ガイドをご覧ください。

徳裕山の白い霧氷がついた木と木の手すり、奥に雪をかぶった稜線と青空
徳裕山の霧氷。写真: Jung-Ho Um, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

8. 元日と初日の出

韓国では1月1日(新正月)が祝日で、1月1日が金曜日か月曜日の年は、週末とつながって3連休になります。韓国で大きな祝日として祝われるのは旧暦の正月(ソルラル)のほうなので、新正月の街は比較的落ち着いています。

初日の出の催し

12月31日の夜から1月1日の朝にかけて、海沿いの町で初日の出を迎える催しが開かれます。浦項(ポハン)の虎尾串(ホミゴッ)日の出広場地図の「韓民族日の出祝典」では、海の中に立つ大きな手の彫刻「相生の手」の近くで、前回は12月31日の夜に公演とメディアファサード、1月1日の明け方にも公演が行われました。

蔚山(ウルサン)の艮絶串(カンジョルゴッ)地図では、前回は1月1日の5時ごろからドローンショーや花火があり、トックッ(韓国の雑煮)がふるまわれました。済州島の城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)で開かれる「城山日出祭り」では、1月1日の明け方の登山が事前申し込みの先着順です。前回は500人の枠で、申し込みは12月下旬に受け付けられました(城山日出祭り公式サイト)。

江陵(カンヌン)の鏡浦(キョンポ)と正東津(チョンドンジン)で江陵市が開く公式行事は、12月31日の夜の年越しカウントダウンと花火で、日の出の時間のプログラムはありません。それでも1月1日の朝は、日の出を見に来る人でとても混み合います。釜山の海雲台(ヘウンデ)では、前回は公式の初日の出行事がなく、12月31日のカウントダウンは広安里(クァンアンリ)で開かれました。

初日の出の催しは、年によって中止になることがあります。国の服喪期間に虎尾串、艮絶串、城山の催しがそろって取りやめになった年や、強風や高波で中止された年もありました。出かける前に、各自治体の発表を確かめてください。

日の出と日の入りの時刻

韓国天文研究院の発表では、1月1日の日の出はおおよそ下の表のとおりです。海抜0mでの時刻で、年によって1分前後ずれます(韓国天文研究院の発表資料)。

場所1月1日の日の出
艮絶串(蔚山)7時31分
虎尾串(浦項)・海雲台(釜山)7時32分
城山日出峰(済州島)7時36分
正東津(江陵)7時39分
ソウル7時47分

日本と韓国に時差はありませんが、ソウルは東京よりかなり西にあるので、日の出も日の入りも東京より遅くなります。ソウルでは1月12日ごろまで、日の出が一年でいちばん遅い7時47分ごろです。日の入りは1月1日が17時24分、1月31日が17時54分で、ひと月で30分遅くなり、昼の長さは40分ほど延びます。日付ごとの時刻は韓国天文研究院の日の出・日の入り検索で調べられます。

日の出前のオレンジ色の空の下に見える城山日出峰のシルエットと静かな海
日の出前の城山日出峰。写真: Sukkim1996, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

9. ソウル市内で過ごす1月

ソウルの冬の光の催しは、前のシーズンは1月の最初の週に終わるもの、中旬まで続くもの、月末まで見られるものに分かれていました。光化門広場の「ソウルライト光化門」は、1月4日までの開催でした。

終わる時期がそれぞれ違う光の催し

清渓川(チョンゲチョン)に灯籠が並ぶ「ソウル・ランタンフェスティバル(ソウルピッチョロン祭り)」は、牛耳川(ウイチョン)の会場と清渓川の五間水橋(オガンスギョ)側の区間が1月4日に終わり、清渓広場から三一橋(サミルギョ)までの約1.1kmは1月18日まで延長されました。点灯は夕方6時からです(ソウル市の祭りポータル)。

明洞にある新世界(シンセゲ)百貨店本店地図では、外壁に映像を映すメディアファサードが、11月初めから1月31日まで毎日17時から24時まで流れていました。建物の外から見るものなので無料です(韓国観光公社の案内)。

ロッテワールドタワーのクリスマスマーケットは1月4日で終わり、光化門のマーケットと東大門デザインプラザ(DDP)の「ソウルライトDDP」は12月31日に終了していました。光の催しがいちばん多く残っているのは1月の最初の週で、中旬以降も清渓川の一部の区間や明洞の外壁の映像は見られました。

ソウル広場のスケート場

市庁前のソウル広場地図には冬のあいだ屋外スケート場ができます。前のシーズンは12月19日から2月8日まで営業し、1月いっぱい滑れました。料金は1時間1,000ウォンで、スケート靴とヘルメットの貸し出しも含まれていました。営業は10時から21時30分まで、土曜と祝日は23時まででした(ソウル広場の案内)。

寒い日に過ごせる屋内の場所

蚕室(チャムシル)のロッテワールド・アドベンチャーは大部分が屋内のテーマパークで、前のシーズンは3月初めまで続いた冬の催しの期間中、屋内でパレードが行われました。寒い日や雪の日に予定を差し替える先として使えます(ロッテワールドガイド)。龍仁(ヨンイン)のエバーランドでは、前のシーズンは1月にそり場の全コースが開き、2月まで営業していました(エバーランドガイド)。

国立中央博物館は、常設展が現在は無料で、水曜と土曜は21時まで開いています。1月1日は休館日です(国立中央博物館の利用案内)。展示の見どころは国立中央博物館ガイドで紹介しています。

スターフィールドCOEXモールのピョルマダン図書館は、10時30分から22時まで無料で入れます。体を温めたいなら、韓国式のサウナ「チムジルバン」も選べます。ほかの候補はソウルの屋内観光ガイドにまとめました。

ソウル広場のスケート場で滑る人たち、奥に旧ソウル市庁舎(ソウル図書館)の建物
ソウル広場のスケート場と旧ソウル市庁舎。写真: Republic of Korea (Korea.net), CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

10. 釜山・南海岸と慶州の1月

釜山の海雲台海水浴場とクナムロ通りでは、前回は1月18日まで「海雲台光の祭り」が開かれ、18時から23時まで無料で見られました。

釜山の冬の夜

南浦洞(ナンポドン)に近い光復路(クァンボンノ)地図一帯の「光復路冬の光ツリー祭り」は、前回は2月下旬まで続き、17時30分から22時まで無料で明かりがともりました(釜山市の観光サイト「VISIT BUSAN」)。ソウルの光の催しの多くが終わったあとの1月後半でも見られた催しです。

広安里(クァンアンリ)の海では、冬(10月〜2月)は毎週土曜の19時と21時にドローンショーが行われます。1月1日の特別公演はありません。

海雲台や広安里では、冬の海に飛び込む「北極熊祭り」も開かれます。ただし開催月は12月、1月、2月と年によって変わるので、旅行に合わせたいなら日程を確認してください。

慶州の東宮と月池

慶州(キョンジュ)の東宮と月池(トングンとウォルチ)地図は、冬も9時から22時まで開いています(チケット販売は21時30分まで)。冬は日が早く沈むので、明かりのついた池を夕方の早い時間から見られます。慶州の回り方は慶州ガイドで紹介しています。

南の地域を選ぶときに

釜山は、1月が一年のなかでも特に乾燥した時期で、雨で予定が崩れることはあまりありません。ただ、海沿いは風が冷たいので、防寒着は欠かせません。釜山の1月をもっと詳しく知りたい場合は、1月の釜山の記事にまとめています。

11. 済州島の1月

地域ごとの寒さの表で見たとおり、済州島の北側にある済州市は1月の日照が少なく、南側の西帰浦(ソギポ)のほうが晴れ間の多い地域です。

宿は島の南側に

宿を南側の西帰浦に取ると、日の光を浴びられる時間が長くなります。晴れた景色を目当てにするなら、南側を中心に回るのが向いています。島の中の移動はレンタカーが便利です(済州島のレンタカーガイド)。

椿とスイセン

南元邑(ナムォンウプ)の椿フォレスト(トンベクフォレスト)地図は、公式の観光案内で見ごろを「12月末から1月」としています(済州観光公社のVISIT JEJU)。安徳面(アンドンミョン)のカメリアヒルは、11月から2月は8時30分から18時まで開いていて、入場は17時までです。

翰林(ハルリム)の翰林公園地図は、公式案内で「1月はスイセン、2月は梅」としています。梅の花を見たいなら、2月の旅行のほうが合っています。

ハルラボンとみかん狩り

ハルラボンはデコポンと同じ系統の柑橘で、1月は旧正月に向けた出荷が盛んな時期です(済州道農業技術院)。済州島の市場だけでなく、島の外の市場やコンビニにも並びます。

みかん狩りの体験は、農園によって10月ごろから1月ごろまで受け付けていますが、露地みかんの収穫は1月中旬にはほぼ終わります。1月の初めまで受け付けている農園はありますが、1月下旬には終わっているところが多いので、行く前に農園に確認してください。

雪の道と飛行機

漢拏山の1100高地を通る1100道路は、雪や凍結でたびたび通行止めになったり、チェーンが必要になったりします。道路ごとの規制は、済州警察庁の交通規制情報にリアルタイムで出ています。漢拏山の登山規制は、山歩きの節で紹介しました。

1月には、大雪や強風で済州空港の便がまとめて欠航したことが何度もあります。空港が2日間止まった年もありました。帰りの日には余裕を持たせ、出発前に航空気象庁の運航影響情報を確認してください。

島全体の見どころは済州旅行ガイドにまとめています。

🎟️ 1月の済州島は北側の済州市が曇りや風の日が多く、南側の西帰浦のほうが晴れ間が多くなります。椿の名所や島の南側を回るツアーや入場券を選ぶと、天気に合わせた予定を組みやすくなります。Klookで見る →KKdayで見る →Trip.comで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。
木に鈴なりになったハルラボン。へたのまわりが丸く盛り上がっている
木になったハルラボン。写真: Matt Kieffer, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

12. 韓国で1月に食べたい冬の味覚

1月の韓国では、冬の海でとれる魚介と、ビニールハウスで育ったいちごが多く出回ります。

ブリ

韓国の海洋水産部は、ブリを「寒くなるほど身が太って脂がのり、冬にいちばんおいしく食べられる魚」と紹介しています(海洋水産部の1月の水産物の発表)。別の発表では、12月から1月がいちばんおいしい時期としています(海洋水産部の12月の水産物の発表)。韓国ではブリを厚めに切った刺身で食べることが多く、刺身店や水産市場で注文できます。ブリの祭りは11月に開かれるので、1月は祭りの時期から外れています。

ズワイガニ(テゲ)

ズワイガニは韓国では「テゲ」と呼ばれます。漁ができるのは12月から5月までで(禁漁期は6月1日から11月30日)、1月はその漁期のうちに入ります。盈徳(ヨンドク)の江口港(カングハン)や、蔚珍(ウルチン)の厚浦港(フポハン)が産地として知られています。カニの祭りは2月末から3月にかけて開かれるため、1月に行くなら港の食堂で味わうことになります。

クァメギ

クァメギは、サンマ(またはニシン)を冬の海風に当て、凍らせては溶かしながら干したものです。浦項(ポハン)の九龍浦(クリョンポ)港地図のあたりで、韓国のクァメギの大部分がつくられています。海苔やワカメ、ワケギ、ニンニク、青唐辛子と一緒に包んで食べます。独特の生臭さがあるので、好き嫌いがはっきり分かれる料理です。

牡蠣とメセンイ

統営(トンヨン)や巨済(コジェ)の牡蠣は、冬が旬です。牡蠣入りのクッパ(クルクッパ)や、牡蠣のチヂミ(クルジョン)でも食べられます。

メセンイはとても細い海藻で、牡蠣と一緒に煮込んだ「メセンイクルクッ」は韓国の冬の汁物です。海洋水産部は、1月の水産物としてメセンイを何度も選んでいます。

ハイガイ(コマク)

ハイガイは韓国で「コマク」と呼ばれ、宝城(ポソン)の筏橋(ポルギョ)が産地として有名です。海洋水産部は、寒い冬が旬の貝として紹介しています。筏橋のコマク祭りは11月に開かれます。

いちご

韓国の冬のいちごはビニールハウスで育てられ、1月上旬から2月下旬がいちばん多く出荷される時期です(農村振興庁の栽培情報)。市場やコンビニ、カフェにいちごがたくさん並びます。

ソウルのホテルでは冬になると、いちごのデザートビュッフェやアフタヌーンティーが開かれます。期間はホテルによって違い、1月初めから3月末ごろまで、遅いところは4月まで続きます。いちご狩りは農園ごとに受け付けの時期が違うので、予約の前に確認してください。いちごの祭りとして知られる論山(ノンサン)の祭りは3月です。

屋台の冬のおやつ

冬の街角には、温かいおやつの屋台が出ます。たい焼きとよく似たプンオッパン(中身はあんこやカスタード)、黒砂糖の蜜が入ったホットク、焼き芋、串に刺したおでん(オムク)と紙コップのスープ、パンの上に卵を丸ごとのせて焼いたケランパン、焼き栗などです。ホットクの中の蜜はとても熱いので、かじるときは気をつけてください。

ほかの韓国料理は韓国で何を食べるかのガイドで紹介しています。

食堂のテーブルに置かれた、厚めに切ったブリの刺身ひと皿
厚めに切ったブリの刺身。写真: Choi2451, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
透明なパックに入った赤いいちごがいくつも並んでいる様子
パックに入った韓国のいちご。写真: bryan…, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons

13. 旅行者が少ない月と新年のセール

韓国観光公社の統計では、直近の2年とも、韓国を訪れた外国人が12か月のなかでいちばん少なかったのが1月でした。日本からの旅行者も、2年続けて1月が一年でいちばん少ない月でした(韓国観光データラボ)。

旅行者が少ない月に行くなら

この統計は月ごとの数字なので、1月のなかのどの週が混むかまではわかりません。ホテルや航空券の料金も、1月だから安いとは限らないので、日付ごとに比べるのが確実です。

韓国の人の移動が増える日

1月1日が金曜日か月曜日で3連休になる年は、国内の人出が増えます。旧暦の正月(ソルラル)は1月下旬から2月中旬のあいだで年ごとに変わり、数年に一度は1月下旬に入ります。その年は旧正月の連休と重なり、帰省の交通が混み合い、休む店や食堂も多くなります。旅行の日程を決める前に、韓国のカレンダーで旧正月の日付を確かめてください。

氷上釣り祭りも、週末には人が集まります。受付の締め切りについては、氷上釣りの節を参考にしてください。

新年セールとコリアグランドセール

前回は、大手百貨店の新年セールが新年最初の営業日の1月2日に始まり、店によって10日から半月あまり続きました。

「コリアグランドセール」は、外国人旅行者向けの冬の割引イベントです。航空、交通、宿泊、買い物、体験の割引があり、案内所のウェルカムセンターも設けられます。前回は12月中旬から2月下旬まで、その前の回は1月中旬から2月末まででした。日程は回ごとに変わり、コリアグランドセール公式サイトで発表されます。

新年セールを狙うなら、1月の前半の日程が合わせやすくなります。コリアグランドセールの割引を使いたいなら、その回の期間を公式サイトで確かめてから旅行の日程を決めると確実です。

14. 移動と入国で1月に気をつけること

日本はK-ETA(電子渡航認証)の一時免除の対象国です。ただし免除は12月31日までと発表されていて、翌年の分は別に発表されます。これまでの延長は、12月に発表されてきました。

K-ETAと電子入国申告

1月に入国するなら、出発前にK-ETA公式サイトで最新の案内を確認してください。17歳以下と65歳以上はK-ETAが必要ありません。免除の対象国の人も、希望すれば申請できます。手続きはK-ETAガイドで説明しています。

入国申告書は、到着の3日前から「電子入国申告(e-Arrival card)」で出せます。手数料はかかりません。有効なK-ETAを持っている人は出す必要がなく、紙の入国申告書もまだ使えます(電子入国申告の案内)。

島へ渡る船

海洋水産部によると、冬は風浪注意報や警報が一年でいちばん多く出る季節で、島へ渡る船がよく止まります。翌日の運航予報は、韓国海洋交通安全公団が毎日昼に発表しています(韓国海洋交通安全公団の運航情報)。

雪道と微細粉塵

雪や凍結があるので、レンタカーで済州島の1100道路を走る日は、通行止めに気をつけてください。車を借りないなら、公共交通で動くほうが楽です(韓国の交通ガイド)。

12月から3月は、韓国で「微細粉塵季節管理制」が毎年行われる期間です。PM2.5などの予報は、英語版のあるAirKorea(エアコリア)のウェブサイトで確かめられます。この期間の車の運行制限は、車を借りない旅行者には関係ありません。

15. 寒さ対策の服装と持ち物

ソウル・江原道の服装

ソウルや江原道へ行くなら、厚手のダウンコート、帽子、手袋、マフラーをそろえてください。靴は足元が冷えにくく、底に滑り止めがついたものを選ぶと安心です。雪が降ったあとの歩道は、凍って滑りやすくなります。氷上釣りやスキーをする日は、防水のズボンと厚手の靴下も用意しておきましょう。

中には薄手の服を何枚か重ねて着るのがおすすめです。地下鉄や建物、食堂の中は暖房がよく効いていて、床暖房(オンドル)の店もあります。厚いセーターを1枚着るより、脱ぎ着しやすい服を重ねたほうが、屋内と屋外の温度差に合わせやすくなります。

釜山・済州島の服装

釜山や済州島は、厚めのコート1枚で過ごせる日が多いものの、海からの風が冷たく感じられます。済州島の北側に泊まるなら、雨と風に備えて、フード付きの上着や折りたたみ傘があると便利です。

あると助かる小物

カイロは韓国のコンビニでも買えます。空気がとても乾いているので、リップクリームと保湿クリームは多めに持っていきましょう。スマートフォンの電池は寒さで早く減るため、モバイルバッテリーもあると心強いです。

1月は日が短いので、屋外の観光は昼の明るいうちに済ませ、暗くなってからは光の催しや屋内の予定にあてると、寒いなかで長く待つ時間を減らせます。

通信の準備

寒いなかで道に迷うと体が冷えてしまうので、NAVERマップやカカオマップなどの地図アプリと翻訳アプリは、いつでも使える状態にしておきたいところです。データ通信の準備は韓国のeSIMガイドで比べられます。

📶 寒い屋外でNAVERマップやカカオマップを何度も開き、食堂では翻訳アプリでメニューを読むと、データ通信を使う場面が多くなります。旅の日数に合ったデータ量のeSIMを出発前に入れておくと安心です。Yesimで見る →Airaloで見る →Sailyで見る →アフィリエイトリンクです。追加費用なしで手数料を得る場合があります。

16. 韓国旅行に1月を選ぶかどうか

凍った川での氷上釣りや雪の景色を楽しみたい人、上級コースまでスキーを滑りたい人には、1月が合っています。

1月が向いている人

ブリやズワイガニ、いちごなど冬の味覚を目当てにする人、旅行者の少ない時期に行きたい人、新年のセールで買い物をしたい人にも1月は向いています。東海岸の江陵・束草や釜山、慶州のように晴れて乾いた日が多い地域を選べば、寒くても天気で予定が崩れることは少なくなります。

別の月のほうがいい人

光の祭りやクリスマスの雰囲気を楽しみたいなら、12月のほうが向いています(12月の韓国)。大きな雪の彫刻の祭りや梅の花が目当てなら2月、桜を見たいなら春です。

寒さがとにかく苦手な人は、韓国旅行のベストシーズンでほかの季節も比べてみてください。済州島で晴れた日を過ごしたい人にとっても、北側が曇りやすい1月は向いていない時期です。

1月のなかで時期を選ぶなら

時期この時期にあること
最初の週ソウルの光の催しがいちばん多く残っている時期。元日の祝日(金曜日か月曜日なら3連休)、新年セールの時期(前回は1月2日から)
第2週ごろ12月末から順に始まった氷上釣り祭りがほぼ出そろう。上級コースを次々に開くスキー場が多い
下旬雪の彫刻の祭りが始まる年がある。旧正月が1月に入る年は連休と重なる

イルミネーションと新年の雰囲気を見たいなら最初の週、氷上釣りと雪山を楽しむなら第2週以降が選びやすい時期です。下旬に行く場合は、旧正月の日付を先に確かめておくと、店の休みや交通の混雑に慌てずに済みます。

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よくある質問

Q. 1月の韓国の天気はどうですか?
この記事で取り上げた地域はどこも1月が一年でいちばん寒く、ソウルは東京よりずっと寒くなります。空気はとても乾いていて、多くの地域で晴れる日が多い月ですが、済州市は曇りがちです。南の釜山や済州島の南側は、ソウルより暖かめです。
Q. 1月のソウルで雪は降りますか?
1月はソウルで雪の日が一年でいちばん多い月ですが、それでも雪が降るのはひと月に1週間ほどです。降った雪が何日も残るとは限らないので、雪景色が目当てなら山のほうへ行く計画を立ててください。
Q. 1月の韓国旅行はどんな服装がいいですか?
ソウルや江原道なら、厚手のダウンコート、帽子、手袋、マフラー、滑り止めのある靴をそろえてください。中は薄手の服を重ね、暖房の効いた屋内で脱げるようにしておくと快適です。釜山や済州島は厚めのコート1枚で過ごせる日が多いものの、海風への備えは必要です。
Q. 氷上釣り祭りはいつ開かれますか?外国人も参加できますか?
江原道の氷上釣り祭りは12月の終わりから1月の第2週にかけて順に始まり、第2週にはほとんどが開いています。華川ヤマメ祭りには外国人専用の釣り場があり、外国のパスポートを見せると優待料金になります。氷が薄いと開幕が延びるので、出発前に公式サイトで確認してください。
Q. 1月はスキーに向いていますか?
1月は上級者向けや山頂付近のコースを順に開くスキー場が多いので、上級コースまで滑りたい人に合っています。ソウルに近いスキー場は、前のシーズンは3月の第1週に営業を終えているので、滑るなら1月から2月が確実です。
Q. 1月の済州島は暖かいですか?
ソウルよりずっと暖かいものの、北側の済州市は曇りや雨、雪の日が多く、風も強い月です。南側の西帰浦のほうが日が差すので、宿を南側に取ると晴れ間を楽しみやすくなります。
Q. 1月の韓国は混みますか?
韓国を訪れる外国人は直近の2年とも1月がいちばん少なく、日本からの旅行者も同じでした。ただし元日が3連休になる年や、旧正月が1月に入る年の連休、氷上釣り祭りの週末は韓国の人の移動が増えます。
Q. 旧正月(ソルラル)は1月にかかりますか?
旧正月は1月下旬から2月中旬のあいだで年ごとに変わり、1月下旬に入る年は数年に一度です。その年は帰省の交通が混み、休む店や食堂が増えるので、旅行前にカレンダーで確認してください。
Q. 日本から行くときK-ETAは必要ですか?
日本はK-ETAの一時免除の対象ですが、免除は12月31日までと発表されていて、翌年の分は別に発表されます。1月に入国するなら、出発前にK-ETA公式サイトで最新の案内を確認してください。
Q. 1月に食べたい旬のものは何ですか?
ブリの刺身、ズワイガニ(テゲ)、クァメギ、牡蠣とメセンイの汁物が冬の旬で、いちごもいちばん多く出回る時期です。街の屋台では、プンオッパンやホットク、焼き芋なども楽しめます。
Q. 1月の初めと終わりでは、どちらがいいですか?
ソウルの光の催しがいちばん多く残っているのは最初の週で、新年セールの時期とも重なります。氷上釣りやスキーの上級コースが目当てなら、第2週以降が向いています。下旬は雪の彫刻の祭りが始まる年がありますが、旧正月と重なる年もあるので日付を確かめてください。

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画像: Photographs via Wikimedia Commons: Republic of Korea / Korea.net (CC BY-SA 2.0), Mark & Emma Hambleton & Dolan (CC BY-SA 2.0), Jung-Ho Um (CC BY-SA 3.0), Sukkim1996 (CC BY-SA 4.0), Matt Kieffer (CC BY-SA 2.0), Choi2451 (CC BY-SA 4.0), bryan… (CC BY-SA 2.0).